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記事No 5983
タイトル Re^3: プーリーのベルト引っ張りについて
投稿日 : 2011/04/05(Tue) 06:43:29
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
ヤンマさん毎度でございます〜

さてさて、多少はお役に立てたみたいで嬉しいですよ。
では今回もひとつひとつ噛み砕いてレスさせて頂きますね。
もちろん長いので腰をすえてゆっくりお読み下さい(汗


> 今は70ccでハイギヤ、ノーマルキャブ、センタースプリングをデイトナの3%アップにしています。
> 5%の時の方がしっかり張るからか、加速もよかったですが、ねぎのリーダーさんのサイトを見させてもらったら、純正で十分な感じでしたので下げました。

現状では70cc、センタースプリングは微妙に強い物を入れられているという事ですが、
これ、ヤマハの一種だと元々のセンタースプリングというのはそこまで過剰な物が
装着されている訳ではありませんよ。

とはいえ、社外品の何%という数値の物は本当に数値通りの変化になっているのか、と
言われればまず無いでしょう、とは言えるので、数値以上に強くなっている可能性も
大きいです。


> ただ、張りすぎの許容範囲がよく解りません。

これはですね、あまりにセンタースプリングが過剰だと、基本の一定回転変速が
難しくなって来る場合が多いのと、明らかに加速力が悪くなることが多いです。

ヤンマさんの場合ですとデジタルタコメーターはお持ちだと思いますが、こういった
センタースプリングを変更していく場合には、「交換前と同じ変速回転数」になる様に
WRを合わせ直してから加速テストをしないと何の比較にもなりませんよね。

仮にセンタースプリングがノーマルで全開加速時に7000rpm変速であったとすれば
多少強いセンタースプリングを入れれば変速回転数は7500rpm等、多少はUPして
しまいますが、この時点で双方の「加速感」を比べた所で、全開加速時に使っている
エンジン回転数が違えば比較の意味がありません。

仮に7000rpm程度一番エンジンパワーが強大なのに、それを7500rpmの力の落ちた
所を使って加速していったとしても、そりゃ元の状態より遅くて当たり前です、と(笑


で、「ベルトの張りすぎ」を分かりやすい例で挙げると、センタースプリングを
ガチガチに強くして、変速回転数を変更前と同等にしようとすればWRを結構
重くしなければ駄目ですよね。

この時点で「アクセル全開加速」を行ったときに、発進はともかく加速が良いか
悪いかという事です。
時速20km/h程度で巡航し、そこから一気にアクセルを全開にしてみて電柱でも
何でも良いので「加速開始点」から「目標点」まででメーター読み何km/h出ているか、
を比較すると一発で分かりますよ。

別に感覚での判断でも悪くはありませんが、駆動系構成が異なってくると人間の
感覚ってかなり騙されやすくなるので、ストップウォッチを使いましょうとまでは
言いませんが「きちんとした比較」をしてやらねば判断はしづらいです。

これがあまりに加速が悪いとなればベルト張りすぎの感が強く、坂道への影響等は
ありますが自分の好みも合わせて「可能な限り弱い物」をチョイスしておくと通常の
平地での運用にはロスを少なくして走ることが出来ますよ。
当然、速度が乗れば乗る程に加速率が落ちてくるという傾向も減ってきます。


ただし、あまりにセンタースプリングを弱体化させすぎると発進時の悪影響も
出てきます。
これは難しいので今回は割愛しますが、発進というのは順序で言えば最後に
セットすべき物であり、他を先に決めないと上手く行かない可能性が大きく
なりますね。

仮に何かをいじくっても数m走って発進が良い悪いといった事では絶対的な
性能や特性を判断するな、というのはこの辺に最大の理由があります。
一度は最高速付近までまくらないと人間って発進が良いとその他も全部良い、と
錯覚しがちなので。



> プーリーは定石の加工です。手作業ですが…最近ビームーンのプーリーを買いまして加工無で試す予定です。

プーリーに関しては、ヤマハ車であればおかしな社外品トルクカムを使わない限り、
どんなモノでも意外と走るので、そこまでシビアにならずとも良いかとは思います。
が、これは私はB-MOONの現物を見た事が無いのであくまで予想ですが…

