記事No |
: 5878 |
タイトル |
: Re^5: JOGフロントフォークのシールについて |
投稿日 |
: 2010/09/30(Thu) 23:29:38 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com |
3人のパパさん毎度でございます〜 相変わらずレス遅れ気味で申し訳ありません(汗
> 流用というのはホント難しいですね。 > 今まであまりうまいこといったことがないので…。 > バランスというのは大切で崩すとつじつま合わせに頭を悩ませますね > 何事も
いやーそういうもんですよ。 付く事は付いてもそれが性能としてきちんと向上しているか、と いう事とは全く別問題ですしね。 満足出来る様にくっつけてなおかつ元々より性能を上げられてこそ 流用の成功、だと私は考えていますよ。
> そこで > > ・ステム上側のハンドルが噛む部分の加工 > > (ハンドルをステムに対し真っ直ぐに装着する為) > > ここがよく解らなかったのですがどのように加工すればよいのですか?
ステム上部のハンドルの噛む部分というのは3VRのステムでも 同様の問題が発生しますが、3YKのハンドルをそのままリモコンZRの ステムに突っ込むと、ハンドルが斜め向くんですよ(笑 これを補正する為にステムシャフト上端の溝を加工してやると いった事なんですが…これは現物を見るとすぐ分かると思いますよ。
後、余談ですが3VRステム+3YKハンドルだとかなり首長族になって しまうので、この溝辺りを加工してハンドル下げないと乗りづらいと いった側面も出てきたり。
> > ・ホイールカラーのクリアランス調整(3YKは1mm程短いです) > > クリアランスが合わないのであれば3YKのステムではだめですか?
3YKのステムだとシャフトのみ溶接で抜きかえるならポンで行けると 思いますが、アンダーブラケット部分はそもそもフォークの刺さる 部分の内径が1φ異なるのでフォークが刺さりませんよ(笑
> 3YKのステムのほうがフォークを入れる穴の間隔が広いということですか?
そういう問題ではなく、フォークそのものの構成が全く異なるので フォークピッチが仮に同等でも、アクスルシャフトが通る部分の 内幅自体がフォークの形状によって異なっていて当然という事です。
…全然形式の異なる3YKホイールとメーターギヤを使っても、 左側に向けて「1oしか」クリアランスの開きが無い事自体が かなり幸運な流用なんですよコレってば。 ちなみにホイールの右側は無加工でセンター出ますしね。
> あとキャリパーサポートの寸法はどのように出すのですか? > 今までいくらか鉄の加工はした事があるのですがあまりうまいこといかなくて平面でトレースして出来るガスッケトとはわけが違いますよね?
鉄板加工が出来るのならば簡単ですよ。 サポート自体は平面でOKですんで。
また後で写真をUPしておきますが、フォーク本体の「ツラ」から 真っ直ぐ真後ろにサポートを伸ばした場合でも、キャリパーは これまた1oだけ左側に寄るだけなので、1o程度ワッシャーで オフセットしてやればそれだけでセンターが出るんですよ。
後、この辺は精度は出ているにこした事はありませんが、実際は 多少キャリパーが上下に傾いていたとしても、だからといって パッドがディスクを挟む面積が極度に変化する訳ではありませんし、 キャリパーの左右のオフセットも多少あったとしてもその程度は 全体のしなりとキャリパーピストンの動作で相殺されてしまいます。
ラジアルマウントでも無い限りはそこまでこだわらなくても意外と いけるモンなんですよ(笑
ただし、サポートをこしらえる場合には最低限、6o厚の「鉄板」で 作製すべきです。 これはホンダの50ccのキャリパーサポートであればその部分が 6o厚である事を基準にしていますね。
アルミで作る場合は絶対に6oより厚い物を材料に採用し、 材質的にも5056等の一般のアルミ材なんかは絶対に使っては いけませんよ。 寸法を鉄板と同等の厚みでいくならば最低でも17材、ジュラルミンが 最低限のLVです。
「普通」のアルミ材で6o厚とかだといつ死んでもおかしくは ないので、色々と融通の効く鉄板を私はお奨めしますね。
> ちなみに私は数年前まで原付は通勤の足ぐらいのものだったのですが > 頂き物のライブZXが45kmほどしか出なくて(純正CDI) > ベルト、ウェイトローラー、プーリー等を交換しただけでなぜか60オーバー(純正CDI) > それまで速くする=社外部品みたいなのがあったので純正部品でこんなに?と思ったのと同時にさらにさかのぼること数年前に純正部品を加工して速くするということをいやな思い出とともに叩き込まれまして。
これはもう今の時代であれば常識なのですが、中古で具合の悪い物を 社外品で誤魔化そうとしても、結局ノーマルより遅い、となるというのは 当然の事ですよね。
そもそもノーマルで60も出ないものを無理にいじくっても何も得るものは ありませんし(笑
> そこの社長いわく、バイクは速くて綺麗でないとだめ、もちろんすぐ壊れてはだめ、社外品は信用ならないのが大半。 > このときに純正部品を加工して速くする。というのを教えてもらったのを思いだしてネット検索したところこのホームページ行き着いたという次第です。
ちょっと極端な意見かとは思いますが、「社外品は信用ならない」と いうのはレース屋さんであれば確かに納得出来ますね。 基本的に、競技用途であれば信頼性が一番なので、社外品なら 普通はよっぽど信頼がおけるパーツしか採用しませんから。
昔はよくストリート使用は駄目よ、という但し書きの為に 社外品は「公道走行不可」って書いてましたが、実際には 競技に使えるかといえば無理でしょ、というオチで(以下略
純正を上手く使うというのも限界はありますが、よほどの事が 無い限りはなかなかその限界は来ないぞ、というのが私の 持論でもありますしね。
>バイクは速くて綺麗でないとだめ
ですね。これは私も同感です。 ただ、これは「汚れている、メンテ不良で汚いのは駄目」といった 意味合いだと受け取りますが、カウルに多少傷があったりするのは やむなしだとしても、エンジン回りがオイルでべたべたとかって タイプの車両だと、「速い」なんてのはまずありえないですからね。
「見た目ボロくて速い」ってのはたまに見かけますが、「汚くて速い」と いうのは普通はありえないんですよ(笑 これは何か不調があっても見つけられていないのと同義ですからね…
ではでは。 長くなりましたがまた参考にして下さいませ。 管理人でした〜
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