こーたさん毎度でございまっす〜
さてさて今日も早速アドバイスなんかをば。
> バイクの場合サーキットと街乗りでのセッティングの違いは > どうなのでしょうか? > > 4輪の場合は、サーキットはフラットな路面でギャップがあまり > ないので、かなり硬めにしますが、バイクも同じですか?
いえ、これはスクーターと言う車両に限って言えば違います、と 言えますね。
基本的にタイヤホイールが10インチという小径の設定の場合、タイヤ自体の たわみや復元力という意味での剛性と言う物はほとんど稼げないんです。
なのでサスペンション的な入力も同等で、いくらギャップが少ない路面を 走るとしても、あからさまなガチガチサスってのはまずありえませんね。 10インチタイヤをいじめすぎるとすぐに限界が来る、と言う事で。
車に例えると、極端な言い方をすればラリーカー的な足廻りでターマックを 走るといった感じになります(笑
ちなみにその手のJOGですと、フロントはガチガチでリヤはすっかすかと 言うのが「ノーマル構成」なので、元が悪いとしか言えないという 説もありますが(以下略 これはあくまで「フロントはノーマルが渋すぎ動かないので調整している」と いう意味合いになります。
> であれば、街乗りの場合20ミリよりもう少しカットしても > 大丈夫なのでしょうか?
そうですね、遊ばない限界まで切ってもいけるとは思いますが、 25〜30o程度のカットでもそれなりに1G沈下量が増えるので、 圧側&伸び側にどれ位ずつストロークを割り振りたいのかという 好みも出てきますんで…
私なら限界の38oとかまでは切らず、現状で硬いのであればもう少しだけ 切ってみますね。
前述しましたが、ストリートの方がはるかにギャップは多いですし 雨や砂等に対するフレキシブルさが必要なので…一度は「やりすぎた!」って 所まで行ってみないと限界は分かりにくいってのもありますからね(笑
> フロントフォーク交換後、なぜかフロントブレーキの握りが > 深くなりブレーキの効きが悪くなっちゃいました(^^;) > エアーが噛んだのかと思いブレーキオイルを交換しましたが > 同じでした。
ええ?これは何かおかしいですよ。 握りが深くなった、と言うのが感覚的な車体バランスが変化した 事によるモノであれば何ら問題無いのですが、本当にレバー入力が 同等でレバーストロークが大きくなっているのであればこれは 怖いですね(汗
ですが、メンテしても変化は無かったと言う事であれば、ブレーキング時に それだけフロントフォークがしっかり沈んでいる事により、ブレーキ入力による 「かっちり感」が低減しただけ、だと推測してみますよ。
この辺もノーマルのプアなホースでは分かりづらいモノでもありますんで、 気にされるのであればメッシュホースもオススメですね。
そしてタイヤは新しいのを購入された様ですね〜 さすがにノーマルに比べれば桁違いに「粘る」でしょう?(笑
> リアに3.5を入れたのでセンスタ立ててもタイヤは路面に接地してます(^^;)
これは車体にもよりけりなんですが、さすがにあちらを立てればこちらが 立たずとなってしまうので_| ̄|○ ですが、ポン付けで入る上に干渉も無いのがJOG系の良い所ですし 整備時にはスタンドの下に板を敷く、って事でひとつ(汗
> そこでまたご質問ですが、空気圧はいくらくらいが街乗りに適して > いるのでしょうか?
空気圧ですが、これはまず冷間計測を基準とします。 基本的にはフロント1.0〜1.2kg、リヤは1.4〜1.6kg程度が無難で 良いと思いますよ。
サイドウォールの強度の高いハイグリップタイヤの場合、ノーマルの 規定値と同じ位エアを入れてしまうとあからさまに危険になりますし タイヤ本来の旨みも出なくなってしまいます。
リヤはエンジンもありますし乗り方によっては好みでも良いんですが、 ノーマルだと1.75kgとか2kgとかってなってるのは、一般の人ならば あまり空気圧のチェックをしないという前提も含め、かなり余裕ありまくりの 数値になってると分析してますんで。
そしてフロントはもっとシビアで、サーキットとかだと70オーバーとかの コーナーリングをする場合でも0.9kgとかって普通にありますし、 ハイグリップタイヤは「空気圧が低めでも十分なしなりと強度を持っている」と 言うのが売りなので、街乗りでも常識的な速度で使うのであれば 1.2kgも入っていれば上等ですね。
逆に、フロントはあまり入れすぎるとハンドリングがシビアになり これも危険なのでリヤはともかくフロントは出来る限りマメな 空気圧チェックも必須だと思いますよ。
後補足で、私の街乗りGダッシュでもフロント1.1kgでリヤが1.5kg程度に 留めていますね。
と、意外とハイグリップタイヤを履いても空気パンパンって人は おられるみたいなので、この辺はタイヤ特性にあわせた設定が 必要だと言う事で。 が、好みもありますんで色々お試し下さいませ〜
ではでは。本日はこれにて失礼をば。 管理人でした〜
P・S ゾイルとヤマハスーパーRSの混ぜ具合ですが、これは別にオイルタンクに そのまま注いでも十分混ざりますよ。 もちろん棒みたいなモノでかき回してやるのが前提ですが、車体を 振りまくれば意外と混ざりますんで(笑
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