それ以前に、私はヤマハ一種車だとノーマルのプーリーで致命的に悪い部分、という物を
見た事が無いので。
多少の加工を行って足らない部分を補う事位はしますが、基本的にヤマハ系だと
ノーマルの出来が素晴らしいので駆動系自体をノーマルを大幅に上回る良構成にする事が
難しいです、と言いますか私は出来ないと思ってます。

これもいつも言っているクチですが、「何が不満なのか」を明確にしないとチューン自体
行う必要すらない、という事ですね。


> とりあえず今回二回目のピストンに穴が空いたのでそれを処理してます(泣 台湾ピストンは強度が無いのが多いんでしょうか…

次にピストンですが、台湾系ピストンだからと言って異常なまでにトップの肉厚が
無いとか、極端に一部の強度が無さそうと言うのは私は見た事が無いです。
「全体的に微妙に怪しい」のがそういった類のパーツなので。

なのである程度は使える物という認識はありますし、ピン下にクラックが入ったりする
物も無いとは言えませんが47φ程度であれば「強度のみ」は結構ちゃんと作られていると
思いますよ。


しかし、通常使用にて「ピストンに穴が開くほどブチ抜く」LVなのであれば、これは
ピストンの構造的優劣の問題ではありません、と言い切っても良いです。
点火時期が早すぎる、圧縮比が高すぎる等の人災であると思われますよ。

通常、多少のプレイグニッション等の異常燃焼が起こっても、ピストントップ中央部ならば
ちょっとずつ削り取られる様に減っていくというトラブルの起こり方が定番なので、
一気にぶち抜く、となれば異常なまでに他がおかしい、という事に他ならないんですよ。
私に言わせれば、いきなりピストンをブチ抜く時点でおかしすぎます。


> デイトナの赤cdiのせいでしょうか?

で、怪しいのはデイトナの赤いCDI、パワーアドバンスかなという予想みたいですが、
これは当たっている面もあるかなと。
ヤマハ用のコレは真面目に点火時期を測った事はありませんが、ある程度の
チューン車でメインパワーバンドとなる7000〜11000rpm程度の回転域では異常な
までに進角が行われているのかも、と推測していますよ。

私も実際、昔にJOGのノーマルエンジンでピークが10000rpm程度に出るチャンバーのみを
使い、そのCDIを併用して走らせてみた所、サーキット数周程度でいきなりピストンを
ブチ抜いてしまったのを見た事があります。あ、私の車両じゃありませんが(笑

JOGだと仮に10000rpm辺りでもアナログCDIならBTDC14°とかの遅い点火時期になって
いますが、デイトナのだとBTDC25°とかになってるのでは?と思いますよ。


で、もちろん圧縮比も絡んできますが、これが面白い事に圧縮比が仮に10:1位あっても
点火時期がノーマル程度だと別に一発では壊れなかったりもするんですね。

逆に、圧縮比がノーマル程度であっても異常進角だとその内ピストンをぶち抜く事は
可能です。

これはどちらが異常値でも駄目ですし、どちらが足らなくてもまともなパワーは出ません。
なので、怪しいと思うならそんなCDIは使わない方が身の為ですし、どうしても使いたいと
言うのであれば点火時期を測って納得してから、という事で。

ここだけの話、社外のデジタルプログラムのCDIは、どうあってもおかしいだろ、といった
LVまで異常進角している回転域がある、といった物はザラにありますよ。
仮に1000rpm単位での点火時期が判明したとしても、それを完璧に使いこなすのは
難しいです。


後、ボアアップ70ccという事ですが現在の圧縮比はどの位でしょうか?
ざっとでも良いので把握しておかないと、トラブルを防ぐことは出来ませんし適当な
社外品のポン付け程度で許容範囲に収まる、なんて上手い話は世の中そうそう
ありませんからね…


