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記事No 6681
タイトル Re: サスについて。
投稿日 : 2013/03/05(Tue) 05:32:12
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
G´乗りの狂さんお久しぶりでございます〜
自分のGダッシュは寒くて動かしてない管理人です(汗


さてさて、その後ジムカーナの方も楽しめている様で何よりです。
車体バランスを崩さなければGダッシュってタイトターンの楽しさがあるので
怪我には気をつけて楽しんで頂きたいですよ。


そしてリヤサスの件ですが…


> リアサスなのですが全く減衰しないみたいで困っています。

えっと、これは現状はノーマルのリヤサス、という事でしょうか?
ノーマルなのであれば、正直どんな社外品と比較しても比較のしようが無い位に
ヘコヘコな物なので、とりあえず社外品に交換する、といったスタンスでも悪くは
無いと思われますよ。


> それで購入も考え色々調べてるのですが、カヤバのサスや、オーリンズのサス等有名メーカーの有名なサスは何万と行き到底手がでません…

オーリンズってGダッシュにくっつけられる様なサイズってありましたっけ(汗
あってもさすがにいきなりそこまでは要らないとは思いますよ。

で、カヤバは値段に幅はありますが、これは高級品とは言えないLVですよ。
別体タンク付きのSG-Tでも、正直これはお飾りのLVなので値段分の価値はありません。
と言いますかGダッシュには取り回しの関係でくっつけられませんが(泣


> そこでなのですがリーダーさんが考える最低ラインのサスを教えていただけませんか?

これはですね、近年はもう安い物かレーシング用途の高級品かの2択しか選択肢が
無いのが現実なんですよ…

Gダッシュ、と言いますかホンダ縦型系のリヤサスの取り回しだとその寸法ゆえ余計に
はまるもの、という物が極端に限定されますから、正直選択の余地は全く無いと
言っても良いでしょう。
高級品でボルトオン装着が出来る寸法の物自体が市販品で存在していませんので。


安価でそれなりのベターな感じ、バランスが悪くない物としては、現在も入手可能な
物ですとデイトナのハイグリップタイプ260o、もしくはカヤバSGになるのですが
ちょっとカヤバのサイトを覗いたら、スプリングの太いAタイプではないSGの255oが
ラインナップから消えていますね_| ̄|○

好みにもよりますが、デイトナの方がスプリングと伸び側減衰力のバランスはまだ
取れていまして、スプリング最弱でなんとかまとも、といった感じです。

とはいえ、一般市販リヤサスというモノはスプリングはまあまあのコシになっては
いるのですが、伸び側減衰力はそれに対してイマイチなセットばかりなので、正直
もうそれで我慢するしかない、と言う事なんですね。

YSS等のもっと安い物だとスプリングとのバランスがさらに悪い感じはありますが、
それでもノーマルに比べればマシとは言えますし、攻める用途であればタイヤは
良い物を履かせているでしょうから、空気圧の調整で誤魔化すのが一番になります。


とはいえ、これはあくまでサーキットライドを行う私の視点からの意見でして、ある程度
ストリート用途となれば我慢している、と言いますかやむなしの面もありますが。

普通にノーマルからの変更になるチョイスであれば、どれを選んでもかなり体感が
出来て車体コントロールが面白くはなりますよ。
とりあえず、でも良いので何か一つ社外品を使ってみてはいかがでしょうか?

なお、Gダッシュと言いますかホンダ系縦型エンジンのスクーターの場合、サス本体や
スプリングの外径等の問題があり、タイヤに干渉してしまうという事は珍しくもなんとも
無いのでご注意をば。


> あと中古品はダンパーが生きてるか判断するのは難しいのですが、
> 判断基準はありますか?やはり新品のがいいですかね?

