ライムさん毎度でございます〜 うどん王国も暑くて冷たいうどんが美味い管理人でございます(笑
さて、またまたリセッティングされたという事ですが…
> W/RとセンターS/Pを変えて試してみました > W/R 6.5×3 変速回転数は10160RPMです
ノーマル加工の腰上とZEROチャンバーにてこれだけ高回転に パワーピークが移行出来ればかなり良い部類ではないかと思いますよ。 そして純正腰上がベースならその程度の常用回転数程度ではなかなか ぶっ壊れる物でもありませんしね。
> 前回はノーマルZXセンターS/Pでしたが 今回ジャイロXのセンターS/Pを組んでみた所 > この仕様の方が体感では遥かに加速が良くなっています
それであれば余計にロスが少なくなっており、エンジンパワーを有効に使えて いるという事になりますね。 坂道発進等で我慢出来る範囲なのであれば、加速等に関してはとてもお奨めな仕様です。
> 加工したトルクカムの溝は前半5mm位まで45度で あとは60度程度の溝使用しました
クレアカムと似通った溝といった感じかと推測しますが、後半60°溝の場合であれば ノーマルセンタースプリングは余計に要らないとも言えますね。
> 社外メーターのハッピー計測で90km/h強 この時のオーバーレブの回転数は見ていませんでした(泣 > 5g×3はW/Rが無いので まだ試していません
速度的にもそんな所で正解かと思います。 オーバーレブはですね、別に無理して見る必要もありませんが、変速回転数から 数千回転も伸びる事は絶対にありえないのであまり気にしなくともOKですよ。
ただ、やはりココまで来れば「もっと上」にピークがあるのでは無いか、といった 期待も込め、11000rpm変速等にもチャレンジしてみると面白いでしょうね。
> チャンバーが だんだん五月蝿くなってきました グラスウールでの消音でないと言う事で購入しましたが やぱっりと言う感じです > 高回転で使用すると劣化が早いですね!
む?グラスウールの消音では無い、といった売り文句なのですかね?>チャンバー ですが…サイレンサーの用にもっさもさのウールが入っていないだけで、実際は チャンバーの筒内にぺったりウールを貼り付けてパンチングで押さえてあるという 方式が一般的には多いです。 そうでないタイプは異常な金属音を発する反転消音なので、かなりおかしな 排気音ですし(汗
で、この場合でも、やっぱしウール劣化はありますし劣化しても交換は不可能という ある意味諸刃の剣でもあるんですよね〜 パンチングの穴がウールごとカーボンで詰まるとただの壁になるので。 スポーツマフラータイプでもせめて分解してウール交換出来る様にしといてくれ、とは 昔から思ってたり(笑
> 混合ガソリン40:1です
40:1ならばそうそう未燃焼オイルに晒されまくるLVではありませんが、この辺は 耐久性を取るか性能を取るかの二択にも近くなるのでまさに個人個人で違って 来ますしね。
ただ、混合比ってのは薄すぎてもパワーが上がる訳では無いので、ある程度の オイル分は必要、という事で。
> そしてですね 今回 使わないZXのクランクシャフトで芯だしの練習をして見ました(URL貼ってあります) > 叩く加減が難しかったですが なんとなく理解できました
早速写真を拝見しましたが、上手い事検芯台をこしらえられていますね〜 …PET-304も一緒に写ってるのは気のせ(以下略
> プーリー側(左側2.5/100) フライホイール(右側3/100)程度まで出来ました > 通常はクランク1回転ダイヤルゲージの数値÷2という事なので左側1.25/100 右側 1.5/100と言う事で良いのでしょうか?
で、実際の「読み取り方」ですが、これはおっしゃる通りのゲージの振れ幅÷2の数値が 「ブレの数値」になると解釈してOKです。 が、実際にはゲージ数値=ブレ数値と表現する方の方が多いので、私も一応はそれに 倣ってモノを言っていますよ。
そしてメーカー出荷時の新品クランク等を計測し、サービスマニュアルの値等と比べると メーカー側でも「ゲージ値=ブレ数値」で表記しているきらいもあるのでそれでOKでしょう。 ゲージで6/100、実際に3/100でブレていたとすれば無視出来るLVではありませんしね(笑
数値的に言えば、ゲージで3/100を切っていればまあまあ良し、とすべきですし、それ以上 行っても劇的な変化というものは出てきませんから、1/100に迫れれば御の字、という程度で 留めるのが良いでしょう。
> また 左右のブレのトータルをプラスしなければいけないのでしょうか その辺の事が良く分かりません
なのでこの左右の平均値を取る必要はありませんね。 スクーターの場合だと特に基点を決めづらいので、左右でどうこうと言っても なかなか難しいので…
> 前回芯出しせずに組んだので 今度O/Hする時に クランクを芯出しをしてみたいのです
次回は是非芯出しクランクにも挑戦して頂きたいですよ〜 ただし、中古を芯出しし直した場合は、ホンダは特にですがクランクピンの嵌め合いが 緩くなっている場合も多く、芯を出しても少し走ると元に戻る、と言う事もありえるので、 この辺の判断が難しい所です。
これは新品を叩いてみて、どの程度の力で叩けばこの位修正出来る、といった「感覚」で クランクピンが緩いかそうでないかを判断しなければならない部分もあるので、それなりの 職人芸のLVになってしまいますね…
中古がいくつかあるのであれば、それらを叩きまくっても硬い、緩いの判別は出来るかと 思いますんで事前にそうやって練習するのも手です。 私も昔は数十本叩きまくって練習しましたし(爆
が、私は基本的にホンダスクーターの場合は中古クランクの再利用はよほど程度の 良いモノか、管理がしっかりしている場合で無いとお奨めしていませんね。 せっかく中古を芯出しして組んでもすぐに戻った、ってのも経験ありますんで_| ̄|○
…本当にホンダの場合はこの辺もシビアで気を遣う部分が多いというマゾエンジンで(略
ではでは。 ライムさんのさらなるエンジン的&技術的進化も祈りつつこの辺で失礼をば。 管理人でした〜
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