イ〜キさん毎度でございまっす〜
…むむ、なんとなくトラブルの香りがしてきますがとりあえずいつものヤツを(汗
> 今一度、シャフト回りを目視および触診してみましたが > これはと言う不具合は、有りません♪♪
腰下と言いますかクランクシャフトには不具合は無いみたいで何よりですよ。 エンジンかかった状態でドライブフェイスを目視し、あまりにぐわんぐわんと ブレてる様ならばさすがに不味いですが(汗
> 我がGダッシュのトルクカムも長距離運用していますからね > への字の頂点がえぐったような摩耗と > グリスカラーの内側のピンの当たり面がかなりえぐれていました > クレアのトルクカムが有ったのでAF27の程度の良いカラーと > 組み合わせて柔らか目のグリスを入れて様子見してみます
ノーマルトルクカムの頂点が明らかに変形しているとなればこれはもう 完全にダメになっていますね_| ̄|○ カバーの裏側までピンの跡が付いている、という事はピン自体もかなり 倒れたり動いたりしてきている場合があり、それだともうトルクカムの相方の お皿もダメになっていると思います(泣
> そしてご報告なのですが > トルクカム周りを交換して > 昨夜実走チェックをしていたのですが > 8000回転以下で数分走り > 長い直線で9000以上に回転を上げた直後 > いきなり回転が下がったなと思った瞬間 > エンジンストップ > Rタイヤが一瞬ロックして(汗 > 無事に路肩に停車でしたのですが > ピストンやっちまったか?!と冷や汗でした > しかしキックにて圧縮確認、数分の冷却で無事に > エンジン始動できたので低速でGSに逃げ込み > 給油およびタンク内にオイルを70ccぶち込んで > 無事に帰宅は出来ました♪(トルク感も増しました) > 間違いなく抱きつきですね・・・
あらら…実走行でエンストかましてしまったのですね。 キックが踏めたのならばピストンとシリンダーがロックするまでには至らなかった みたいですが、さすがに多少のダメージは出ているかなと。
追加でオイルを混合給油して体感が出来たのであれば、これはおそらくは オイルの絶対量が足りてなかった事の証明になってしまいます…
> 腰下交換後、妙にオイルの減りが早いなと感じ > 気が付いたらGダッシュのオイルポンプを装着していました
これは不味かったですね(汗 細軸タイプの腰下用のオイルポンプ&シャフトの場合、太軸系の腰下に そのままくっつけるとシャフトの長さの違い等で、真っ当にポンプは動きませんし、 場合によってはズレたシャフトとオイルポンプの隙間からナマのオイルが クランクケース内に流れ込むので、数日放置するとウォーターハンマーならぬ オイルハンマー状態になってしまう事もあります。
こうなると腰下がオイルで満たされてキックが全く踏めなくなるのでトラブルには 気付くのですが、後の処理が大変…というのは大昔に経験があ(以下略
> 慌ててジャンクエンジンからAF27のオイルポンプを抜き取り > 洗浄・Oリング交換・エア抜きをして装着 > オイルの吐出を確認後、保険の為にガソリンを50:1ほどで > 走行チェックして分離給油のオイルタンク内のオイルの減りを > チェックしながら100:1に移行していったのですが・・・
おそらく不具合の原因はココなのでしょうね。 そのAF27のオイルポンプ、吐出は確認されたという事ですがこれってば 多少エンジンを回した状態で、キャブへのオイルラインからオイルがプチプチと 出てくるのを確認した程度では、正直中古車だと何の確認にもなっていないと 断言しても良いですし。
実働時のエンジン回転数で、規定量のオイルが吐出されているのかどうかとは 全くの別問題になってしまいますから、判断が難しいどころか不可能だといっても 良いんですよ…
> その後、プラグの焼けがタヌキ色から白に寄ってきたので > MJを10上げ、SJを2上げ、ニードルを一番下にして > ココで勝手に安心していたのでしょうね〜(ナミダ
最初の内は50:1の分離+混合という事で、分離給油オイルが0でも50:1の 混合オイルがあればまずいける範囲ですが、100:1にまで薄めた時に プラグの色が変わってしまった、という点がミソでしたね。
オイルの量のみの変更でプラグの「焼け色」が極端に変わるという事はまず 通常は起こりえませんし、一気に焼け方向に出た上、MJを10番もUPして 真っ当に走れていたとなれば明らかに何かがおかしいですから_| ̄|○ 元々の燃焼状態が50:1の混合オイル量を含めてもぎりっぎりだった、と言う事で(泣
> オイルポンプを新品で手配するか・・・ > 完全混合での運用に切り替えるか・・・ > 駆動系のパーツも新品で全て手配しちゃったしな〜
出来る事ならばオイルポンプの新品交換が望ましいですが…今ではかなり 高価ですしね。 分離+混合が前提ならば、ダメ元で台湾系の純正コピー品オイルポンプ投入、と いう手もありますが、この場合は泣いても文句を言わないという覚悟でひとつ(汗
もしくは、完全混合での運用も割り切ってしまえばさして悪くは無いでしょう。 少なくとも、旧車を維持している、という大前提があるのであれば各部の損耗率を 下げる為にもメリットはありますし、あえて言うなればチャンバーだけはある程度 汚れやすくなってしまいますが、暖機もある程度行ってオイルの質も無茶苦茶に ケチっていなければ、そこまで心配する物ではありませんしね。
ガソリンタンク容量は個人的に目一杯入れても3.8Lが限界のGダッシュですが、 一昔前のJOGと同じ位だ、と割り切れば意外といけるものですよ(笑
> 以上、今までの経緯及びご報告です > 自分的には、愛機の不調の原因がはっきりしたので > 方向性が決まりスッキリしました(苦笑) > > リーダーさん、お騒がわせ致しました!! > 今回のトラブルの自分への糧は、中古パーツは絶対信用ならん(笑) > と〜「急いては事を仕損じる」ですね〜(笑) > もう少し落ち着いて作業しないとダメですし > もっともっとトラブルも含めて経験値積まないとな〜
いえいえ、トラブルはありましたがある意味ではそのおかげで原因の切り分けに 成功したと思いますし、これも良い勉強になったかと思いますよ。
ただ、オイルポンプの状態に関しては本当に判断が難しいので、こればかりは 安心出来る方法というのは限られる、という事なんですね_| ̄|○ 中古品の判断は難しい、こればかりは肝に銘じておかれると宜しいかと思います。
ではでは。腰上には大きなトラブルがない事を祈っておりますです。 管理人でした〜
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