ねぎのリーダー様、お世話になります〜早速のご回答ありがとうございました。
チェスタノーマル・デイトナPAの再計測とキャビーナCDIも計測を行いました。
>…と言いますか、これって8000rpmの点火リミッターは存在しませんよね確か(汗
再計測の時9000rpmでの計測を行おうと回転を上げた所、8050rpm以上上がりませんでした 前回8500rpmまでは回転が上がったと思ったのですが、タイミングライトの回転計を 見間違えていた様です。ZX以外の車種はリミッターが無いと思い込んでいたのですが 弄り始めて約1年半にして、ようやくこの事実をタコメーターにて確認しました。 ブログではリミッターは無い等と書いてしまいましたが、良く調べもせず言い切ってしまい 反省しております。 遅角の具合ですが、どう見ても目盛り2°分遅角しているので、間違い無いと思いますが 機会あれば再度計測もしてみる予定です。
>まず計測の流れや結果を拝見する限り、少なくとも計測方法が大いに間違っているとか >誤差が酷いとか、そういった事は無いであろうと思いますよ。
そうですか、これは安心しました。実際想像だけではどの様に見えるのか想像が付かなかったので Youtubeで色々な方がアップしておられる点火時期の計測風景などを拝見しまくりました。
>まず、7000rpm近辺までがBTDC13°に「見えるかも」という点ですが、ライブDio系の場合は >一応クランクケースにTDC点の基点はありますが、金ちゃんさんも経験された通りに >実際の計測だとかなり見づらい位置でして、一人計測だとどうしてもその位の「見え方」には >なってしまいますんで。 >が、ここで大切なのは、一応はサービスマニュアルの規定値ではBTDC14°、となっていると >いう事であり、アイドリングから7000rpm手前までは一切変化が無い点火時期だった、と >いった実際の計測結果を鑑みても、それならばBTDC14°である、と解釈した方が良いと >私は思います。 >これは後にキャビーナのCDIを計測しても絶対基準値の比較になるでしょう。
確かに1人計測ですと忙しいです、目盛りを見る角度によっても違って来てしまうので 回転を維持するのと、目盛りの読み取りと手分けすれば効率良いですね。 焼き付かせない様に温度も見ないといけないですし。
そしてキャビーナCDIの結果ですが・・・ 1800rpm・・・・・BTDC14° 2000rpm・・・・・BTDC14° 3000rpm・・・・・BTDC14° 4000rpm・・・・・BTDC14° 5000rpm・・・・・BTDC14° 6000rpm・・・・・BTDC14°(微妙であるが6000rpm台後半では遅角側へ動き始める) 7000rpm・・・・・BTDC13°(見る角度によっては12°と13°の間の様にも見える) 8000rpm・・・・・BTDC13°(見る角度によっては12°と13°の間の様にも見える) 9000rpm・・・・・BTDC13°(見る角度によっては12°と13°の間の様にも見える) これ以上は未計測
>これは誤差ではなく、金ちゃんさんの目視により「少なくともそれまでの回転域からは >目視で2°遅角している」のは間違いありませんよね? >それならば基準点から2°の遅角、というものはまぎれもない事実ですから、その計測結果を >信じる方向性で宜しいかとも。 >実際、純正のCDIとはいえ品番はかなりの数がありますし、1°程度なら誤差とも言える >範囲ですが、メーカーさんは明確な意図を持って点火時期を変更してきている、という事は >十二分にありえますから、私がチェスタのCDIを計測しても金ちゃんさんと同じ結果になると >いった可能性はかなり高いです。
キャビーナCDIは低回転側はピッチリBTDC14°で読み取れました。 7000rpmから上に関しては、見る角度によっては 12°と13°の間の様にも見えるのですが この回転域ですとある程度振動もありますので、1°遅角のBTDC13°と言う把握で 良いのではないかと判断しました。 今更ですが・・・リミッターが無い事も確認しました。
>で、ここでデイトナのパワーアドバンスですが…おおむね予想通りでしたよ(泣 >やはり、と言いますかアイドリング時点ですでにタイミングライトのばらつきが出てしまって >いたのですね。 >私も数個計測しましたが、やはりこのCDIは安定気味の物であっても、「他の正常なCDI」と >比較するとかなりおかしなタイミングライトの挙動を引き起こすのは間違いありません。
