記事No |
: 3040 |
タイトル |
: Re: ピストンについて |
投稿日 |
: 2024/05/17(Fri) 03:12:24 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
おっとpietaさん、お久しぶりでございます〜
その後ジャイロの調子はいかがでしょうかね? ピストンでフィーリングが良くなった模様ですが…軽く回る様になりましたか? ではでは一つ一つ検証してみましょう(笑
・ピストンの表面が鏡面のようにツルツルしている。
これは関係無いでしょう(笑 側面が鏡面加工されていると、ホーニング跡が無いのと同じ事なので、余計にオイルでの 潤滑が悪くなりそうな気がしますよ。
・ピストンの肩が0.5ミリないほど低い
「肩」が低いのであれば、厳密に言えばそのコンマ5mm分、排気タイミングは速くなって 高回転にパワーバンドが移行している事になりますね。
しかし、高回転にパワーバンドが移行したからといって回転が軽くなるとは限りません。 上に移動したパワーバンドが、「力のある」回転域じゃないといくら回っても意味はありませんので… (それ以前にコンマ5mmの差では体感出来ないと思います)
・ピストントップまでの高さは同じ ・ピストンリングが厚く、取り付け位置が1ミリ程低い
これらも関係無いと思われますよ。 トップまでの高さが同じなら、ピストントップ形状によりますが極端に圧縮比が変わる可能性は 無いと思いますので。
リングが厚いのはその分抵抗にしかなりえませんが、取り付け位置が低いのは明らかに圧縮比が 下がっている可能性が大きいです。
この場合、pietaさんのおっしゃる様に排気タイミングは変わりません。 (排気タイミングは基本的に、排気ポートの上っ面とピストンの肩で計測する物なので)
しかしリングの取り付け位置が低くなると、いくらピストンとシリンダーのクリアランスが 狭いとはいえ、混合気が圧縮される空間は広くなっている事になっているかもしれませんね(汗
これも微々たる物だとは思いますが…リングは限りなくピストンヘッド近くに付いているのが 私の理想だったりしますので。
・ピストンが軽い(測っていませんが、持ったら軽いとわかります)
これです。回転上昇が速いというのはこれが主たる原因かと思われますよ? ピストン自体を「持って軽い」と言う事なら、ノーマルとはかなりの重量差があるはずですからね。
実際にピストンピンを軽量化したり、ピストンスカートを切り飛ばしたりすると良く分かるのですが、 決して効率的とは言えない「上下運動」をしているピストンさんには軽量化というモノは ものすごく絶大な効果があるんですよ。 (回転部分の軽量化と同意ですね)
ですので…あくまで私の予想としては、微々たるポートタイミングや圧縮比の関係では無く、 ピストンの重量差による所が大きいと分析しますよ?
うーんいかがでしょうか? おそらくこういった所かと思うのですが…
是非ツッコミお願い致しますね(汗 管理人でした〜
|