| 記事No |
： 666 |
| タイトル |
： Re: プラグによる簡単な圧縮比UP |
| 投稿日 |
： 2024/05/15(Wed) 10:44:31 |
| 投稿者 |
： ねぎのリーダー＠管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
| 参照先 |
： http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
「い」さん、お久しぶりでございます。
当方のHP、お役に立てて頂けた様で幸いです。
さてプラグの焼けについてですが、他の方々もおっしゃられています様に、ガイシ部の色だけで
燃焼状態を確実に判断するのは難しい物なんですよ。
一応「プラグによる簡単な圧縮比UP」のコーナーでも解説しておりますが、この方法はあくまで
「上手くいったらもうけもの」といった感じのお手軽チューンですので、あまりパワー効率的には
よろしくない物なんですよ。
エンジンの味付け程度に解釈して頂きたいです。
(元々まっとうな方法ではありませんので)
ジョルノエンジンはホンダ縦置きタイプですが、現在のワッシャー2枚は圧縮比的には危険な
範囲だと思いますよ。
ヘッドやガスケットがDio系とどう違うのか私は分からないのですが、ワッシャー2枚だとかなり
燃焼効率の悪化&点火時期の進角があると思います。
ホンダ縦置き径には通常走行では3枚が限度だと思いますよ。
メインジェットを上げて上が回らないのでしたら、明らかに混合気の比率としては「濃い」状況ですね。
プラグが白いのは、ただプラグ自体が冷却されていない為起こる症状だと思われます。
メインジェット20番UPの状態で走行し、ヘッドを外してピストンを見ると真っ黒の可能性が
ありますね。
現状でプラグの番手を上げると、プラグ自体は冷却されて焼け色の変化は出ると思いますが、
ヘッド内の燃焼効率が極端に変化する訳では無いです。
プラグの番手を1番上げると、およそ20度の燃焼温度の低下があると言われていますが、
圧縮圧力の増大&点火時期の進角で熱を持ち始めたエンジンには、大して効果は無いですね。
そしてイリジウムの焼け方ですが、私的には他のプラグと焼け方が違うといった事はありませんでしたよ。
最後にワッシャー枚数ですが、安全に使えるのは3枚か4枚仕様になります。
プラグの種類によっても燃焼室に突き出る量が違ってきますので、参考までに。
長文失礼しました。
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