記事No |
: 4193 |
タイトル |
: Re: 全開で走っているとエンジンが止まりそうになります。。 |
投稿日 |
: 2024/05/17(Fri) 00:38:20 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
まさ@AF27さん、初めまして。 当HP管理人のねぎのリーダーでございます。
なるほど…1枚羽リードの交換で不調でしょうか。 う〜ん…これは私もリードバルブ交換による次期はたまたまで、エンジン内部にトラブルがあると いう可能性も強いと思います。
確かに1枚リードだと、高回転の追従性はある程度落ちてしまうと思いますし、閉じ側の動きについては 多葉リードバルブの方がはるかに上なんですね。
ですが、エンジンがあからさまに不調をきたす様なLVでは無いかと思っているのですが… キャメルクラッチさんも同等の症状の様ですので、本当にパーツ単体での精度等の問題かもしれませんね。
まず、リードバルブとブロックの接点部分からエアを吸っている可能性がありますね。 リードバルブの動きはかなりアバウトな物とはいえ、バルブとブロックの密着性が悪いと きちんとした吸気は望めません。
そしてリードブロックそのものの精度が悪いと、いくらリードバルブを 交換してもはっきり言って意味はありません…
…あまり言いたくは無いのですが、特にアチラ物ですと、その辺りの精度はあまり良くない、と言っておきますね。
(バルブが浮いているのは組み付けミスの可能性も大きいですし、ブロック側が悪いとバルブが新品でも 「浮き」は発生しますよ。なおリードバルブ自体の精度もしかりです)
次に、ガスケット形状の問題ですが、これはどこをどう「シールしているのか」をじっくり考えれば 形状による不具合があるのかどうかはおのずと判断出来る物かと。 インマニそのものをきちんと塞いでいないのなら問題ですが、リードブロック外周部分さえ きちんとシールしていればまず2次エアの問題はありませんね。
もちろん、組み付け時のミスにより2次エアを吸っている可能性も0ではありません。
最後に… 症状の発生次期を考えると、リードバルブが「原因」だったとしても、エンジン内部にダメージがある 可能性もありますね。 最高速付近で失速、そして何度も同じ症状を繰り返したのですと、エンジン内部は点検されましたかね? 通常なら抱きついていてもおかしくないLVかと思いますよ。
リードバルブ&ブロックを交換後に起こった症状ですとどうしてもそちらにばかり目が行きがちですが、 それ以外にトラブルが無い、という保障にはなりませんし。 むしろリードが原因で、エンジントラブルを引き起こしてしまった可能性もかなり大きいかと 私は思いますよ。
…排気量もかなり大きいですし、点検の意味も込めて一度腰上を分解された方が良いかとも思います。 何も無ければそれに越した事はありませんしね。
ではでは。 長くなりましたが、参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
|