記事No |
: 5881 |
タイトル |
: Re: エンジンが時々不調になりフケなくなります |
投稿日 |
: 2010/10/03(Sun) 18:00:30 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com |
nyanta28さん毎度でございます〜
さて、今回はセカンドマシン?のJOGですね。 が、これまた何となく最近この掲示板に来られる方々が 陥っているトラブルと似た様な感がひしひしと(汗
チューン箇所自体から見ますと、トラブルが起きるとすれば 腰上の不具合、キャブの狂い等が候補に挙がってきますが… この辺はチェックされているとなればなかなか難しいですね。
> 1/8程度以上開けて加速しようとすると失速。 > その辺りで騙し騙しなんとか走ると、ブパパハ・ンパパパ・・・と > F1のピットロードで速度リミッタ効いて点火間引きしてるような > 感じです。
まずはコチラ、全開高負荷後の失速感、という事であれば 腰上の不調も考えられない事もありませんが、内部チェックで 明確におかしな点が無いのであれば、もし狂いがあっても 実際に破損したりするLVの酷さまでは達していない、と思われます。
例えば、ピークパワーの直前の回転の谷部分にて、キャブがかなり 濃い目の状態で大きくアクセルを開けてしまうとブボブボいって 困った事になったりもしますが、そこまで大幅にエンジン作りが 外れてはいない、と推測しますね。
> 本日、早速シリンダとピストンを外して確認しましたが、 > 抱きつきの跡もなく、ピストンやヘッド・プラグも濃い感じでした。
濃い感じ、というのが気になりますね。 ブボブボといった失速感ならばキャブ的にはどこかが濃い目で ある可能性は大きいですし、回転数が低い状態から28φの直キャブを カパ開けしてしまうとそういった感覚には陥りやすいです。
こういう可能性を考えるならば、スローは限界まで落としてみて 0発進からのじわ開けでも同じ症状が出るかどうか、のチェックも やってみると良いかと思います。
> キャブの油面も、本体から(バルブ閉になる)フロート底面位置が > 21mmで、極端に高くなかったと思います。 > (念のため23mmに変更してみました。)
油面はですね、濃い薄いに関わらず限界まで高い方が色々と 無難ではありますよ。 20o程度でオーバーフローしなければそれでもOKですしね。
特に横型JOG系エンジンの場合、メットインキャブにでもしない限り フロートの動作方向が車体の進行方向にきっちりと対応して いないので、油面が低めだと勾配のきつい道の長いコーナーで アクセルオフも長い、とかって状態になるとガス欠症状が出たりも しますんで、私はあまり濃い薄いで油面を上下させるのは好きでは ありませんね。
これは構造上、ヤマハの横型+ノーマルキャブ風のキャブ装着方向だと 特に不具合が出やすいです。
> ジェット類の詰まりもありませんでした。念のため、再度清掃。 > 燃料フィルタも多少の粉ゴミはありましたが、いつも通りでした。 > 燃料タンクとフィルタ・タンクキャップを外して徹底的に清掃。 > タンクは念のため錆び取&コーティングしました > その他、ヘッドガスケットあたりも吹き抜けの痕跡はありませんでした。
燃料系は一通りメンテされたみたいですし、これで不具合が あったとしても解消されていないとは思えませんね… 少なくとも、燃料系にトラブルがあったのであればこれで多少なりと マシにならないと駄目なLVかなと。
> ここまでやったので、組みなおして再度火入れ。 > 家を出て3分は絶好調でした。 > そして交差点で止まって、再発進の時、走り出して回転が上がると > ブモモモモ・・・パイーン! ブモモモモ・・・ > > 燃料キャップを再度外して走るも、結果は同じでした。
こうなってしまうと…キャブセットが極端に偏っている可能性は 0ではありませんが、燃料系統のトラブルでは無さそうな気が しますね。
同じ発進の仕方や同じ開け方をした時、確実に再現性があるので あれば、キャブセットもしくはエンジンとの兼ね合いの線はまだ 捨て切れませんが、毎回わずかでも違った吹け方をするとなれば 話は違うと思われます。
> もうこれは電装系と考えた方がよいでしょうか・・・。
ですね。ここまでやって駄目ならば私もちと頭を切り替えて、 電装系に不具合が無いかをチェックして行きたいです。
ただ、社外CDIとIGコイルという事であれば、とりあえず一つずつ ノーマルに戻してみるのも手でしょう。
後、表記はありませんがプラグキャップも物によってはCDIとの 相性が悪くとんでもないノイズを撒き散らしてCDIのトラブルに 繋がる事はよくあるので、キャップも変更しているのであれば それも無難なノーマルに戻してみると良いでしょう。
これは余談ですが、CDIがDC点火の車両だと、抵抗無しの プラグはともかく、おかしなプラグキャップを使ってしまうと 社外デジタルCDI等に対してはすさまじい悪影響が出る事が 多々あり、まともに走るLVではない失火が起こったりも しますんで。
昔のAC点火車ならそこまでシビアなものはなかなかありませんが、 CDI、IGコイル、そしてプラグキャップというものは組み合わせが 悪くてもまるでCDIがぶっ壊れたかの様な動作をする事は決して 珍しくありませんので、アースの確認等の基本も含め、この辺も チェックしてみると良いかと思います。
ではでは。 これまた明確なアドバイスにならず申し訳ありませんが、 参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
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