記事No |
: 1329 |
タイトル |
: Re: リードバルブの材質について考える |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 13:56:00 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
縦型にめろんちょのひでおやーじさん、おはようございますです。
リードバルブですか〜。某教科書本によりますと確かに、「高回転時は固めが良い」とありますね。 しかしコレ、あまりに硬すぎてもよろしくないと私は思います。
某教科書本にも書いてありますが、高回転時のリードバルブの動きは「開閉」を繰り返して いるのでは無く、ビラビラと波打っていたり振動していたりで完全に閉じ切っていない事の方が多いと思うんですよ。
そうなると、そこそこの高回転数だと、リードバルブの開閉による混合気のON/OFF(?)が ある程度上手く言って、エンジンが要求している以上の混合気を送り込まない為、レスポンス& 回転上昇の速さに繋がります。 (メリハリのある吸気効率、という事ですね)
しかし…12000回転位になってくると、もうリードバルブは「弁」としての意味を成していない ハズですので、あまりに硬い材質のバルブですと逆に
「開閉している動きそのものが、超高速の吸気の邪魔をしている」
のでは無いかと私は考えているんですよ。 (カーボンリードだと剛性がありすぎて「閉まろうとする力」も大きいのでは?)
実際、私は基本的にグラスファイバーのリードバルブを好みます。 GFRPですと弾性がかなりありますので、高回転域でも回転が頭打ちになる事が少ないので。 (常用回転が10000回転以上ならカーボンはおすすめ出来ませんね)
私、ピストンリードのFS-JOGで、CR80のリードバルブ(ブロック)&カーボンリードで セッティングしていた事もありますが、硬すぎるカーボンリードですと回転上昇は速いものの、 高回転の伸びはありませんし、いつものNSR用に比べて絶対的に入り口が大きいはずなのに トルクUPにも繋がりませんでした。 (もちろん、ピストンリードという方式も原因の一つだと思われますが)
ちなみにステンや鉄は、弾性はそこそこあるもののGFRPにはかなわないですね。 しかも、閉まった時の勢いが強すぎるからだと思いますが、リードブロック側のヘタリがかなり 早くなってしまうといった最大のデメリットがあります。 必要以上に材質が硬く重いせいですね。
剛性自体もあまり高くは無いでしょう。 私、2回ほど鉄リードバルブが砕けているのを見た事がありますし。
しかしひでおやじさんのご友人の「竹」というのは初めて聞きましたね〜。 「リードケースにつけて、吹いてみて一番良い音」というのは納得出来ます。 きちんとリズミカルに開閉する弾性がある、と言う事ですよね。 しかし…「開閉がある程度スムーズに繰り返されている」以上の回転域では…どうなんでしょうね(汗
この辺りは材質の「固有振動数」に関係してくると思いますが…識者の方教えて下さい(泣
長くなりましたが、個人的にはやはりGFRPが無難で良いと思います。 …密かに「ボイセンリード」良いですよ。
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