ロドヘムさん毎度でございます〜
と、これまたなんとも古いツリーを上げられましたね(汗 これっていつからかスパムがくっつく様になってたのですが、厳しい投稿ワード規制を 設ける事によりなんとかなったという(笑
…当掲示板にはNGワードはかなり多いので書きこみづらいと思いますが、質問板や 画像板に書き込まれる場合だと、直接フォームに書き込まず、ローカルに下書きを 行っておく事を強く推奨したいですね。
でもって早速本題ですが。
> ホイールベアリングの交換を予定していますが、こちらもC3のクリアランスの物をチョイスして良いのでしょうか?
こちらはCNもしくはC3で良いかと思いますよ。 個人的にはバイク関係の回転軸であれば全てC3でも良いと思いますし、CNであっても フロントホイールベアリングではそこまでの差は無いのでどちらでもOKかなと。
が、これがリヤアクスル部分だとさすがにCNはやめた方が良いと思いますが… 個人的な経験だと別に標準隙間のCNでも行けない事は無いですが、馴染みがかなり 遅れるのと、組み立て時のパーツ勘合の誤差を考えると余裕があるに越した事は ありませんしね。
なお余談ですが、ドリブンユニットの軸部分なんかはホンダ系の場合だとクランク ケースカバーに対しての軸の保持はありませんが、ヤマハ系だとクランクケース カバー側にベアリングがある場合があり、軸の両端を保持しているんですね。
で、こういった構成の場合だとドリブン軸のベアリングのクリアランスはC4指定の 場合もあったりしまして、組み立て時にクランクケースカバー自体がそこまで しっかりとはまるものではない、といった事も考えてそういった指定にしていると 私は分析してたりします。
> それから純正では片側樹脂シールの物が装着されているのですが、ついでなので両側樹脂シールの物にしようと思っています。
フロントホイールの場合、片側シールのベアリングを左右から入れており 内側となるカラー軸を挟んでいますが、そこにはきちんとグリスアップを 行う事が運用上での大前提になっていますよね。
で、これを両側シールタイプのベアリングにした場合、カラー部分はともかくとして ベアリングの玉と保持器そのものは、最初から内包されているグリスのみでの 潤滑となってしまいます。
これ、粉塵を嫌うホイールベアリングという部分に、わざわざ片側シールタイプの ベアリングを向き合わせで採用しているのは、回転数や負荷を鑑みた場合だと シール部内包のみのグリスだけでは長期的には持たなくなってくるからでは、と 私は分析してますよ。
とはいえ、フロントホイールのベアリングの内部へグリスアップする方ってどれだけ おられるのかと思いますが、新品組み立て時に封入しているグリスのみで廃車まで 持たせられるであろう、といった設計だとすれば…両側シールタイプベアリングの 内包グリスのみでは、間違いなく耐久性が低下すると私は思ったりしますね。
なので私からはあまり両側シールタイプのベアリングをフロントホイールに採用すると いうのはお奨め出来ません。
それともういっちょ余談ですが、私はフロントホイールベアリングというモノは 明確なトラブルが出ない限りは交換はしないんですよね。
特にアルミホイール相手だと、ベアリング自体を叩き込んだりはしませんがそれでも 圧入する事になるので、相手側の肉ヤセやら再圧入による空転の可能性が怖いので(汗
現在すでにゴロゴロいっているとなれば話は別ですが、経験上フロントホイールの ベアリングが明らかにトラブっている場合だと、すでにホイールそのものも使えないと いったダメージを喰らっている事しかなかったので、個人的にはそこのベアリングには あまりこだわらないという(笑
と、久々に公開してる場所でのうんちくの羅列なのでちと話が飛びましたが(汗 参考にして頂ければと思いますです。
ではでは本日はこの辺りで失礼をば。 管理人でした〜
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