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記事No 4847
タイトル Re: 加工プーリーについて。
投稿日 : 2007/10/27(Sat) 22:40:01
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/
おっとすろまにあさんお久しぶりでございまっす〜


…ちょろっとブログも拝見させて頂きましたが、楽しまれている
ご様子ですね(笑
是非その調子で頑張って下さいませ〜

あ、ポート等は是非参考にしてやって下さいな。
もちろん、公開出来る部分と言うモノは立場上限られてはおりますが、
少しでも何かの参考になれば幸いですよ。


でもって、某オクに出ているプーリーですね?
あれは実は私のコピーロボットに作らせているのですが、設計は
私が行ってるモノなので一応我が社のモノではありま(以下略

と、「大径フルレーシングプーリー」なんですが…
コレはおっしゃるとーり、フルノーマル50ccエンジンに対しては
いささか不向きな様に作っています。

ですが、全く駄目と言う訳でも無く、特性を理解してお使い頂ければ
「大径を生かした変速比の増大」はかなりの物が見込めます。
…さすがにこれは企業秘密が入るので全部をお答えする訳には
行かないのが心苦しいのですが、ざっとご説明しますと…

プーリーのみで最高速を限界まで伸ばしたい、といった場合には
プーリーは大径である事が必要なのですが、この場合ですと、
50cc+ノーマルマフラー等、あまりエンジンにパワーの無い場合だと
最大変速後の回転上昇がかなり苦しくなりそこから伸びにくくなりますし、
大径であるが故の、一度減速し再加速をする状態では、物理的に
「ベルトが最小側まで戻ってくる時間のラグ」も大きくなり、
トルクカムを有効かつ強力に効かせる事の出来る「エンジンパワー」も
それなりは無いと、最高速はともかく他の所への弊害も出てくる、と
いった意味合いになります。

なので、「トータルの性能」を何よりも重視する私の「意見」では、
変速特性変化の加工も加え、あまりに大径のプーリーだと、
最高速以外にはデメリットも出る「可能性」がある、と言う事だと
思って下さいませ。


そしてこれを使える50ccの仕様、と言う事で…
ノーマルマフラー+ノーマル吸気系でも、排気ポートを適正に
加工していたり、10000rpmも回らなくとも、「パワーバンド内で
ちゃんと力を出せていれば」使える事は使えますよ。

もちろん、特性的にはノーマルトルクカムとの組み合わせだと
問題外に近いレスポンスの低下が起こるはずですが、エンジンパワーさえ
ある程度出し、駆動系もきちんとあわせられるのであれば、
回転が12000rpmも上がらずともきちんと特性を発揮出来ますね。
ただ、そこまで各部を合わせるのは、簡単では無いと思います(断言

ちなみに私の街乗りGダッシュですと、大径ではありませんが、
小径のプーリーで同等の「フルレーシング加工」を施したモノで、
最大変速幅も限界以上の物を突っ込んでいる場合もありますが
MAX10000rpmもパワーバンドを使わないエンジンですが十分に
加速も最高速も稼げていますし、レスポンスも犠牲にはしていません。

要は使い方次第ではあるのですが…「商品説明」という所ですと
あまり適当な事は書けませんし、少しでもマイナス要因があれば
明記しておくのが筋だと思っている、ってコトで(笑
ちなみに、アンダーパワー車にてこのプーリーをお使い頂き、
自分なりのセットで快適に使われている方も中にはいらっしゃる、と
言う事も付け加えさせて頂きますね。


と、またまためっちゃ長くなってしまいましたが、不明瞭な所があれば
ツッコミ下さいね(笑
管理人でした〜

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