記事No |
: 2963 |
タイトル |
: Re: 細軸エンジンのランププレートについて |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 08:25:29 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
AF28@細軸エンジンさん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます〜 当HPを参考にして頂いています様で嬉しいですよ。
…28ZXを細軸に載せ換えられているとは難儀ですね(泣 28ZXは生産年数が少ないワリに人気があるので、バイク屋が良くやる手ですよ。
ええと…「細軸エンジン」と言っても、G´のエンジンではありませんよね? ボスが35mm程度の「細軸クランクシャフト・小径駆動系」のエンジンと仮定してお話を進めます。
さて、AF35プーリーと言う事は、「22110-GBL-700」のプーリーですよね。 コレを流用と言う事ですが、基本的に互換性の無いホンダ大径&小径の駆動系でも、 こいつはボルトオンで変速幅を広げられる数少ないパーツとなっています。
昔は変速幅の狭いSTDやSRには、G´のプーリーを流用するのが流行ったもんですよ(笑
これを「細軸・小径駆動系」のエンジンに入れると、WRの移動量は少しだけ増えるので、ノーマルの プーリーボス(35mm程度)に対してのプーリーの移動量も1mm程度増えます。
しかし、やはり理想はAF28@細軸エンジンさんのおっしゃる通り、G´のランププレートを流用する事ですね。 これをZX系プーリーに組み合わせると、ランププレートの角度の違いにより、WRがローラーガイドの 最外周まで移動した場合、35mmのボスを全て使い切ってまだ余力がある位、ランププレート形状で「プーリーをスライド」 させる事が可能です。
ちなみに、ノーマルランププレートでもG´ランププレートでも、この仕様での「最小変速時」の、「プーリーからのボスの飛び出し」は 全く同一値と考えて良いです。 なので、「ランププレートが高いので0発進時のベルト位置が上がっている」という弊害も出ないですね。
(もっと簡単なチューンでは、細軸系ノーマルプーリーに、G´やDJ-1のランププレートのみを流用し、プーリー裏の 「グリスガード」を取り外すというのもありましたが)
ただ、G´のランププレートは、WRの「押し上げ」が大きい反面、角度がきついという弊害もあります。 ノーマルの「S71」刻印のランププレートの角度と比べると良く分かるのですが… なので少々、回転上昇気味の傾向が出る可能性もあるので、変速回転の再セッティングが必要となりますね。 (プーリー面の「面角度」はプーリーによっては差が無いので、無視してもOKです)
ではここで品番をば。
G´ランププレート 「22131-GR1-750」 (DJ-1R後期・DJ-1RRと共通。刻印は「R1R」) DJ-1ランププレート 「22131-GR1-010」 (刻印忘れました…)
この2種類が流用可能ですが…おそらくG´の物は欠品だと思うのでDJ-1の物を追加してみました(汗 DJ-1のランププレートは、G´程ではありませんが、WRを「押し上げる」事が可能です。 しかし真ん中で2段階に折れている角度の為、G´の物よりもさらに変速に注意が必要ですね。
もしもどちらも手に入らなかった場合…太軸ZXやライブZXのノーマル(HG刻印)を使用するという手もありますよ(笑 これはG´と似た「WRの押し上げ具合」ですし、細いクランクシャフトに入れる分にはさほど問題はありません。 締め付け時にボスで押さえつけられるので、少なくとも私はこれでトラブルが出たことはありませんね。
長くなってしまいましたが…大昔は私も「細軸・小径」のエンジンをどうにか出来ないかと悩んだものです(笑 「細軸・小径」は「太軸・小径」のエンジンよりはボスがいくぶん長く、まだプーリー側の「スライド量」を稼げるので、 いくぶんマシなエンジンではあるのですが… (ドライブフェイスの設計も違うので一概には言えませんけど)
92年以降の太軸AF27&28SRが、駆動系チューンでは一番手の施しようが無いエンジンですからね(汗 それを10代の頃に数年研究し、結局あきらめたのが私ですんで(爆
ではでは…不明瞭な所がありましたらご指摘下さいね。 10年ぶり位に思い出した流用チューンなので不確かかもしれませんので(汗 管理人でした〜
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