ジョルノおやじさんおひさでございまっす〜
非常に遅れましたが、例のソースは私も見つけられませんでしたね_| ̄|○ どういった経緯で「軸間距離の違い」という所に結論が至ったのかを 知りたかったのですが残念です…
で、
> で、ですね!?今の自分の車体の状況ってのが気になったんです。 > デイトナ強ベルトの幅に合わせてワッシャーにてボス長さにゲタ噛ましてるんですけど、(1.2o)その分だけ、ドライブフェイスも規定の位置からずれてるんですよ。もちろんキックのギアとも干渉するので、キックギアを同様に削ってクリアランスの確保してるんですけど、、、このZX化の注意事項と同様のズレが存在しちゃってますよね(・・)?
と言う事なんですが… 「デイトナのベルト」とありますが、これって純正と比べて1.2oも 太いのでしょうか?
標準は15.5oが基準となりますが、仮に16.7oとかってなるといくらなんでも 中途半端すぎる規格になっちゃいますね(汗
で、それはともかくとしまして。 「ボス全長を1.2o伸ばしている」と解釈しますが、この場合ですと 無視出来ないLVでドライブフェイスの位置ズレが起こっている事は 間違いありませんね。
ドリブン側がノーマルであれば、ドライブ/ドリブン双方のベルトの かかり径がある程度変更されるだけで致命的な弊害は出にくいのですが、 それでも許容範囲としてのボス長は0.5〜1mmといった所です。
本当はですね、ドライブフェイスの位置を一切変えずにボス長を 変更、と言いますかドライブ側のベルトかかり径を変更するのが 一番理想なのですが、これをやるとなるとクランクシャフトの ランプの座面にあたる所をあらかじめmm単位で落としておくか、 もしくはプーリーの面を薄く落とす方向性しか無いんですよ。
太軸小径駆動系の場合、ボス長33o+フェイス出っ張り2o=35oが 「トータルボス長」として絶対的基準になるので、これをmm単位で ずらしていくのはあまり良策ではありません。 どう頑張っても1o以内に留めておくのが良いでしょう。
と言いますか、非ZX系の駆動系の場合は、どうやっても最小変速比は ドリブン側ベルトのかかり径が小さすぎる為に補正のしようが無いので ある程度で諦めないと無茶ばかりになってしまいますんで_| ̄|○
(ちなみに前述のZXと非ZXのボスの座面も、1oどころではない位置の 差があったりします)
> 気になり始めたらもう、気になる気になる。。。ドリブン側にもワッシャー噛ましたら、適正なポジションになるのかな?
これが可能であれば是非これを行うべきですね。 とはいっても1.2o分ずらすとなれば結構シビアかと思いますが(汗
後補足で、ボス長変更というのはドライブ/ドリブン側双方の 「ベルトのかかり径」を変更して最小変速比を変化させる手段なのですが…
実はツボはこれだけでは無いので、「トルクカム溝の構成」をご自身で ご理解されたジョルノおやじさんにだけアドバイスしておきますね(笑
えっと、ドライブ側のベルトかかり径が変われば、当然ドリブン側の かかり径も違ってくる訳なのですが、仮にボスを長くした場合ですと ドリブン側のベルトかかり径は大きくなりますよね?
と言う事は…ここで「トルクカム溝にあるピン位置」を考えて頂きたいです。
これ、ベルトかかり径が大きくなった場合、「ピンの位置は溝の出発点に 向けて動いた状態でセットされる」傾向になるんですよ。
こうなった場合、仮にクレアカムで「2段目」に切り替わる速度域が 35km/hだった場合、ピン位置の変化があると40km/hまで切り替わらないと いった「弊害」が生まれるんです。
「1段目溝」を長い間使いたいのであればそれも良いですが、速度域に 合わせて溝をほにゃららした場合は、その設定自体が明らかに変化して しまうと言う事もおぼえておいて下さいな。
もういっちょ分かりやすく例えを出しますと、非ZX系のDioだと フルノーマル駆動系であればトルクカムの2段目の溝にちょびっと 入った程度で「最大変速状態」なんですよ。
で、これでボスを長くするなりしてしまうと…「最大変速した状態」では 「トルクカム溝の1段目、すなわち45°溝に入ったまんま」という 状態になってしまうんですね。
同様に、古くなってベルトが1mmとか減ってしまった車体だと、 ずーっと45°溝で走り続けるので変速中はずっと回転が上がりっぱなしと いう嫌な状態にもなってたりしますから(笑
とまあ、ボスで変速比をどうこうと言うのも大事なのですが、それだけでは 語れない「弊害」も色々あると言う事で。
ではでは。 また無駄に長くなりましたが、参考までにどうぞ。 管理人でした^
P・S 怪我をされたと言う事で個人的に心配ですが…無理はなさらない様に 願っておりますよ(汗
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