記事No |
: 3525 |
タイトル |
: Re: インナーローター |
投稿日 |
: 2024/05/15(Wed) 16:09:27 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
カジやんさん、お久しぶりでございます〜
ええ、もちろん覚えておりますよ? 舞州ではお話も出来ず申し訳ありませんでした…(泣
さてさて、インナーローターを導入されたとの事ですが、やはりといった感じです(汗 キタコのインナーは軽すぎ、回転慣性が「無くなりすぎる」のが最大の原因ですね。 (と言いましても、現在市販品ではキタコしかありませんが…)
エンジンは排気量が大きい為、慣性トルクの無さはパワーである程度補えると思いますが、 他の駆動系パーツと違い、クランクシャフトに直結しているローター、これは数十gでも 軽くなるととたんにエンジンの「伸びきり」等が無くなってきますね。
簡単な解決方法では、付属のファンベースを使いオモリを付ける、と言うのがありますが、 これではあまりインナーローターの意味が無いので(笑
「回転上昇」が早すぎるのなら、それを利用すれば良いんですね。 駆動系うんぬんはとりあえず置いておきますと…
リヤタイヤは文句無く3.50サイズ、ギヤ比は4秒切りの大排気量マシンだとライブZXギヤでは まだまだローギヤードかと思います。 かといってGダッシュの物では対して変わらないので、キタコのスーパーハイギヤ等を おすすめしたいですね。 (ギヤ歯数は12-34-13-45ですね)
そして駆動系ですが、まずWRなど。 これはクランクの質量が軽くなってしまうと、今までと同一の回転域で変速させるには かなり重めにしてやらなければなりません。 この辺、キタコインナーは極端に軽いですから、ビックリするくらい重い物を入れてみるのも手かと思います。
後は…トルクカム&センタースプリングでしょうか。 回転をスピードに繋げるには、「変速を適正に行う」のが一番です。 SS競技だと50m走破では最大変速するかしないかだと思いますので、トルクカムの溝角度を立て、 なおかつセンタースプリングも弱くする方向性ではいかがでしょうか?
これならエンジン回転に対して駆動系が「どんどん変速しようとする」ので、一気にハイギヤードに 「なろうとする」傾向になります。
もちろんソレにあわせてミートもさらに上げた方が良いかと。 キタコインナーですと、駆動系の特性としてもう阿呆の様に回して回転上昇をスピードに変える、 と言う方向性しか無いと思いますので…
(この方向性のセットでエンジンパワーが負けてしまうと全く走りませんが…発進すら出来ないかも)
もちろんエンジンパワーが無く、回転上昇も遅い「非力」なエンジンにはこんなセットは おすすめ出来ませんが、大排気量のトルクを信じるとこういう方向性になるかと思います。
最後に… 現状で高回転での「伸びを」稼ぐとしたら、高回転でもトルクが落ちない様に圧縮比を高める、もしくは点火時期、ポートタイミング等でさらにパワーバンド回転を「上げる」しかありません。 前者はトルクのカタマリになり、回転数自体が上げられないので限界はありますが… 後者が結局ホンダエンジンには適している、と言う事になるんですね。
おっと長くなってしまいましたが…私の理論ではこういった方向性が良いのではないか? と思いますよ。 突っ込みは大歓迎ですので宜しくお願い致しますね(笑 管理人でした〜
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