これはですね、いくらバネレートが低いとはいえ、手で押して分かる物でもないので
実際に車体にくっつけ、人間がシートの上で荷重を掛けたり抜いたりしながら
判断していくしか無いんですよ。

スプリングだけ取り外せればダンパーロッドの動き具合である程度は判断出来たり
しますが、これは通常は難しいので中古の判別、というモノは乗ってみないと分からないと
言っても良いでしょう。


ただ、リヤサスというモノは意外かもしれませんが新品時の慣らしって結構大切でして、
これをやらずにくっつけていきなり負荷やストロークを与えまくるとその後の寿命は
確実に縮んできます。

これは昔、新品の同銘柄のサスを同時購入した物で試したりもしたのですが、最初が
無頓着だとダンパー抜けの時期は明らかに早くなってくる、とは言えますしね。

そういった面も鑑みると、とりあえずあれば良いのではなく少しでも攻める方向性の
チョイスなのであれば、新品で買える物を買っておくに越した事は無いでしょう。

ただし、攻める用途だと一般市販リヤサスの場合は結構な消耗品になるので、これは
覚悟しておいた方が宜しいかとも。


> ジムカをするにはもちろん値段が張るもののが性能はいいと思いますがまだダンパーの効果がわからず、変わりが分かるくらいのものが欲しいと考えてます!

なので、現在がノーマル前提ならば、「社外品」を一つチョイスしてみてこういう傾向の
ものなんだ、といった事を体感されるのが一番ですね。

正直、私はノーマルのリヤサスだと恐ろしくて普通に走る事すら避けたいLVですし、
新品リヤサス+ハイグリップタイヤだとしてもかなり遠慮しないと攻められないと考えて
いますので(汗

どっかで書きましたが、私は新車スクーターが目の前にあるとすればまず交換したい
パーツとして、タイヤとリヤサス、ブレーキホース&パッド位を挙げたいタイプです(笑


> また別話しなのですが、マフラーの抜けをよくしようとパイプユニッシュで洗浄しました!
> やり方はリーダーさんと同じやり方だと思うのですが、アイドリングが不安定になりました(゜Д゜;)

パイプユニッシュですか。
これ、私は一応の手法を紹介してはいますが、これはノーマルマフラーの様な構造の
複雑な物に行う事は推奨はしていないんですよ。

あくまでチャンバータイプのドライカーボンを除去する為の手法でして、ノーマルマフラーに
対しては出来ない事はありませんが、あまりにウェットカーボンが溜まっている物に
やらかしてしまうと性能改善は出来なかったりする事も多いので。

これ、アルカリ溶液の特性としてはあくまで「ドライカーボン」を剥離させるという物であり、
生オイルで濡れまくっているところに注いでもほとんど効果はありません。

しかも、Gダッシュの様な古い車輌だと余計に難しく、パイプユニッシュを入れるので
あれば、先にウェットカーボンをカリカリにした上で行わないといけません。
バーナー等を用い、表面のウェット部分を燃やしてから施工するのが基本です。


で、調子の変化はですね…性能的に全く変わらなかった、となればそれは効果が
無かったのと同じになりますが、アイドリングが変わってきた、となれば良くも悪くも
変化はあった、と解釈して良いでしょう。

これ、ノーマルマフラー内部が改善している場合でも、そういったエンジン特性に対し
変化が起こることは多々ある物でして、アイドリングが不安定になったのであれば
ちょいちょいと再調整してやればそれでOKかと思いますよ。


> 先輩曰く中のパーツ?壁?が溶け落ちたのではないかという事なのですが、
> その場合解決できないでしょうか?
> 先輩はその場合買い替えたみたいなのですがどうにかならないかと…
> 普通なりませんよね> <
> 溶け落ちてないという期待が自分を惑わせてます…
> 他に怪しい部分はありますか?
> マフラーを外す前は調子はよかったです。

後、パイプユニッシュでマフラー内部が溶け落ちる、なんてありえませんよ。
パイプユニッシュの原液を何かの容器に入れ、適当な鉄板を漬け込んでおいて1週間とか
放置してみれば一発で分かります。

鉄板を溶かすなんてそうそう簡単な事ではなく、その先輩さんはいくらなんでも妄想で物を
言いすぎです、とは言わせて頂きますね。


ではでは。参考にして頂けると幸いです。
管理人でした〜

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