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記事No 6784
タイトル Re: せめて2段で(汗
投稿日 : 2014/03/01(Sat) 08:21:41
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
デリカ乗りさん毎度でございます〜
…うどん王国にPM2.5の警戒警報が出たのにはびびった管理人です(汗

それは置いときましてさてさて今日もいつものアレをば〜


> 私…思うんですがね、いったんリセット掛けてやらんと、どこが悪いのか?どこを手直しすりゃいいのか?が分からんと思うんですよ。
> まずはそのバイクのあるべき姿(新車時の状態位)にしてあげないとね。
> 外観なんかはある意味どうでも良く、中身をちゃんとしてあげないと、バイクは何も語ってくれないと思うんですよ。

そのリセット、という物を素直に出来る方が少ない、というのもある意味では
アフターパーツメーカーの洗脳による部分も大きいですからねえ…_| ̄|○

へたれたプーリーをリフレッシュしたい、となればついでに最高速度が上がりそうな
社外品をチョイスする、というのも決して否定はしませんし間違いではありませんが、
その選んだブツがノーマルなんぞ相手にもしていない、といった無茶苦茶な
設計のものであれば、最後までそれが足を引っ張ってしまう事はとっても多く、
ノーマルの新品、といった状態を知らない限りどんなトラブルが出たとしても
なかなかそこには気付けない、というのが問題でしょうね。


…たまには名指しでモロに出しますが、キ○コのプーリー系統なんてのは私は
ちとよろしくないブツだと考えていたりしますよ(笑

これ、キタコの全車種用が全て同じとは言いませんが、プーリーのみを交換し、
WR重量が同じであった場合だと、変速回転数がかなり上がってしまうという
傾向、と言いますか設計になっているんですね。

これって本来はかなりおかしく、エンジンパワーが変わらない限りはトルクカムの
作用力は変化しないので、WRの重量が変化していないのであれば変速回転数も
同等になるのが本来はスジなんですね。

が、同一の重量のWRでも変速回転数が上がってしまうという事は…
これは、今までとは同一の回転数、すなわち遠心力の発生では変わっていない
はずのトルクカムの作用力に打ち勝てない、という事になるんです。

…小難しい話はすっ飛ばしますが、この症状が出る傾向のプーリーってヤツは
「WRに発生する遠心力を、プーリーを押し出す力に変換する効率が落ちている」と
いう事なんですよ。

体感的にはプーリーのみの交換では変速回転数が多少向上するので、
WRを軽くしたのと同じ様な感覚が得られ、体感的にはきびきびとして面白く
なるのですが、だからといってパワーの伝達効率は上がっているどころか
下がっている、というオチになります_| ̄|○

もちろん、キ○コはこの体感フィーリングを出す為に狙ってやっているのだと
思いますが、タコメーターを装着していない方だと簡単に騙されてしまうと
いったモノの売り方とも言えるので、一発目にこんなモノをぶちこんでしまったり
するとそれから後は推して知るべき、とも言えますので、ね…


> 私はこれが常識だと思ってたんですが…(汗
> 弄くる前に整備書でノーマル・ストック状態の確認、そして劣化部品の洗い出し・修繕・交換、そして自分で分からない部分は、詳しい人間に指導を仰ぐ事も大事かと。

こればっかりは原付クラススクーターの耐久性、耐摩耗性に関しての
色々なあれこれを分かっておられる方が少ない、そして世間一般では
そこまで「減る」ものではない、といった認識がある限りまず大きな改善は
望めないでしょう、と私は割り切っていますよ(泣

…4stでそれなりの排気量のバイクだとか、もしくは単価の高い車とかであれば
よほどの無茶苦茶な使い方をしない限り、万単位の走行距離でもエンジンやら
駆動系やらの明らかなるトラブルや大幅なパワーロスは生まれませんが。

だからこそ、メーカーがあえて付与している過剰なまでの耐久性、これを勝手に
個人やSHOP等ががしがしと削り落とす換わりに、大きなパワーやら良い
フィーリングを手に入れる事が出来るワケでして。

このイメージが原付クラススクーターにつきまとっている、といいますか勝手に
そういう物だと思い込んでいる以上は、貧弱な作りで劣化も速い車輌に対しての
チューニングなんて出来るはずが無いとも言えますので(泣

これも風聞ですが、私の若かりし頃だと、2st原付一種クラスのエンジンであれば
「1万km以上走ってからエンジンのO/Hやメンテを考えるので上等」といった
事が平気でまかり通ってましたからねえ(笑

別にこれは一般用途で酷使されてパーツ交換等もほとんどされていない車輌を
バカにしたり貶したりする訳ではありませんが、それにしても新車ではない以上、
新車の性能近いところまでは戻さないとその後があまり楽しめずに苦しむのは
Dio系だと特に大きく出るので、ホントこういうのはせめてここを見られている
皆さん方には決して味わって欲しく無いのですけれどね_| ̄|○


