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記事No 6234
タイトル Re^4: 早速結果報告
投稿日 : 2011/09/25(Sun) 01:50:03
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
DIO50RRさん毎度でございます〜
さてさて今日もいつものごとくのレスをば。


> 腰下分解ツールがあれば今すぐにも新品ベアリング、クランクシャフトを組みたいですがツール自体の値段もそれなり種類もあるのでこちらをそろえるとなると超極貧生活を覚悟で挑まないと(笑
> なかなか踏み切れないでいます。。。

まず腰下ですが、こればっかりはコストと手間の面はどうにもならないですね。
が、これも懐古ばかりで申し訳ありませんが、ある程度安価で工具が揃えて
いけるという今の時代なら、昔ほど敷居は高くありませんからね。

仮に全部純正工具を揃えてクランクも純正新品だとかなりのお値段になって
しまいますし。

それと、こういった特殊工具の類ってのは、2回目を使うかどうかはまず
分からないものですから購入にも躊躇があるとは思いますが、それはどんな
特殊工具でも同じで、工具代の元を取れる位になるモノって私でもほとんど
ありませんよ(笑

そういった事を、生活を削ってでもやるかどうかがマニアへの道かなと
思ったりしますね。
…悪く言えば後先考えてないんですが、そうでもしないとどうにもならない、と
いった事はある程度は辛抱もするしかありませんので(泣

後、一回を割り切るのであれば腰下O/Hを行っている所に出すのも手です。
宣伝ではありませんが私でもこの作業は承れますし、ご予算に合わせての
作業というものも出来ますから、手段としてはこれもあり、という事で
ご留意下さいな。


> 本当はZX化してから装着しようと思いずっと保管していましたが流石にGZ0マフラーではそろそろ限界を感じてきたもので。。
> 幸運ってのは何故重なってくるのでしょうか。。実はH-005は2本、H-002は1本所持してたりします(笑
> H-002に関しては完全に予定外の副産物で破格で手に入れましたが。

あらら、貴重なオクムラスポーツマフラーを3本もお持ちとは素敵ですね〜
ならば余計にZX化エンジンはあった方が楽しいです、と断言出来ますよ(笑


> あとはどうしてもカーボンプロテクターが欲しかったもので(汗

これも大切なポイントですよね。
カーボンとはいえ意外と薄いので一回の転倒でカドがなくなるとか当時は
よくあったもんです(笑


> 確かに、シューとアウターはまったく違う車種から移植したものなのでアタリがついていのは当然ですね(汗
> このアタリ作るためにシューを削る作業ですが、普通にサンドペーパーなどで黒い部分が消える程度に削る感じで良いのでしょうか?
> またアウター側も削った方が良いのでしょうか?

そうです。かなり距離を走った物でないとシューの全面がアウターに
あたっているという事にはなりづらく、中古が最初から全面焼けている場合は
なかなか判断もしづらいので、240番程度の紙やすりで焼け色が取れる位に
擦ってやり、ある程度走行した上で黒くなっている部分をまた削る、といった
地道な作業の繰り返しになります。

これって数千kmはやり続けないと完全なアタリを取るのは無理ですから、
ある程度で妥協してしまう方が良いです、とは言えますね(笑

そもそも、全面のアタリを作ってもそれがミート具合にまで多大な影響を
及ぼす訳ではありませんし、チューン車の場合だとアタリが出てもその内
アウターが変色して駄目になる事の方が多いので、あまりこだわりすぎても
しょうがないんですよ。

ヤマハみたくアウターが強ければ良いのですが、何故かホンダ系のアウターは
耐久性に掛けるきらいありますんで。

後、アウター内側はあまりにデコボコが酷い様であれば磨いても
意味は無いので、正常なものと交換して一から始めるのが良いでしょう。
と言いますか、あれってかなり硬い材質なので手作業で削るのはまず
無理ですね。



> 早速シューとセットになっていたアウターに変更しました。
>
> まずシューですがやはりアタリは付いておらずかなり黒くなっていました(汗
>
> そしてシューセットになっていたアウターに変更したところ体感できる程度に10-15kmぐらいの振動は軽減された感じです。
> それより以前よりガツンと発進するようになりました(笑

次に結果報告の件ですが、アウターはセットになってた物があったのですね。
これで多少の改善があったのであれば、可能な限りそのセットで運用して
行くのが良いでしょう。

振動も軽減したという事であれば、その部分の要因も0では無かったと
いう証明にもなりましたね。

あ、真っ黒といっても明らかにオイル分が染み込んだ様なテカテカの
黒まで行っていると不味いですが、とりあえずは表面を薄く削りながら
様子を見て下さいな。
が、削りすぎには注意、ですよ(汗



