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記事No 4534
タイトル Re: Re: 「点火プラグが死ぬ」とは??
投稿日 : 2024/05/17(Fri) 06:04:24
投稿者 ねぎのリーダー@管理人   <neginoleader@yahoo.co.jp>
参照先 http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/
マッハ豆蔵さん、毎度こんばんはでございまっす〜


を、よく見ると初めてのご質問ですね??
これは私も気合を入れてお答え致したく思います(笑


と、プラグのお亡くなり方ですね?
これ、文字通り完全に再利用不可能になるコトを指します。


@カブっただけでプラグは再利用不可能になるの?


なります。一般的なプラグではいくらカブろうとも自己清浄作用が強いので、着火しないLVまでは
なかなか死にませんが、レーシングプラグですと生ガスを焼き切れない為、絶対に再利用は
不可能となります。

運良くエンジンが始動出来ても、少し回転を上げると「バッババッパンパスンポン」といった
感じでまともに回転が回らなくなりますね。
重ねて言っておきますが、電極突出型のプラグでは通常なかなかそこまで行かないです。


A再利用可能ならどのような対処が適当なの?


普通の電極がネジ部より突出しているタイプのプラグならば、パーツクリーナーでもぶっかけ、
火をつけて生ガスを飛ばせばとりあえずはOKですね。
ですがSS競技の様な短距離&短時間ではまず100%正常な所までは生ガスを焼き切れず、
最高の性能はまず出せないでしょう…

「ダメだと思ったら交換」が基本でしょうね。


B再利用不可能なら、その原因はどのような部分からによるものなの?


一番多いのがやはり、混合気の不具合による着火ミスの連発ですね。
これが起こると俗に言う「カブった」状態となり、燃焼しきれない生ガスがどんどんプラグの
電極&ガイシ部分に集まり、さらにはどんどんくすぶる燃焼を起こし、カーボンが焼き付いてしまい
着火そのものが不可能になります。
この場合は単純に人為的ミス、ジェッティングが不味かった、と言う事ですね。

後、キンキンに冷えているエンジンをいきなり高い番手&電極が自己清浄されにくいプラグで
始動させてもよく起こります。
暖気するのは当たり前ですが、その暖気が行える所までも燃焼温度が上がらない場合には
プラグはあっさり亡くなりますね。
この場合、長期保管による生ガスの体積の可能性も大きいので余計に、です。

私、超高回転や負荷をかけて走るエンジンだと、エンジンを始動させるのには
万一のことを考えてカブっても良い安い&熱価の低いプラグを使用しますよ。
ですが十分温まってしまえば、一度エンジンを止めても通常のプラグで再始動はOKです。
(冬場あまり長い間放置すると元の木阿弥ですが)

最後に…
これは状況がかなり限定的ですが、落下式の燃料コックを有しているエンジンだと、
エンジン停止中にコックが開いたままだとオーバーフローとまでは行きませんが
エンジン内に生ガスが流れ込み、次回の始動が困難となりソレに気付かず始動を試みると
気付いた時にはプラグ死んでる事があります(笑

エンジンOFF=コックOFF、は基本ですねホント。


と、こんな感じでいかがでしょうか(汗
なかなか「完全にプラグが死ぬ」事は経験しづらいかと思いますが…
といいますか、通常仕様出来るプラグならそうならない様に設計されている物、だと
思って頂ければ幸いですよ。

んではでは。
不明瞭な所がありましたらご指摘下さいませ。
管理人でした〜

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