記事No |
: 1606 |
タイトル |
: Re: ベルトの滑り?半クラ? |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 01:19:40 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
おやじ36号さん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」です。 この様な僻地にいらっしゃって下さり嬉しいですよ。
さて、ご質問の件ですが、症状から憶測しますとどうやらおっしゃる通りの「半クラッチ」状態に 問題があるかと思われます。
WRやクラッチスプリング等を拝見した所、ノーマル管ながらなかなかの高回転型エンジンに 仕上がっていますね。 ・・・個人的にツボに来る所が満載ですよ(笑
では本題ですが、クラッチミート(正確にはクラッチイン)後に少々回転が下がるのは、どんなエンジンでもある程度は 起こりえる可能性があると思います。
半クラッチの状態が続く原因としまして、
・クラッチシューの当たり面積が広すぎる ・クラッチシューが軽すぎる ・クラッチスプリングの伸び切るのが遅過ぎる
等が上げられますね。 (基本的なメンテ不足等による原因は割愛します)
ライブクラッチ&リード125スプリングですと、「重めのクラッチシューをスプリングで抑えている」 傾向かと思われます。 クラッチスプリングが勝っている、と言う事ですね。
この様な場合、半クラッチ状態の時にはシュー自体がアウターに密着するまでにかなりの タイムラグが起きる=クラッチインからミートまでが時間がかかる、といった状況になります。 クラッチシューが軽い場合より、クラッチスプリングの硬さでミート回転を高めている場合には 良くある症状だと思われますね。 (上記の通り、スプリングの伸び幅が限界近くになるとなかなか伸び切らない物ですので)
ですのでシューを軽く、スプリングを弱くする方向性で試されてはいかがでしょうか。
そしてもう一つ、クラッチシューの面積を減らしてみるのも良いかもしれません。 こちらはケースバイケースですが、シュー面積が狭い方が「一瞬の圧着力」には優れる 傾向にあります。 アウター側にかかる力が分散しませんので。 自然と半クラッチ時間が短くなる場合もあります。 (エンジンの回転上昇が鈍い場合ですと、クラッチミートまでの回転数を一瞬で稼げず、逆効果の場合もありますが)
いきなりの長文失礼しました。 不明瞭なところがありましたらご指摘下さいね。
では失礼します。 管理人でした。
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