ピストンに穴が開きました。(前の投稿にその旨書いております)
今回のトラブルに至るまでは以下の通りの症状が見られました ・組み上げた後、駆動系との関係もあり徐々に高速の伸びも全域でのパワーも良くなり続け、最終的には(今回のピストン穴開くまで)毎日をご機嫌なパワー&速度で坂道も滑らかな排気音と共に駆け上がってました。
・ですが、どこか微妙に低速域で振動がある回転数が気にかかるようになってきました。次第にその振動はゴゴゴゴン!!!と車体を震わせる感じになり、低速走行(30キロあたり)での連続走行に不安を感じるようになりました。
そう言えば、始動直後の暖機からの走行開始の時に時折不規則にパキッ!っという音が一発入る事がありました。ですが回りきって走る分にはこれといった違和感もなく。。。
・そしてその日滅多に使わないやや控えめのスロットルで向かい風の直線道路を延々と走行中に大型トラックをやり過ごそうとほんの少しスロットルを下げつつ路肩走行に入った時点でエンジン音が消え。。。
・キックもスターターもその時点ではスムースに回り異音さえも無し。
・軽トラで持ち帰ってみるとシリンダーの下のクランク回りはアルミのクズが飛散しており、中へ落とさぬように丁寧にふき取ってみるも化なり内部までアルミ破片が入り込んでいる様子。
・そっと空冷ファンを手で回してみるとカキッ!っと何かが引っかかって動かない。
・ベアリングのオイル穴の中にもアルミ屑が入り込んだ様子。とにかくこれを掃除しなくては。。。ということでホースとエアガンでジャージャーブシュブシュ!と洗浄。オイル穴は狭くて厄介。パーツクリーナーのノズルを深く差し込んで幾度と無くうがいみたいな洗浄を繰り返し。。。どうにかそれなりに動くようになったので、石油でガボガボ洗い。ベアリングに金属ダメージの出ないタイプの潤滑スプレーを吹き込みオイル巡りの悪そうなベアリング穴に2ストオイルを三滴ほど垂らしてエアガンでオイルをぶち込み。
・傷物の古いピストンだけど手持ちのパーツで洗浄済みのシリンダーと組み合わせてエンジン再始動。アイドリングの落ち着きは良くないけどそれなりに回るエンジン。
・5キロほどを走行してはアイドリングを整えるも新たな異音は消えず。下げすぎるとエンジンがピタッと止る感じです。そして以前からの低速での振動も消えず。 ・最高速は落ちたが、10キロほど落ちたが、登坂力や加速力は激しくは落ちず(速度とパワー感はやや落ちてる。登坂時65キロ→61前後) ==========================
今、あ〜あ。。やっちまったなぁ。。。という悔しさと共にあの加速感と最高速度がもう一度欲しくて。。。
オークションで純正部品の腰上中古を落札したところです。(ひっかき傷など無くまだまだ使えると思います。とのこと。。。)
元のシリンダがノーマル時に碍子欠け落ち内面引っ掻きまくりとか、始めてのポート研磨での組み上げ不良による抱きつきとか散々な事をやってしまったので、今回のトラブルは当たり前なのでしょう。。が。。。原因が分からないと同じ事を繰り返すと思うのでアドバイスしてくださいませm(___)m。。。
ピストンの状況は出口方向の側面(リング上部)に激しい削れ。ピストン上面(真ん中よりやや出口より)に8oΦ程の穴。
側面の痛みはなくオイルの乗りも良好。ヘッドもうっすらとオイルで濡れていたが、ピストン上面はアルミグレーのガサガサ乾燥状態、爆発時の飛沫アルミが飛び散った様子で、プラグの碍子もアルミコーティング状態でした。
今後のマシン回復方としてベアリング交換も視野に入れるべき状況なのは確実らしいです。(出来るだけバラシた状態でバイク店に持ち込みの予定)
気になるのはクランクです。乗っていて周期的な微震動がいつの頃からか現れていたというのもあります。(パワーをかけている時)
過激な使われ方の少ないジョルノという車種なので中古エンジンを買うのも有りなのかな?とも思いますが、、、
(自分のエンジンはあれこれ無知な加工をしてたり、ギアオイルのボルト舐めてしまってたりしてネジ山回復樹脂で補修してたりします。)
動けばよいという考え方ではなく、快適に走れるエンジンを目指すにはどの方向性で望むのがベストでしょうか?
|