デイトナの再計測結果です。 1800rpm・・・・・BTDC11°(10°だったり11°だったり) 2000rpm・・・・・BTDC11°(10°だったり11°だったり) 3000rpm・・・・・BTDC12°(11°だったり13°だったり) 4000rpm・・・・・BTDC12°(11°だったり13°だったり、読み取り辛い) 5000rpm・・・・・BTDC12°(11°だったり13°だったり、読み取り辛い) 6000rpm・・・・・BTDC14°(14°だったり15°だったり、かなり読み取り辛い) 7000rpm・・・・・BTDC18°(18°だったり19°だったり、かなり読み取り辛い) 8000rpm・・・・・BTDC18°(18°だったり19°だったり、かなり読み取り辛い) 9000rpm・・・・・BTDC19°(19°だったり20°だったりしたが、20°以上にはならず) 10000rpm・・・・目視出来ず これ以上は未計測
>私もこれ、何名かの方には直接アドバイスしたりした事もあるんですが、ご自身にて >タイミングライトのおかしさで納得した、とおっしゃったのは金ちゃんさんが初めてですよ。 >ライトの発光がばらつくどころか計測不能になるLVでぐっちゃぐちゃになってる、なんて >もはや点火時期とか以前の問題なんですよね。 >正直、測るたんびに変わってるみたいなフシもありますし、特に7〜8000rpm以降の >回転域ではそれが酷く、信用しろという方が無理なんです(笑 >が、これだけはいくら私が経験上にて「あれはかなり不安定だ」と言うだけではなかなか >他人様に納得して頂けない事の一つなので、結果はともかくご自身にて体験された事は >かなりのプラスになる、と思いますです。
再計測するもやはり不安定さは否めなく、回転を維持した状態でも安定したタイミングで 点火しておらず、低回転側でも読み取り辛い状況は変わりませんでした。 点火タイミングの概要は掴めましたが、こう不安定で点火力も弱いとなれば選択肢からは 外れてしまいますね。 リーダーからのご指摘を受けた当時は正直「そんなもんかね」っと思っていましたが(スミマセン) こうして実際に計測してみると良く解ります・・・
>そしてこれからの仕様変更ですが、金ちゃんさんのエンジンでピークが出るのが >8000〜8500rpm程度、という事なので、その時点でBTDC18〜19°に設定する、という事は >ベターな調整だと思います。 >出来れば6800rpm以前の1000rpm分はBTDC22°とかにしたいですが一律点火のCDIでは >そんな事は不可能なので(汗 >ただ、構成を圧縮比8:1の仕様にセットされているのであれば全開時間が長い場合はちと気を >つけた方が良いと思いますが、こればかりは実際に走らせてみないと分からない事なので。 >万が一、8500rpm変速での全開加速を行い、その回転域でBTDC18°の点火時期で >一発でピストンをぶち抜く、とかであれば要因はキャブセットの問題しかほぼ考えられない、と >言い切っても良いでしょう。
了解しました、中古で購入した2個の内ひとつをBTDC18〜19°になるよう加工してみます。 またチェスタの挙動にも注意して運用します。
>あのピックアップマグネットの裏側は空洞になっているので、あまりギリギリまで詰めると >穴が開く可能性がありますからまあまあツライチかな、といった感じの削り具合が無難です。 >私、ツライチ狙いでも穴が開いた事はありませんが一応の余裕という事で。 >なおピックアップマグネットとピックアップコイル側のクリアランスは1o位を越えるともう信号を >拾わなくなるので、ある程度の加工でもOKです。 >そしてこの手法を取る場合、ある程度までの点火角度は狙って変更出来ますが、1°単位で >詰めたいという場合は、削った後にタイミングライトで計測し、実際の点火角度を確認して >狂っていれば加工で補正を入れていくといった方向性がお奨めです。
なるほど、現在BTDC14°を5°進角ですので単純計算では4.75mm削り落とす事になりますが 少し余裕を持って加工し、その後計測しながら微調整ですね。 解りました〜
いつもながら的確なアドバイスを頂き、ありがとうございます。 また楽しみが増えました(笑
P・S・ 以前アドバイス頂いた、2次側のギヤですが何とかゲット出来ました。
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