> 何でもそうなんですが、ちょっと前までは「安くて良い物」でしたが、ここ最近は「それなり」を求めるんですよね。
> ユーザー側の消費心理の変化なんでしょうね。

不景気ですから安くて良い物を求める気持ちはもちろん私も分かりますし、
常々そうやって生きておりますので(爆

んが、本来は安くて良い物なんて簡単にあるはずもなく、大抵は騙されて
いるか気付いていないだけになってしまいますが…趣味なんて自己満足ですから
それで良いと言えば良いですが、性能的なもの、といった前提が付くとそうは
いかない、というのが原動機付きの趣味車には問題だったり。

安くて使えそうなもの、というのも一時はその爆裂的な安さでかなり流行りも
しましたが、やっぱし世の中はそんなに甘くないぞ、というのはいいかげん
バレてきた、といった風潮なので、今の時代がほどよいバランスなのではと
私は思ってたりしますね。

しかし、これって「高ければ良くて当たり前」なのが前提なのに、逆にそれなりの
お値段のクセに中身はナメてるレベル、というのがバレてしまう時代でも
ありますから、結局はそんな子供騙しの殿様商売をしているところなんてのは
自然淘汰されてしかるべきだ、といったオチになります(笑

チューニング、に関して言えばこれは自画自賛を承知で言いますが…
そんなモンを多数味わってきたからこそ、自分ならばもちっと安価でももっと
良い物は出来るぞ、という事こそが根っこにある、というのは言うまでも(以下略


> 当時のスクーターレースは、チャンプばかりだったと聞いてますし。
> 小径車をチューンする技もなかったんでしょう…。

縦型のヤマハにしてもさすがにDio系小径駆動系よりは駆動系に関してはかなり
マシですからねえ〜
…ただし、当時の話を耳にしたりする機会で私が感じた事は、はっきり言いまして
ワザ、というのは正直なんじゃそりゃ話にならないぞ、って面も多々あった時代で
あった、という事も密かに付け加えておきます(汗


> だから薄利多売で売りまくるんですな。
> 街のバイク屋でも…ちょっとした修理はやるけど、大がかりな修理は工賃見積もりを大きく取って、全損扱いの見積もりを提示して修理を諦めさせる…って技もあったとか。
> 乗り換えてくれた方が、利益が出るんでしょうね。メーカー奨励金もあっただろうし。

原付クラス、特に一種のスクーターってのはメンテナンスフリーが大前提に
なってますから、真面目にメンテして工賃を取るなんて事をしたらそれこそ
お店の方が悪く言われる様なものですから、これを売るのって本当に
大変だったんだろうな、と思ったりしてみますよ〜

良くも悪くも、ポンコツをいじりレストアに近い事をやらねば楽しむ事すら
出来なくなってきている、といった今の時代の方がまだマシだと私は
思ってますし、それが嫌なのなら最初から近年大人気の4st二種車を
新車で買っておけば何も悩まなくて済む、という事で。

昔はスクータータイプの乗り物だと、排気量がでかくてカッコ良くてそれなりに
走れるなんてラインナップ自体がありませんでしたから、一種ベースで
なんとかするしか無かったのに、そう考えるとホント選択肢が多いなあ、と
感心してしまう今日この頃です(笑


> ん?という事は、DJ-1R後期以降の駆動系をゴニョッたら…

大径駆動系自体は元々それなりに出来は良いですから、きちんと理詰めで
手を入れればそれなりに反応してくれるので私はやっぱりそっちが好きですね。

んが、ボルトオンでは小径車腰下に対しての辻褄を合わせる事は絶対に無理と
いうのが一番のネックですから…


> もう時効なので言います。
> Hiに乗ってる時、スーパースポーツ入れてました。
> 何回かオーバーヒートで止まりました。
> それからもうちょっといい別のオイルに替えたら、オーバーヒートは無くなりました(笑
> エンジンは焼けてませんでした。

いやーこれは私も同様の経験があるので良く分かります。
カストロールブランドはA747以外は信用出来ないのですが、最低ランクの
オイルではちと手を抜きすぎ、とも言えるのがカストロでしょう…


> で、「レモンの香り〜」って、一体誰が考えついたんでしょうね(笑
> オイルの性能としては最低でしたが、ネタ度は結構高かった記憶が(爆
> 高校時分の友人がこれを入れてて、見事焼き付かせたのは内緒で(核爆

さすがにコレは実際に入れた人ってのは見たこと無かったですよ(爆
…怪しいどころかヤバすぎるシロモノ、という認識はさすがに当時の少年達にも
ありましたんで(汗


> リードなんですが、GR2入れててエンジン終了しました。
> あの時代のバイクに、全開くれすぎたのが原因かなぁ…(汗

GR2ならそこまで悪くは無いのですが、ホンダ2stスクーターの場合は
オイルポンプの劣化具合の固体差がかなり大きいといった点も
あるので、新車状態で無いとオイル銘柄の運用の比較って正直何の
比較にもならないんですよ_| ̄|○

もう今の時代の中古車ならば、オイル銘柄を気にするより100:1位での
半混合給油を心がけた方がはるかに安心出来ますし、クランクベアリングと
クランクシャフトとコンロッドの大端部とオイルポンプとかに経年劣化と
固体差が大きく出るホンダ系2stスクーターだと、本当にそれなりの覚悟が
無いと乗ってられませんので…


