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記事No 2823
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: んん?
投稿日 : 2024/05/16(Thu) 12:40:37
投稿者 ねぎのリーダー@管理人   <neginoleader@yahoo.co.jp>
参照先 http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/
PONさん、こんばんはです〜。

ふむふむ。細かな詳細を伝えて頂くとなかなか分かりやすくて良いですね(笑


なるほど…放置車両でしたか。
一通りのメンテは行われている様ですが…元々ボアアップされていたというのが気になりますね。

しかしご様子を拝見した所、アイドリングで焼きついた事になってしまいますよ?
もちろんそんな事ありえないとは言えませんが、これは正直、エンジンを開けないと分からないです。


後、「数回同じ現象でキックが次第に重くなりヤバイと(抱きつきですね?)思い」とありますが、
これは単純に未燃焼オイルがクランクケース内に溜まっただけではと推測しますよ?
エンジンがかかるのにアイドリングで放置、なおかつ煙の出る程の低速走行を繰り返していれば
エンジン内部はもうデロデロのオイルで一杯のはずですからね。

Dio系のエンジンではたまにあるのですが、放置期間が長いと、オイルポンプのシールが何故か劣化し、
エンジン上部のオイルタンクより徐々にオイルがケース内に落ちて来てしまい、オイルが溜まって
大変な事になっている、と言う事も少ないながらありえるんです。


次に、「シリンダー内に直接オイル入れてキック連打して難を凌いだんです」と言う事ですが、
ただでさえ濃いオイル(ガスではありませんよ)がエンジン内部に充満している状態でオイルを
注ぎ込んでも、それは全くの逆効果にしかなりえませんね。
現状ではどんどん混合気を燃焼させにくくなっている一方なので、それらを掃除しないと
もしも圧縮がまともでもエンジンの「始動」はかなり困難になります。

これが、私が前回書いた「始動の難しさ」に繋がっているはずですよ?


生ガスの匂いがしないのも当然といえば当然です。
もうほぼオイルしか燃焼室に入っていかない状態なので、ほぼ「オイル」状態の混合気を
点火させようとしているので、オイルにまみれた生ガスが「気化」出来ないので…排気口からは
気化したガソリンの証である「生ガス」の匂いはしませんね。


そしてキックを踏んで「ブシュ」と言う音がするのはそれらの内包オイル等を攪拌して圧縮している音ですし、
これも前回書きましたがその音がしている限りは圧縮抜けなどまずありえません。
(1次圧縮だけの音、とも考えられますが…プラグを外してキックを踏んでも感覚が変わらないのなら
確実に2次圧縮はありませんが)


最後にこういった状況だとプラグはまず正常点火を行っているとは思えません。
火は飛んでいるとの事ですが、この状態で濡れてしまったプラグでも、アースフックを
金属部分に「密着」させて火が飛ぶ程度では、この生ガスだらけの状態では点火力が不十分かと。

捕捉ですが…これは誤解されている方が多いですが、プラグの点火力判断と言う物は、
プラグのアースフックを「車体の金属部分から1〜2cm離して」キックを踏み、アースフックと
フレームとの間で火花が飛ぶかどうかを確認するのが本来の方法です。

「金属部分にアースフックを「接触」させる」方法では、死にかけ3秒前のプラグでも
弱弱しく火は飛んでしまうものなので、絶対的な良品のプラグかどうかの判断基準としては
いささか確実性に欠けますのでご注意下さいね。



長くなってしまいましたが…結局PONさんがご自分でおっしゃる通り、圧縮が無いと思われるのなら
それを確実に確認しない事には何をトラブルシュートしても全くの無駄ですのでね。
一度、早急にエンジン内を確認されるのが良いですよ。


で、車種は結局何なのでしょうか(笑
私は症状からDio系だと勝手に判断しましたが…違っていたらご指摘下さい。


では参考にして下さいね。
管理人でした〜

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