こんにちはぁ
「グリスが抜ける」って表現はマズかったかな?飛散するんですよ。 長期使用したBRGのシールを剥ぎ取って中の状態を観察すると分かりますが 玉付着していたグリスが「BRG内で」飛び散り、油膜切れを起こしている場合があります。 シール部から流れてしまうってのもあります。あと、純粋にグリスの劣化など・・・
鋼板シールなので、隙間からグリスを詰め込んでやれば少量は中に入ります。 BRGケースはメクラになっているので軸を突っ込む所(内輪)部分から 指で圧入してやる感じ? 黒い鉄粉の場合、ギヤの歯面を疑ってください。 逆にキラキラしたものがある場合、BRGの玉のメッキが剥離してる可能性大です。
また、ギヤの歯面が荒れても異音・振動はありますよ。
今回は、ケースをパーツクリーナーで脱脂したとのことなので、 グリスが流れ出た可能性が高いと思います。 あそこってついパーツクリーナーでやりたくなる箇所ですが、 ウエスでふき取る程度で我慢しておいた方が無難です。 おつりが顔や服にかかるし^^;
BRGって、そんなに高くないんでバイク屋さんで新品購入→ケース持ち込み →お願いしまくって交換してもらう。ってのはどうですか? ちなみに、NTNのカタログには掲載されてません・・・
余談ですが、CRC556などの潤滑スプレーなどもグリスが流れ出てしまうので 注意してください。 対象物とグリスの隙間に入って油膜を形成→潤滑剤の油膜の上を滑ってグリス流出 →潤滑剤はすぐ乾く→油膜切れによるトラブルってな図式です。
PS リーダーがおっしゃってるのは、クランクシャフト部オイルシールの潤滑の話です。 プーリー側は比較的簡単にたどり着きます。反対側はローター外さないとだめですが^^; オイルシール専用でシリコングリス・・・シンエツ製品いっときましょう。 1缶8000円。おそらく孫の代までかかっても使い切れませんが(爆)
そいではぁ
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