> トルクカムの溝は高速側を延長してシムを入れてます。

えっと、これも確かにヤマハだとドリブンの開き具合が足らないと感じる面があれば
正解だと思いますが、そこまで必要か?というのが正直な意見ですね。
どれだけ減速比をハイギヤードにしたいのか、という事です。



> うまく説明出来ませんが…実際にカバーを開けて空ふかししてみると、純正の細くなったベルトは「ドリブンの中心」に当たってそれ以上行かないのでドライブ側プーリーにはまだ移動する余裕が有ります。

いえいえ、分かりますよ。
ヤマハだとドライブ側のベルトかかり径をノーマルより大きくする方向にすると、
ドリブン側にて色々と足らなくなる場面も確かに出てくる事があります。

が、前述の通りそこまでやったらもう6速が7速に、とかいうLVではありませんし
無茶させすぎの場合が多いと私は思いますよ。
仮にヤマハのノーマルプーリーを全面使えればそれでも結構オーバーな変速比に
なってしまうと私は考えていますんで。


> これは更に張っていってるんでしょうか?

張っている、と言えば張っていますが、それ以前の問題です。
ベルトの動作範囲の限度を超えてしまっている時点で無茶苦茶であり、間違いなく
ベルト切れの原因になるでしょうね。


> 実走ではうまいこと見えなく、プーリーは空ふかし程のベルトの移動をしてないようです。負荷がかかればそういうものでしょうか?

これも当然ですね。
ベルトというのは実走行にてトルクカムがきちんと動作していないとまともに張りません。
無負荷の空転状態で具合を見ても実走行とは全く異なりますよ。

これ、十二分なプーリースライド量のあるプーリーを入れ、タイヤを浮かせた無負荷の
空転で最大変速近くまで回し、そこでアクセルをOFFにして駆動系の動きを見て下さいな。
異常なまでにドライブ側のベルトが「はみ出て」いるかと思いますよ。
実走行での「加速時」にはそこまで行きませんが、減速時に高速域でアクセルを
OFFにするとベルトはすでに外れかけ、とも言えたりしますからね(笑

アクセルOFFの場合は空転でも実走行でもそこまで異なった「視覚的変化」がある訳では
ありませんが、アクセルON状態は空転と実走行の見た目は全く異なるという事で。
これこそが、タイヤが地に着いていないと一切の効力を発揮しないトルクカム動作の差、と
いう事でもあります。



> ベルトは長くて太い、長くて細い、短く太いのも試しましたがパッとしません…

こちらはですね、何を狙ってそういった寸法違いのベルトを投入されているのでしょう?
単純に太さが変わらず長さのみでの目的変更となればある程度は把握もしやすいですが
幅まで変更してしまうとかなり難しい事になりますし、大変失礼ながらヤンマさんご自身では
理屈でどうこうとお分かりになるLVでは無いであろう、と私は推測します。


仮に、上記で「幅の細くなったベルト」とありますが、仮にコレが1mm細くなっていると
しましょう。
プーリーの横スライド量は分かりやすく10mmで限界とします。

最初に長さが同じで1mm幅の細いベルトを入れれば、セットした時点でのドライブ側
ベルトかかり径はおおむね4φ小さくなり、ドリブン側では4φ程度大きくなります。

この時点ではローギヤード傾向になって発進に多少有益になりますが、ここから
加速してプーリーがスライドしていき、10mmスライドした時点では「ノーマルと比べれば」

ドライブ側ベルトかかり径=4φ小さい

ドリブン側ベルトかかり径=4φ大きい

と、実際の変速比(減速比)だとプーリーの横スライド量が9mmの状態と同じだけの
減速比しか得られていません。
となると、物理的にフルノーマルに比べても最高速度は落ちますよね。


これをカバーするにはプーリーの横スライド量を増大させるしかなく、ハイスピード
プーリー加工を行い、プーリーの横スライド量を1mm増やした時点でやっとこさ
「ノーマルと同じ減速比」が得られるんですよ。

