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記事No 5424
タイトル Re^13: ライディングについての長文
投稿日 : 2009/03/04(Wed) 02:05:06
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
蛍さん毎度こんばんはでございます〜

さってさて今回もいつも通りの以下略をば(笑


> 実は転ぶ前から左に曲がってました。
> そして今回転んだ事で今度は右に曲がったような気がします。

ええ?それであればフレームって事は無いと思いますよ?
曲がったのはステムやフォークだと思いますけど…

フレームが逆方向に曲がる程激しく痛んだのであれば、ハンドルを
がっちり持っていても真っ直ぐ走らない位におかしくなりますんで。

…結局、フロント回り等を全部正常にしないと判断出来ないのが
つらいトコなんですよ_| ̄|○


> 上達しないのですか。
> 本当に残念です。
> 僕の師匠的存在の人には、「ミニバイクレーサーは逆境に強くならなきゃ駄目だ」と教わりました。


うーん、これは私、師匠的存在の方とは意見が異なってしまいますね(汗
人の価値観は様々なので、これも「一つの意見」としてお読み下さいな。

確かにその方のおっしゃる通り、逆境に強くならなければならないのは
必須ではあると思いますね。

が、仮に今回みたく「車体が壊れて不安定な逆境」という物をしっかり知るには、
まずその前に「ちゃんと正常な車体で、それを自分で認識出来る能力」が
無いと、その逆境に追い込まれているという事自体が分からない、もしくは
自分で判断しづらいです。


いっつもおかしな車体で走ってたらそれが当たり前だと思ってしまいますし、
それがすでに逆境だと気付かない(気付けない)方がはるかに損をしていますよ。

…厳しいかもしれませんが、それはあくまで「ある程度の判断力や能力」が
付いてから鍛える、もしくは鍛えられるモノですので。

もっと汚く言いますと、「ちょっとくらい車体が壊れても気合いと
腕でカバーする」って感じの事であれば、ちゃんとした車両ではそれなりに
走る事が出来る上で、万一のトラブルをカバー出来る実力のある人間で
あり、その上で「これは壊れている」ときちんと判断出来るLVで無いと駄目だ、と
言う事です。


…これはですね、実は私が身をもって体験してるんです(爆
レースを始めた当初ですが、なんか右と左のコーナーリングの感覚が
違っていて、いくら走りこんでも右コーナーより左コーナーの方が
曲がりづらかったんですね。

ええと、この時の私は「中古のライブDioZXをベースにフロント回りは
ほぼ全て新品交換」した上で乗ってたんですが、一度だけ本当に軽く、
コテン、といった感じでどこにもぶつからずコケてたことがあったんです。

が、実はそれこそが原因で…
「その転倒でステムがわずかに曲がっていた」おかげで、左右の
コーナーリングの感覚が違っていたんです。

もっとぶっちゃけると、私その時にはフロントは絶対大丈夫だと
信じてしまい、エンジンハンガーを換えてもフレームを換えても
直らず、多大な時間とお金を無駄にしましたからね(笑
…ちなみにフレームは新品で買って20000円ちょいしました_| ̄|○


で、これが直っても今度は左コーナーが違和感のカタマリになり、
この時はレース始めて1年位でしたが、それまでがむしゃらにサーキットへ
通って練習したのがほとんど台無しになりましたよ…
レース初心者でしたから余計にその時のクセが抜けなかったです。


これは私が「悪い意味で」走行感覚に敏感すぎるのも駄目な原因でしたし、
「今」思えばあれだけ違和感あれば間違い無くどっかおかしいと考えてたと
思えますが、当時の私はそういう方向へ考えも感覚も向かず、お金と時間と
上達具合まで無駄にした、って事になります。


…これは極端な話ですが、もちろんコレが正常になった後で改めて
練習したらちゃんとタイムも上がって行きましたしね。
逆境に陥ってるかどうかも分からない時点では強くなるとかそれ以前の
問題だと言う事ですよ(笑


> 空気圧の0.1って結構変わりますか?
> バイク治ったら調節します。

これはですね、人やテクニックによりけり、としか言えません(汗
個人的には「変わる」と言えますが、判断出来ない場合は0.2でも
変更してみて、「ああ、これだけ変えるとこうなるんだ」という
事を覚えるのが一番ですね。
微調整はそれからでも遅くありませんから。


> リアサスをまだ装着してしない状態で走っていて、タイヤもしっかり溶けていたので、限界を越えてしまったのだと思います。
> マシンコントロールがなってませんでした。
> 自分のマシンをよく知り、限界を知って、しっかりとしたマシンコントロールを身に付けられるように頑張ります。

…これは私、以前にも言いましたがノーマルのリヤサスである場合は
よほど特殊な人でない限りはリヤの滑り出しなんかはっきりとは
分からないです。

それで50程度で攻めたコーナーリングとなれば、正直いつ飛んでも
決しておかしく無いですね。
その位、スクーターのリヤ回りはコントロールも判断もしづらいモノなんですよ。

今回はほんとにキツくて申し訳無いですが、リヤサスを交換してないのなら
そんな速度域では攻めない方が身の為、だと思いますよ。

ジムカーナみたいな低速ならばまだリスクは少ないですが、それでも
リヤサスがちゃんとしてないとまともに限界なんか高められるモノでは
ありません。
仮に私なら目の前に新車があっても何より最優先でリヤサス換えますからね(笑

原付一種スクーターのリヤサスと言うのはその位大事なんです。
言葉悪いですが、「普通のバイク」と比べてはいけません。


で、これはタイヤが溶けていようが関係無いです。
逆に、しっかりと路面を捉えられないぽよぽよのリヤサスで「タイヤが
溶けるまで攻めた」のであれば危険すぎますよ。

体感はしにくかったと思いますが、それは気付かないLVで滑りまくって
いるからこそ「タイヤ溶けてる」んです(汗

あくまで基本的にですが、タイヤは「暖める」物であり、「溶かす」モノでは
ありませんからね。


と、さすがにキツくなってしまいましたが…
リヤサスって大事です、本当に大事なんです、って事で(笑

今はすぐに理解するのは難しいかもしれませんが、3ヵ月後でも1年後でも
私の言った事を思い出して下されば嬉しいですよ。
管理人でした〜

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