> そして高回転からのアクセル0FFではやはり50-35kmぐらいに足元から振動がきます。
> リーダーさんの言うとおりおそらくクラッチのアタリの影響では無いと思いました。
>
> 理由としてはそもそもサイドカウル未装着、今やオクでも高値で取引されるAF25ライトカウルは気づいたらバリバリに割れていて、単にそれらが回転数が低くなったときのチャンバーの振動よって共振していたのかもしれません。あくまで自分なりの憶測ですが。。(汗
> あと低回転域のかぶりとかもありそうです。

アクセルOFF時の振動は変化無しという事ですが…
カウルの共振を疑うのであれば、一番簡単なのは可能な限りカウル類を
外して乗ってみるんですよ。

多少世間の目が気にはなりますが、原因が共振であればこれで一発解決しますし
エンジン音や振動等もカウルが無ければ人間に伝わりやすくなるので、他の
要因がある場合はそれも分かりやすくなるという有用な手段です。


> 以前よりメイン、スローともに1ランク下げMJ#82,SJ37,NJ3段目にしましたがそれでも超低速では若干ばらつきがあるので
> そちらも改善してみようと思います。

ジェットは好みやアクセルの開け方にもよりけりですが、オートチョークが
正常動作もしくはシャットアウト出来ているのであれば、SJは35番位でも
まずまともに走ると思います。

後、本当に極々低回転の低速でのバラツキがある場合、点火が悪くとも
そうなりやすいのでご注意下さいな。



> また少し話題からそれてしまうのですが、現在GAH-307シュー+2YMスプリング+0.5mmボスワッシャー追加のセットではオクムラのパワーバンドではまだミート回転数低くもう少し高回転でミートさせたいのです。
> 社外の軽量強化クラッチとかもありますが、C/Sの互換性やパッケージだけではどのぐらいでミートするのかもわかりませんし。。。
>
> かと言って自分ではアウターの内径加工や、シューの軽量化が出来る設備はないもので。。。
>
> 一応落としこみ具合を確認しながらさらにボスワッシャー追加やリード125?のスプリングの流用をしてみようと試みていますがそれ以外に何かミート回転数を上げられる方法などがありましたらアドバイスお願い致します。

クラッチイン回転数はその仕様だと、簡単に上げるにはリード125のクラッチスプリングを
入れてみるのが一番でしょうね。

が、すでに2YM仕様なのであればよくいっても数百回転の変化にしかなりえませんし、
社外品もきちんとしたデータの分かる物を選ばねば大差なし、という事もあります。

デイトナパワーアドバンスクラッチシューならば結構行きますが、おそらく
この辺りが定番的なクラッチシューでは限界領域でしょう。

なお、当時のオクムラだとクラッチスプリングは付属していましたが、
これをGAH-307に入れても2YM以上リード125以下といった感じで、
発進はちょろっとはもたつき気味のセットにはなっていましたね。
もちろんそれでは満足いく物にはならないのですが(笑

専用のノーマル加工品プーリー等を購入し、発進時の減速比も上げてやって
初めてバッチリ、といった感じでしたから。


で、オクムラ+ノーマルエンジンだとクラッチインで最低6000rpmは欲しい所ですが、
ZX大径駆動系でもそこまでいくかいかないか、といった感じにしかなりませんから
最少変速状態の減速比がノーマルでも小さい小径駆動系はこの面でもかなり
不利なんですよね…


クラッチシュー自体は「何回転の遠心力でアウターに当たるか」がシューや
スプリングの設定に
よって決まりますが、その何回転回すか、というのが駆動系の減速比でも
大きく変化するんですね。

ドライブ&ドリブンがローギヤであればある程、ドリブンが回されるのには多大な
回転数が必要になりますから、イコールでそれだけのエンジン回転数が必要と
いう事になり、減速比が大きければ大きい程、クラッチインに必要なクラッチ本体の
回転数を高く稼げる、という理屈です。

非ZX系だとノーマルで最大減速比が「2.450」なのに対し、AF28ZXだとノーマルで
「2.650」程度、ライブZXだと「2.850」程度ですからこの差は結構でかいんですよ。

(※AF28ZXだとメーカー発表値は「3.000」になってますがこれは絶対メーカー側が
ハッタリか適当こいていると断言しても良いです。それはありえないという立証が
私には出来ていますんで)


小径駆動系にシムワッシャーを0.5o追加すれば…そうですね、計算上では
おおむね「2.66」程度にはなりますんで、ほぼAF28ZXの値には近づいています。
が、構成的に可能であればもう少し減速比を大きくしてやればクラッチインの
回転数も多少は上げられますね。

当然、ベルト裏がボスに当たったり、ドリブンからベルトがはみ出るとかいうのは
絶対に駄目ですよ(笑


…これは、そうでもしないと市販品等のみでは高回転クラッチインというのは
絶対に不可能でして、単純にクラッチだけを考えていては到達出来ないLVに
あるものだ、という事もご留意下さいな。

話がややこしくてワカラン、という事であればまたツッコミ下さいませ(笑


ではでは。
管理人でした〜

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