もっとぶっちゃけると、ベルト幅を細くしただけでは多少発進に貢献するだけであり、
他がノーマルだと何の恩恵もないどころか最高速がダウンするだけです。

これが、ノーマルの状態でプーリーの横スライド量が実際には10mmしか移動せずとも、
WRの移動量にはまだ余裕があったとしヤンマさんのおっしゃる「フェイスタッチ」といった
症状でプーリーの横スライドが抑制されているのであれば、そちらを改善すれば良いと
いう事ですし、逆にフェイスタッチまでまだまだ余裕があるのにWRがプーリーの外壁に
当たっている、となればこれはWRの移動量をなんとかして増やさねば意味が無いです。

といった風に、「どこに制限が出ているのか」を的確に把握しないと、ベルトを変えて
どうこう、といった事は有用に生かす事はまず出来ないですよ。
細い太い長い短いを入れ替えまくって好結果が出るかも、なんてあてずっぽうにも
程があるので。



> 理想はプーリーの変速域を全て使って(フェイスタッチ)ドリブンにまだ少し落ち込む余裕がある位なんでしょうか?どうも自分は逆みたいです。

次にこちらですが、変速域を全て使う、というのはどういった状態でしょうか?
単純に、プーリーの全面にベルトが移動した跡がある、という事であれば、
それはプーリーの径にもよりますし実際の減速比(変速比)の数値にもよりますから
一概には言えないですよ。

極端にでっかいプーリーで全面使おう、なんてなれば7速や8速状態になります、
なんてザラにありますから、ぶっちゃけるとベルトかかり径から算出した変速比が
どの程度なのかを分からないと、やりすぎるだけとか物理的に不可能とかになって
しまうのがオチです。

ノーマルでの最少減速比が0.889(3YK-ZR)なのであれば、これを仮に0.700まで持って
いきたいとかの具体的目標が無いと、正確に詰める事も不可能でしょうね。
そして、どこまで言ったらやりすぎだ、と言うのもこれを数値化していないとまず基準が
出来ませんから…


で、おっしゃるフェイスタッチという症状、これも最大変速状態には「起こってないと
駄目」な症状になります。

WRが外壁に当たっているか、このフェイスタッチしているかのどちらかの状態はあえて
「起こして」おかないと、最大変速状態まで来てもいつまでもベルトを張り続けるという
状態になるので、最高速が伸びないとかベルトへの負荷が強いとかといった事に
なりがちですね。

なおかつ、それが起こっている上でドリブンの芯部分にベルトが張り付いているので
あれば、真っ当な駆動系の動作なんて望むべくもありません。
だからこそ、限度を超えた変速比とかは駄目だ、とも言えるんですね。

これは発進時のドライブ側ベルトの裏側がボスに当たっている、といった事と似ていて、
そんな事してもまともに動いてません、の一言でカタが付いちゃいますから。


…どれもこれも安定してクリア出来る駆動系構成を作れば問題はありませんが、それは
結構難しいですよ?
最低限度、ドライブ側ではフェイスタッチするなりWRが外壁に当たるなりのどちらかを
起こしておき、なおかつドリブン側は中心軸にベルトが当たっていないのが最低限度の
構成になります。

駆動系の構成ってのはこういう点がただの一つでもミスってるとまともに動かないので、
考えるべき点はものすごく多いんですよね。


> このまま更にベルトが細くなればドリブンの動きは逆に閉じるんでしょうか?

現状からベルトの幅が細くなったとすれば、プーリーの横スライド量にまださらに
余裕(仮に元々10mmスライドが11mmに)があるのであれば、駆動系の最大変速時の
動作としては

ドライブ側=ベルトが1mm細くなった分はさらにプーリーが1mmスライド出来るが
最終的なベルトかかり径は同じ
(11mm分プーリーがスライドしてやっとノーマル幅ベルト+10mmスライド時と同じ)

ドリブン側=ベルトかかり径は変わらないのでベルトが細くなった分だけ閉じる

という事になります。
ベルト幅だけ細くなった、としてもドライブもしくはドリブンの片方のみに影響が
あるワケでは無いので、両方の動作を紙に書いてでもきっちり把握しないと
いけません。


> それともねじれて切れますかね?

