ひろさん毎度でございます〜
先日のトラブルは解決のよーでほっとしましたよ。 でもって今回はいきなりハイブローな話題になってますね(笑
えーっと、メットインをエアクリとして活用する為のキャブの 取り付け角度、と言う事ですね。 これ、シビアに言いますと、わずかにでも上下左右の傾きは無い方が理想です。
が、左右はもちろん一切ダメですが、前後方向ならば「ある程度」は キャブを傾けてもいける物ですね。 ですが、個人的にはよく行っても、水平な地面に対して「20〜30°」程度が 限界だと思っていますよ。
それ以上傾けると、オーバーフローの対処や油面調整なんかは 当たり前として、走行中のフロートレベル、すなわちガソリンの 具合ってのが大事になってきます。
ええと、仮にキャブの後ろが極端に上がっている取り付け方だとしますよね? これだと、停車時にはフロート室に対して前の方にガソリンが偏って いるので、加速中にはそれなりにガソリンがフロートの後ろの方へ 追いやられ、油面的には結構上手い事行くんですが…
その反面、停車時やフロート室に対して真っ直ぐな油面が保持出来ない 場合、すなわち停車時やアイドリング時、急加速しない状態だと 油面そのもの、イコール各ジェット類へのガス供給が不安定になってしまいます。 下手をするとセッティングが安定しなくなりますね。
なので、出来る限りはキャブというのは傾けない方が理想なんですよ。 キャブを思い切り傾けてダウンドラフト効果を生む、といった手法もある様ですが、 これはそういった角度でも使える設計のキャブってのが大前提なので、 普通のキャブでそんな事をしても良い効果が出るとはとても思えませんので(笑
と、まーた長くなりましたが、基本的にキャブは「走行中には水平に近く」と 言うのが基本だと思ってますので、どうしてもクリアランス的に 駄目な場合はエアクリ側通路をなんとかすべきだ、と私は考えていますよ。
ではでは参考にして下さると幸いです。 管理人でした〜
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