記事No |
: 4269 |
タイトル |
: Re: Re: オイルの質と混合比 |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 19:16:14 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
キャパさん、こんばんはでございます〜
ふむふむ。オイルの混合比ですね? これは…私もkyoさんと同意見で、分離+混合の仕様なのでしたら、割り切って完全な 混合仕様にしてしまった方が色々とメリットが大きくなるかと思います。
キャパさんはボア+チャンバーの仕様だったと記憶していますが、熱&潤滑の問題に対しては、 いくら良いオイルを分離給油で入れようが、完全混合仕様の効率には及びません。
確かにコストがかかる&給油はめんどくさいですが、自分でオイルの混合比を自由自在に コントロール出来るのが最大のメリットかと思いますよ。
そしてオイルの粘度ですが、これはお察しの通り、粘度が低めの物であれば、ポンプ開度が 同じだと仮定すると、粘度が低い分大量にオイルが供給されてしまうワケですね。 なのでこの場合ですと、各部でオイルの供給量を見直してやるのは正解です。
しかし分離給油でもあまりに早くカーボンが溜まる、と言う事は、エンジンの使い方にもよりますが 基本的にはオイルが多すぎ、もしくは不完全燃焼の要因がある、と言う事です。
2stなので完全な燃焼、という物は難しいですが、理想的な燃焼に繋がる事は、イコールで パワーUPにも繋がりますね。
しかし、そういう風にオイルをどんどん絞っていくと、確かにカーボンたまりや不完全燃焼の 改善にはなりますが、結果的には「冷却&潤滑」に対してのオイル量が絶対的に不足してしまうかと思います。
これはいくら良いオイルを入れても分離給油である以上は避けては通れませんので、 冷却効率を上げてやらないと、極端な(理想的な)オイル量という物は、特にボアアップの様な 排熱量が大きいチューンですとかなりシビアになってきます。
これが完全混合仕様ですと、オイルの絶対量が少々足らなくとも、オイルのエンジン内での 噴霧化の効率がケタ違いですので、冷却&潤滑効果もかなりの物になるワケですね。
この辺りが、私が空冷ボア=混合仕様、と割り切っている理由でもあります。 …正直、分離給油で安全に行くなら「ボアアップ+水冷ヘッド」位は必要かと思っておりますので(笑
最後にもうひとつ。 ノーマルのオイルポンプ、ホンダですと「規定値」がありますよね? しかしコレ、そこの調整の状態ですと死ぬほどオイルが多い、と思って下さい。
ノーマルエンジン&良いオイルですが、私のFN用ライブDioZXなど、全開走行しかしませんが オイルポンプは「全開の2分の1」しか開いていませんよ? それでもエンジン内部にはカーボンが溜まる位ですので… (この場合はノーマルエンジンなので少ないオイルでも完全燃焼させきれない、という意味合いもありますが)
と、長くなってしまいましたが、参考にして下さいませ。 管理人でした〜
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