> 了解です。ちょっと手に入れてみます。
> あと気になってるのがA.S.H.という所のオイル。
> VFRに使ってましたが、非常にタッチのいいオイルでして…
> そこはオイルの質に拘ってるらしく、フォークオイルやブレーキオイル、2ストオイルも出してますね。
> これも一度使ってみます。

A.S.H.ですか〜
名前だけは聞いたことありますし良い評判もあるみたいなので、これは
これで試してみるのも悪く無いでしょうね。

ただし、中古のDio系に使うのであればどれでも過度の期待は禁物です(汗


> そのあたりも、ホンダお得意の実験だったんですかね?
> ユーザーの意見を聞きつつ、改良したんでしょうね。

いや〜、一年毎にクランクウェブに潤滑穴が増えていったライブDio系の
設計を鑑みると、ユーザーの意見なんぞハナから無視で、94年の初期型は
ほぼ持たせる気は無く、95年式で1個穴を開け、96年式で2個の穴を開けて
段階的に潤滑を良くしていっていたので、完全なる実験だったと私は
分析していますよ。

1年も経たないうちに次年度の新車販売分のそんなところを設計し直している、
なんていくらホンダでもありえないレベルだと思いますんで。
はっきり言って市販車を使った耐久テスト以外の何物でもなかったかなと…


> やっぱり出てましたか…
> シビアな世界では、違いは如実に出るんですね。
>
> キャブレターの世界は、二輪四輪問わず奥が深いですからね。
> ウェーバーとかソレックスとかたま〜に触りますが、未だに完璧な理解は出来てません。

そうですね、私もキャブに関してはまだまだ学ぶべき点は多いですが、確実に
言える事は、「エンジンに対してアンダー口径のキャブでもアクセル操作がラフ」な
タイプの乗り方では一生キャブセットは学べない、という点のみです(笑


> やはり純正ですね(笑
> キャップ側の抵抗はなくても構わないでしょう。プラグの方で抵抗入りにしてやれば、少しは電波障害も押さえられますんで。
> 次回交換時にBR8HSか、それに対応するイリジウムに交換します。
> 効率だけ考えれば、抵抗なしのB8HS(マッハやKH用)がいいのかも。
> あ、コードも当然交換しますよ。これはセット交換しないと無意味になりかねませんから。
> 現物合わせが必要な件も了解です。

個人的にはキャップもプラグも抵抗なんて要らない、と思っていますよ(笑
今時、その程度のノイズで周りの電子機器に悪影響を及ぼしすぎるなんて
なかなか無いと思いますし、CDIも純正系であれば恐れる事はほとんど
無いとも言えますしね〜

ただ、某ヤマハの車種みたく、純正CDIと社外品のおかしなプラグキャップの
組み合わせだと点火不良が起きるなんてケースもたまにはありますが…
ライブDio系の電装系、点火系に関してはしっかりバッテリーが生きていて
おかしなCDIで無ければ誤作動は無い、とほぼ断言出来ます。


> 多分96用と思われる、HD-SUS(銀フォーク)を入手しました。
> これでちょっと質問が。
>
> 当然O/Hして使う前提なのですが、オイルは何かお勧めみたいなのってありますか?
> コンテンツにも載ってる、ホワイトパワーがいいんですかね?
>
> 今まではヤマハ純正#10かカワサキ純正#15、アイシンのATFを使ってました。

フォークオイルですか〜
これは特にお奨めはありませんが、おっしゃる通り個人的にはWPの10番で
間に合ってますんでそれがベターと言えばベターです。

ヤマハのは番手以上に固いですし、そもそもオイル容量の少ないスクーターの
フォークに入れて使う事を想定していない感じなので私はあまりスクーターには
使わないです。

…ちなみにATFも使った事ありますけれども思ったよりは普通だった、という
印象しかありませんでしたね。


その他は存じませんが…ホンダ指定のSHOWAの10番、これもライブDio系の
「交換時の指定番手」ではありますが、正直コレを使った場合だと新品の
純正より硬めになります(笑

これは純正交換時には劣化したシートパイプリングの交換指定が無い為に
多少硬いオイルで誤魔化す、といった方向性なのかなと分析していますが、
純正新品状態で入っているオイルだとSHOWAでは7.5番程度ですんで。

フォークのO/H時にはシールなんかよりもシートパイプリングを絶対に交換すると
いうのが私の基本ですが、これをやっていれば通常の10番程度の規定油量、
油面でおかしくなりすぎる、というのはまずありません。

規定油量68ccで油面は74o程度ですが、数o単位で油面を下げていけば
好みにも合わせられるのでオイルよりもそちらの方が大切だったりします。
スクーターのフォークは油量が少ない分、多少の油量の違いや油面の違いで
大きな特性の差になりますから、これはとっても大事どころか最優先事項
だったりしますよ。


ではでは、今回も無駄に長くなりましたが適度なスルー推奨なのが私の
駄レスなので程々にお願いします、という事でよろしくです(汗
管理人でした〜

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