かつおさん。はじめまして。改造・若葉マークのジョルノおやじです。
ここで質問される私を含む初心者の方々は、スクーターの不調に対する解決策を求めて自分の解る限りの範囲で頑張ってみたけど、問題解決出来ずに”しっかりした知識”を求めてここの掲示板にたどり着き、書き込んでいるものと思われます。
自分もここのHPへたどり着き、書き込むまでの間に、色々と闇雲に車体を弄ってしまいました。結果はそういった知識のないままに施した加工(他のHPや、掲示板を参考にしたつもり。でも、ここみたいに詳細な文章で書かれているわけではなく、、、)
エアクリBOX加工とか様々試されているようですが、最初は出来るだけ元の正常なコンディションに戻す事をやってからの方が良いと思いますよ。
山田貞夫さんも仰ってますが、キャブ清掃のレベルを徹底して小さな穴の奥の奥までギターの弦とかで清掃してみて、これでもか!くらいにトライ&エラーでガソリンの流れを正常に持っていくと解決の糸口が見えてきたり、時には新たなトラブル(オートチョーク故障)等が判明しやすくなったりもします。
実際、自分もキャブレターの分解を3回ほど繰り返していますが、最初の一回目の分解清掃なんて、爪楊枝でゴミを取った程度で洗ったつもりでいました。もちろん不調。初心者にとって、このキャブ清掃の出来不出来がここから先の問題解決への鬼門となると思います。(エアーガンで通気確認は必須)
ポンプ類を知識無しで分解するのはヤバイかなぁ〜!?と思われるのならば、むしろキャブをひたすら分解して清掃を繰り返す方が無難かつ確実かもです。
プラグからオイルの匂いが強く感じられるのならば、オイルが多いというよりもガソリンの不足かもです。
結果的には、燃料対オイルの割合が徐々に狂い始めシリンダーへ届く燃料が減る。→パワーも速度も落ちるから、常に全開走行→オイルが余っているので、ススが多くなり、最後はマフラーがベトベトにカーボン詰まり。。。となります。
私の車体もキャブ清掃もしないノーマル通勤仕様時代で同様の症状でしたよ。(スポンジ、ベトベトォ〜)
先のスレッドでの質問と同じ要素ばかりだけど、キャブから引き抜いたホースに注射器でガソリンをぶち込み、逆流させてゴミを除去してみると燃料の供給が正常に戻るかもです。
基本的に”本気で洗いまくる!”ということで解決出来る場合が多いでしょう。ノーマルで普通に使う限り、メカはそう簡単に故障してることはないですからね。
【補足】 古い車体だと、電気配線が弱くなってます。キャブ清掃の際にオートチョークの配線に負担をかけた場合、調子よく使用出来ている間にこちらの断線故障が起ることもあります。お気を付けください。
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