管理人様、今回も懇切丁寧なアドバイスありがとうございます。 > 一応この辺も私の守備範囲内なので、何でもご質問下さいな。 > …この手のご質問は文章では表現しづらいのでいつもより長くなりがちですが(汗 毎度、お手数おかけします。m(__)m >ヤマハの > 自然空冷2stスポーツ(?)車ですよね。 > この辺、ポン付けごにょごにょとかが行える世代の車両なので、いじくっても結構 > 面白いというのは分かりますです(笑 はい。以前お見せした赤白タバコ模様のあれです。ここのHPでお勉強させていただいたことでかなり深々とバイクを弄れる様になりまして、余った50エンジンにもフレーム買い与えたり足回り買い与えたりと、お決まりの旧車レストアマニアコースへと(苦) > ホンダNSR50だと「3/4(スリークォーター)スポーツ!」と言われた事もあり、 懐かしい響きですね。
> スポーツモデル車サイズダウンという事で、やる気にさせる車両である事は > 間違いありませんね〜 80ccにエンジン積み替えたら世界が変わった感じです。(勿論、サスは前後ともに強化で、タイヤはハイグリップ新品です)
> そしてスクーターとのスポーツ特性の違いですが、こればっかりは同じバイクとはいえ > かなり異なる点があるのが現実です。 > > まず、スクーターというのはエンジンがリヤミッドマウントなので、かなりフロントへの > 荷重は少ない上、ブレーキング時には何もせずともフロントへの過負荷には > なりづらいですが、10インチの小径タイヤへの負担を鑑みるとこれはこれで > どうしようも無い点になります。 > > が、その反面ブレーキング時には人間が動いて後方への荷重移動を行わないと > すぐにフロント限界が来てしまいますし、コーナーリング中もハンドルに寄りかかる > 様なスタイルではすぐにフロントが過負荷+リヤすっぽ抜けでさくっと滑りますが(笑 学生時代、当時、スクーターで夜な夜な走りこんでいたものですが、こういうさくっと滑るっていうのは当時のタイヤTT100のせいだと思ってました(経験多数ありまっせ) そんな感じでリーンイン程度の姿勢でスタンド火花の限界フルバンクが当時の悪い癖で、近年でもステップボード横からつま先を出してバンク角測る癖が残っていました。(アメリカンに乗っていた時期もあり、そのスタイルが定着していたんです)
> 対して普通のバイクだと、エンジンはフロントミッドマウントで車体の中心にあり、 > 人間があまり前後に移動せずとも、ある程度はブレーキングやコーナーリングに > 対して理想に近いポジションになっています。 > > いくら旧式ヤマハの12インチ車両とはいえ、その辺はさすがにスクーターとは > 比べるべくもない良バランスに近い、というのが大前提ですね。 そうですね、乗り物としてそういう風に出来ているっていうのを感じますね。 > タイヤ自体は10インチとはいえ、ノーバンクからフルバンクまでの範囲というのは > ありますから、その6〜7割バンクの時点で膝が設置する、といったライディング > スタイルを自分で決めていかねばなりませんね。 なるほど。。。このあたりは共通の要素になるんですね。 > これは体格や車両によっても大きく左右されるので、どの位が最適なのかは > 練習して身につけるしかありません。 私、脚短いんでマモラ乗りになっちゃいそうですね。 > で、スクーターにタンクが無いのは当然として、ステップは無い事は無いでしょう(笑 > 実際に股の間にタンクのある普通のバイクでも、確かにタンクホールドは必要ですが、 > 攻める系統の走りであれば両足の太ももでしっかりタンクを挟み込んでから > ブレーキングする、なんて事は状況的にほとんどありえないので。 > > ならどこでホールドしているのかといえば、結局はスクーターと同じで > かかとの内側や足の親指の付け根等の狭い範囲にて、全ての荷重を > 受け止めているんですよ。 > (タンクの後方のカドも補助的には使いますが…) > > スクーターの場合は、バックステップ乗りを行っても車種によってはステップの > 位置が悪くて真っ当なホールド感が得られない場合もありますが、それは > 各自で何とかするしかなく、かなりの脚力と言いますか関節の柔軟性も > 必須になってきますね。 このポイントはかなり重要そうですね。ジョルノのシートカウル。。。足の置き所難しいっすね。 > > これはとても大切な事で、別にハングオンしなくとも、スクーターのブレーキング時に > 左手を離してもがっつりブレーキングが出来る、位の下半身ホールド感を練習で > 身につけるのが最善です。 > > 本当に左手をハンドルから離すのではなく、多少浮かせてやり、「ブレーキング時に > ハンドルを押さえない、しがみ付かない」といった状態を作り出し、その状態を > 下半身のみで安定させ、フロントブレーキ1本でのセオリー通りのブレーキングを > 練習するととっても勉強になりますね。 > > これは別に「攻めるぞ!」といった時でなくとも、普段乗っている段階でもいくらでも > 練習が出来ます。 > > リヤブレーキは「制動」に使うものではなく、リヤミッドエンジンのスクーターの場合 > ブレーキングの最初の一瞬だけはリヤを先にかけはじめ、リヤを沈ませてから > フロントを全力でかける、という方向性でして、この割合が通常のバイクよりは > 大きめになっている、という面もあったりしますよ。 > (スクーターのレーシングマシンのリヤブレーキはスカスカに調整する事が大半です) > > まずは、こういった直進状態とそこからのブレーキングにて、しっかりと下半身で > 車体をホールドして股の間で遊ばせる、といった感覚を養っていく スクーターだと尚更足で挟み込むことしか無いということですね。
> と、実際の切り返しだと、これはセオリー通り、わずかにハンドルを切り込ませて > フロントが地面から起き上がる力をきっかけとし、外足を踏ん張っていきながら > 腰からぐいっとシートへ向けて体を起こす、といった感じでしょうか。 > これも出切るだけハンドルに負担や外乱を与えずに下半身のみで復帰を行うと > いった点がミソです。 これ、動画のコンテンツで見ていると管理人さんの言うとおりのニュアンスそのものなんですけど、スクーターでこれってかなり難しいものですね。。。
> そしてそれをスムーズに行うには、まずはストレートでのブレーキングがしっかりと > 出来る事が最優先事項であり、真っ直ぐ走ってる状態でロクに止まれもしないのに > 「スムーズに曲がろう」なんて考える事自体がおかしいので(笑 > > 人間って、それなりの気合いと根性があればそれなりに加速とコーナーリングって > 出来ますが、ブレーキングだけはそうは行きません。 > 上手い下手が一番出る所なので、これが出来ないと他も出来ない、と言っても > 過言では無いでしょう。 > > コーナリングにしても、ブレーキングが一切伴わないコーナーリングというのは > なかなかあるものではありませんしね。 先ずはブレーキングでマシンを牛耳ることからコーナーリングへという事ですね。
> 定番とも言える「外足外し」のスタイルは、本来は邪道とも言えるスタイルであり、 > あれはコントロールの面から言えば諸刃の剣である、といった事もお忘れなき様に > お願いしますね。 体格的にこのスタイルになりそうですけど、安全の確保が出来る場所でパイロン8の字でじっくりやってみます。蟻んこ乗りで乗りこなせれば理想ですね。
今回もありがとうございました。ではまた。
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