記事No |
: 4404 |
タイトル |
: Re: Re: Re: 中速の谷 |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 08:16:52 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
SUZUMEさん、こんばんはでございまっす〜
ふむふむ…症状を伺う限りでは、キャブセットにより失速感の出る回転域が 異なってきているという事なので、ある程度はジェッティングによる悪影響も あるみたいですね。
>で、液面を下げたら、上記の現象が減って中間加速でもたつく回転数が5,000に変わった。 >回転数が移動したということは、谷の原因はキャブと言える?
これですと…絶対的なガス供給量が減った事によりもたつきが軽減された、となるので 絶対的に「濃い目」の回転域が存在した、と言う事かも??
ですが、
>さらに、エアクリーナボックスに18mm径の穴を2個開けていて、 >今までは蓋をしていたんだけど、液面を下げた状態で穴を開けると >1個だけでも異常なくらいもたつく。
>ということは、薄い? 液面下げすぎ?
コチラが逆の方向性になっているのが怪しいです。 エアクリの穴を増やした所でもたつき感が増えると言うのは明らかに極端に薄くなっている 証拠ですので。 追記で油面を0.5mm上げると良くなった、との事ですので、失速感がジェッティングに よる物だったとすれば、確実に「薄い事による」失速だった、という結論になりますね。
ちなみに、濃すぎる事による失速(?)感ですと、該当する回転域ではわずかながら 「失火」が起こり、一定回転の中にもわずかに「ブブッブブッ」という不正点火の部分が 混じってもおかしくはありませんので。
最後に…以前と重複しますが、無段変速であるスクーターの「中速域」と言う物は、 正直、キャブセットでの失速感で回転が落ち込む程セッティングが狂っていると、 変速力に負けてしまい一気に失速した様な症状になるかと。 プーリーを変速させつつ後輪を駆動する程のパワーが出ているのなら、キャブが少々 薄くとも普通には走る物なんですね。
ですのでこういう症状の場合、駆動系の劣化のせいで回転域の不具合が出ている、と いう事がほとんどかと私は思います。 元々のエンジン&チャンバー特性やキャブの劣化、と言う可能性ももちろんありますが、 スクーターの場合ですと駆動系と言う物は色々な所に悪さをする物である、と言っても 過言ではありませんので… 駆動系も、プーリーの段付きやベルト等の劣化を点検してみるのも良いかと思いますよ。
ではでは。長くなりましたが本日はこの辺で失礼をば致しますね。 管理人でした〜
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