記事No |
: 220 |
タイトル |
: Re: ギヤまわりのベアリングについて |
投稿日 |
: 2024/05/15(Wed) 17:51:11 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
山田さん、こんばんは。
ギヤ廻りのベアリングですか。これは少々やっかいかもしれませんね。 まずギヤは問題なくバラせると思いますよ。
しかし、ドリブンの軸(正式名称忘れました)は、99%の確立でベアリングがくっついて来ます。 これはギヤBOXカバーを炙るのではなく、カバー全体を暖めてもダメな場合が多いですね。 ベアリングに軸が圧入されてますので。 一度ベアリングごと暖めて引き抜き、再度ベアリングのみを炙るのがよろしいかと思われます。
それでもダメな場合は…ビールケース、木の板等を駆使して無理矢理抜くしか無いですね(汗
そしてケース側のベアリングは、ケース本体を熱してやればスポっと抜ける場合もあります。 これはエンジン搭載状態では少し難しいですね。 (必殺バイク横倒しの技もありますが) 3WFのケース側ベアリングの固定状態がちと思い出せないのですが、ベアリングの裏側に クリアランスがあれば、適当な釣り針形の治具を用意して引き抜けるかもしれませんね。
リヤアクスルのベアリングは、大きいので現物合わせでなんとかなりますかね(汗
そしてベアリングが抜けてしまえば入れるのは簡単ですね。 熱膨張を利用しましょう。 ケース炙り&ベアリング冷凍です(笑
オイルシールも同様ですね。 こちらは冷凍すれば手でも入りますよ。
…私はとにかく「叩いて外す&入れる」のが嫌いなので、やむを得ない場合を除けば 冷凍庫&バーナー&ストーブが大活躍です(笑
保険として、ベアリングプーラーはあった方が安心できますけどね。 (炙るのがクランクケース本体の場合、バーナーで局地的に炙ると歪みそうな気がしますし)
あ、最後にオイルシールには「シリコングリス」を塗れば長持ちします。 クランクシャフトのオイルシールにも有効ですよ。
長文ですがご理解頂けましたでしょうか(汗 分かり難い所があればおっしゃって下さいね。 ヘタクソな絵でご説明しますので(笑
では頑張って下さい。
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