記事No |
: 5754 |
タイトル |
: Re^3: 95年式ライブDioZXエンジン換装 |
投稿日 |
: 2010/04/10(Sat) 03:42:18 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com |
ゆめとうちゃんさん、こんばんは。 管理人ねぎのリーダーでございます〜
オートチョーク系の方は問題なし、という事みたいで良かったですよ。 他も明確な劣化等が無いのであれば、性能的なモノはおそらくエンジン系統が 原因ではないでしょうね。 さすがに腰下までは割らずとも、駄目駄目すぎる状態の場合は判別が 付くかと思いますし。
> ただ、セカンドリングのエキスパンダーリングだけが磨耗(切り欠き部付近の幅が半分ぐらい)していて???でした。ZXリングからそれだけ流用しました。
エキスパンダのみが磨耗していた、と言う事ですが、これまたかなり 変わった症状ですね。 私はそういう経験はありませんが…これは中古で上等だと思いますし 個人的にはエキスパンダは入れない方向性です(笑
> 駆動系は、ケースを開けてキックの戻りが悪かったので、ベルトかすを清掃してグリスアップしただけで、ローラの状態確認等はしていません。
と言う事は、実際に駆動系パーツをばらしてのチェックは行われて いないという事ですね? そうであれば…そこまであからさまな不具合を感じるのであれば正直、 どこがおかしくなっている、といったLVではなく「全てが劣化している」と 考えた方が良いでしょう。 使えるのはクラッチシューとアウター、センタースプリング程度でしょうね。
…これはですね、脅しみたいに聞こえるかもしれませんが、一般的には WRやベルトが磨耗、といったイメージがあるかとは思いますが、明らかに 走行フィーリングにおかしさが出て来る状態であれば、全ての駆動系パーツを 新品交換してもなんらおかしくないLVなんですよ。 その位、耐久性は無くなおかつ悪影響もでかい、というのが原付一種の 駆動系パーツである、とお考え下さいな。
距離自体がいくら走っているのか分かりませんが、1万km等を超えて いるのであればWRやベルトだけを交換してもほとんど無意味ですからね…
なので、
> ローラとベルトをノーマル新品に換えれば可能でしょうか?
この程度では全く改善にすらならないと私は推測しますよ。 プーリー本体もかなりおかしくなっている可能性が大きいですし、 トルクカム溝も変形しまくっていると思われます。
> また、オークションで売っている、安価な汎用品でも可能でしょうか?
こちらはゆうさんもおっしゃっていますが、私としては絶対に お奨め出来ません。 今後、長期間に渡っての安定運用をお望みであれば、間違っても それらの「安価」な物は投入しない方が身の為ですね。
プーリーにしてもWRにしてもベルトにしても、単価を鑑みれば純正を 買うよりそれなりには安いですが、その値段分の価値、今回の場合は 安定性と耐久性があるのか、と言う事ですからそれはまずありえないと 断言しても良いです。
> 娘の通学用なので、鋭いピックアップも70km/hを超えるスピードも求めていません!ひっかかりのないなだらかに60km/hぐらい出れば十分です。
そして、第一の目的が娘さんの通学用途と言う事であれば、余計に くだらないトラブルが出てしまう可能性のあるパーツチョイスは避けるべきかと 思います。 最初だけは直った、と思っていても数ヶ月後にもちゃんと動いているのか、と 問われればそれすら怪しい、と言ってもなんらおかしくはありません。
もちろん、社外パーツの安価品にも物によっては安くて良いモノも 存在しますが、「純正互換」を鑑みる場合の「駆動系パーツ」としては 基本的に全くお奨めは出来ないんです。 はっきり言いますと私ならばお金を貰っても使いたくありませんからね(笑
値段的には…仮に純正プーリーが3500円だとしても、社外品ならば WR込みで2000円でお釣りが来る物とかもありますが、その程度をケチると その時は良くても「後で」痛い目を見る、という事なんですよ。
ではでは。 参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
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