上記の状態で、仮にプーリーの横スライド量に余裕が無くて限界だったとします。
それであれば最初のご説明した通りで

ドライブ側=ベルトが細くなった分はプーリーがスライド出来ず、ベルトかかり径は小さくなる

ドリブン側=プーリーが+側にスライド出来ないので同様に動けずベルトかかり径は大きくなる

と言う事ですね。

「プーリーの横スライド量に余裕があるか無いか」で、ベルトがどうなるのかも変わってくると
いうのが、「ベルト幅のみ」を変更した場合の動作になります。

…言うまでもありませんがこれはあくまで長さが全く同一で幅だけ異なるという限定での
お話なので、これに加えて長さまで変わってくるとさらに難しくなる事はお分かりかな、と(汗



> 考えれば考えるほどに寝付けないほど頭が混乱して…

いやーこれはよく分かりますよ(笑
私も結構ありますんで。

で、特に駆動系は、ですが、上記の様な事も私は今回文章で書いていますが、頭の
中にはもちろん図としてのイメージがある訳です。

これは最初は紙に書くなりして、何がどう動けはこっちはこう動く、といった事を
完璧に把握してからでないと頭の中のみで考えるのはまず無理だ、と言う事は
お忘れなき様に。

もっとも、これらの文を読んだだけで一発で頭にイメージが浮ぶ程の人であれば
私が解説するまでも無くアドバイスなんて要らないLVだと思いますし、ね。

私のモットーでもありますが

「構造自体はシンプルだが簡単に分かったつもりになって舐めてかかるな」

というのが駆動系だ、と考えてます。



そして最後に。

> どこかがバランス崩れていると思うのですが、よく解らないんです。

これは何をもって「バランスが良い」とするか、と言う事もあるんですが。
私自身、コンテンツ内でもよくバランスという言葉を書いていますが、基本的に
駆動系の場合は「全てにおいて無理の掛からない、正常動作する構成」であると
言っても良いでしょう。


となれば、これはセンタースプリングを過剰にして無駄な側圧をベルトに与えるのも
駄目、無変速状態でドライブ側ベルトの落とし込み量が大きすぎてボスにベルト裏が
当たっているのも駄目。

ドリブン側ベルトがお皿からはみ出そうな上、トルクカムピンがベルトセット時点で
すでに溝一杯の所まで移動してるのも駄目、最大変速時にプーリーからベルトが
大きくはみ出てるのも駄目、ドリブン側もベルト裏が中心部に当たってるのも駄目…

最大変速状態の最少減速比(変速比)があまりに小さすぎるのも駄目、フェイスと
プーリーの頂点同士がごっつんこするかWRが外壁に当たっている事のどちらか、
もしくは両方を起こしていないと駄目、駆動系を真上から見てベルトラインが極度に
斜めってるのももちろん駄目、等々…


といった様に、無理無茶や見た目だけのベルト位置等でやらかしてしまうと色々な
弊害が出てきますし、どれもこれも起こってはいけない事である事なので、それらを
全く起こさず、狙った減速比や変速特性を得る事が出来るのが「バランス」が
取れているという構成だと私は考えていますよ。

上記の件は全て、性能に関する事柄ではなく駆動系というシステムを
「正常動作させる為に最低限度必要な事」なので。

ちなみに定番ですが、フルノーマル構成だと上記の条件を「全て」クリアしています。
ノーマルを上回るのにはこれら全てがノーマルと同等以上の構成になっていないと
いけないのはお分かりかと思いますし、当然それは難しい、という事ですね。

ノーマルから全く異なるプーリーやトルクカムを使う場合でも、特性がどうこうと
言う前に、こういった点をまずチェックしないとセッティングもクソも全く
ありませんので。


ではでは。
コンテンツひとつ分くらいに文章を書いた気もしますが、意味不明なところはまた
ツッコミ下さいませ。
管理人でした〜

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