記事No |
: 1351 |
タイトル |
: Re: Reう〜ん |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 19:43:30 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
山田さん&皆様こんばんはです。 遅レスの管理人でございます(汗
さてさて…写真拝見しましたが…ご愁傷様です(泣 写真の具合から察するに、どうやらオイル不足による焼き付きっぽいですね。 特に排気側がギタギタになってますので。
混合気自体のセッティングが薄めで焼き付いた場合、普通は吸気側(シリンダー後面)が かなり傷が入るはずなんです。 ピストン吸気側は、混合気自体が直撃して冷えるといった側面があるからなんですよ。 (極端に薄い場合はピストンやヘッドの方が先に逝かれますが)
対して排気側ですが、排気側は混合気の直撃による冷却はあまり望めませんので、基本的に オイル廻りでの冷却効果が大事になって来る物なんです。
そして
1、実はノーマルマフラーのまま乗っていても同じ頃に抱きついたのか 2、同じような最高回転数でも、やはり混合比は濃くするべきだったのか、またその理由は? 3、実は無印チャンバーが変? 4、止まってすぐからキックは普通に下りました。山ほどキックしたのになんであんなに カサカサなのでしょうか。あのような状態だと圧縮が無くなってガスを吸わないのでしょうか 5、内心は何らかの理由でガソリンが上手く供給されず、薄い状態になって焼きついたのかなー?
の各項目ですが、これは皆さんがおっしゃっている通りだと思いますよ。
4、に関しては、私も謎なのですが山田さんのおっしやる通りだと思っています。
ただ、5、の症状は無いと思います。 ガスが供給されない場合、焼き付くより先にエンジンが止まりますね。 そこまで回せないと思いますよ。
最後に…68ccチャンバー付きでWR19.5&位ですと、混合比70:1は薄すぎますよ(汗 これでは焼きつく可能性は大きいです… キャブのセッティング以前に、必要最低限のオイルによる潤滑&冷却効果が足りていませんね。
以前私が書いた混合比の目安ですが、あの「チャンバー付き」というのはあくまで50ccノーマルポート等の エンジンでのお話であって、ボアアップですとまた話が違ってきますね。 ですので40:1位が無難だと思いますよ。 (空冷エンジンではどうしてもボアアップの熱量を冷やしきれない部分が大きいので)
プラグについても、7番では物理的に「プラグ」が冷えないですよ。 番手が低いという事は、プラグ本体の「ガイシ部分」の体積が小さいという事ですので、 いくら燃焼温度をコントロールしても、プラグ本体の冷却効率が悪くては燃焼室温度の 増大に繋がります。 私的には、68ccですと最低9番を使用するべきだと思います。 (今回はピストントップにダメージは無かったみたいですが…)
ボアアップという物は、元から回らない&安全に設計されている2種エンジンとは違い、予想以上に すごい負荷&熱を持つ物なんです。 …そして排気ポートが21mm(?)だと結構な高回転型ですので、それも影響は大きかったと思われます。 (常用回転数&パワーバンド内での負荷がケタ違いだと思いますよ)
…結論としましては、オイル管理だと私は思いますです。 長文失礼しました。
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