リーダーさん、お早いレスありがとうございます〜
>これはですね、仮にその時代を味わいたいのならばまずは自分から そう動かないと >ただ待っていてもそういった時代ってのはやってこない、とは断言出来ます。 >私自身、自分がやりたかったからこそ地元FNクラス開設に向けて尽力した訳でして… >田舎だと特に、ですがレースってのは「出る」のではなく「やる」といったスタンスで 取り組まないと、開催すら無いというのが現実ですから、ね(笑
確かに行動力は大切ですね、私の住んでいる所も田舎ですがやろうと思えばできないこともありませんので何かしら考えてみようかと思いますよ。改めて行動力の大切さを知りました。
>なので、お調べになられた様に、下手をこくとクランクケースにクラックが入ってしまい >全てがパーになる可能性もあるんですよ。
>コチラ、失敗された方の場合だとこういった徐々に圧入するのではなく、油圧プレスで >作業を行った場合も散見されますが、正直プレス作業というのは「相手側」にもかなり >強度や肉厚がある場合にのみ許される作業なので、圧入するブッシュが鉄なのに >相手側がそれより柔らかくて外周部の肉厚も無いアルミなのでは、プレスなんて >はっきり言うと自殺行為以外の何物でもありません(汗
>ひとつ例えを出しますと、ホンダスクーターだとクランクケースへのクランクベアリングの >圧入って、サービスマニュアルではプレス指定なんですよ。
>これ、ホンダのクランクベアリングは比較的外径が大きく、クランクケース側もそれなりに >肉厚があるので、やってやれない事はありませんがこれも正直かなり危険な上に >クランクケースに対しても優しくないので絶対にお奨めは出来ませんが。
>プレス的な力の掛かり方だと、大きな力をかけられる反面、少しでもその力が >圧入物や相手の穴に対してきちんと掛かっていないと、どこか一点に対して >その力が集中してしまう上、手作業とはいえその力のズレを感じ取る事はかなり >難しいので、スタッドボルト的とカラーやコマ等を用いた方が確実で安全なんですね。
>少なくとも、M8とかM10でピッチが1.0程度のモノを「締めこんでいく」のであれば、 >ボルト部分を一回転させても「ブッシュが進む距離」はわずか1oですから、 >万が一、作業中上手く行っていないとしてもそのわずかな距離の間であれば >力の掛かり具合を人間の手で感じ取る事が出来るからこそ失敗しづらい、と 言えますね。
HONDAのクランクベアリング圧入はプレス機のような人間の力を遥かに超えた物を指定しているのですね・・・ちょっと驚きです(笑
私機械等には素人ですが鋳造のアルミ物にプレス機は使う気はおきませんね〜確かな腕があればいいですがそれでも怖いと思います。
リーダーさんの工具の紹介の所で書いてありましたがプレス機のような人力のツールを超えた物を使う時はまずハンドツールを使いこなしてから使うと言うのがよ〜くわかりますね。
>そうですね、道具としてはさして特殊な物が必要なワケではありませんし、スラスト >ベアリングも用意されているのであればまず問題ないと思われます。
>ただし、古いブッシュが突き進んでいく筒になるソケットのコマは、わずかに >ブッシュの外径より大きく、かつクランクケースの円形部分にぴったり合うものを >チョイスするのがコツでしょう。
>リヤサスブッシュ部分であれば薄肉のプラグレンチなんかも使える場合もありますし >このあたりは臨機応変に工具箱の中身と相談するのがセオリーですね。
>後、基本ですが芯となるボルトやナット類は強度のある物を使うべきで、伸びない >ステンレス製の物はご法度ですし、ねじ山部はそれなりに発熱するのできちんと >油分を給油しながら作業する事が必須になります。
>「ねじる」と言いますか、ねじ山のある工具を使って大きな力を掛ける場合には >ねじ山部分を潤滑、冷却するのは道具工具の基本中の基本ですしね。 >ベアリングプーラーやクランクインストーラー等も潤滑は基本なので。
道具の件ですが了解しました。ボルトは近くの販売所にはM8ボルトはだと思うのですが強度区分「4.8」のみしか扱っていなかったのでもっと高強度の物を探してみたいと思います。
ステンレス系はご法度なのですね、覚えておきます。(そもそもステンレス系の材料ある理由ではあまり好きではないのであんまり眼中になかったり・・笑) しかしこういった事を調べていくうちに昔嫌いだった材料のお話が面白く思えてきますね〜これもリーダーさんのおかげかと!
ネジ部分の給油ですがこれはよく給油しているのでだいじょうぶかと思いますがより一層注意を払っていきたいですね。
>熱膨張の応用になるかと思いますが、これは場所がクランクケースの為に、 >リヤサスブッシュ周辺を温めてもクランクケース本体側にどんどん熱が逃げるので >局所のみの加熱はほとんど意味がありません。
>仮に「いけるレベル」にまで加熱出来たとしても、さっさと作業を行わないと どんどん熱が逃げて冷えてしまうので、最初から最後までを「同じ力」で作業する >事はまず不可能ですから、途中で具合が変わってしまって怖くなると思います。
>どうせやるならばクランクケース全体を熱した方が良いですが…それでもブッシュと >いうモノは熱膨張程度の寸法差でポロリと取れる物では無いので、あまり意味は 無かったりしますよ。
>あ、ヤマハ系エンジンだとエンジンハンガーパイプの部分のベアリングならば熱膨張で >取る事も出来ますが、劣化具合にもよりけりなので何でもかんでも熱膨張が効果的で あるかと言えばそうではない、という事で。
確かにあったまっている時ではないと有効てきではなさそうですね。なにが何でも熱膨張が有効だと思っている自分の考えを見直さないといけませんね。
>一応のコツとしては、まずは最初のとっかかりを合わせるのにこれでもか、と言う位に >位置決めをしつこく目視し、少しだけブッシュを押し込んでみて古いブッシュと新しい >ブッシュのセンター部がうにょ〜んと歪み、「ブッシュの外筒」部分同士が接触したら >コンマ1のズレも無い位にきちんとしているのかな、という点を確認すべきです。
>それと同時に、「筒」となるコマ側もクランクケースの丸い部分に対してコマの全周が >出来る限り均等に当たっているか、の確認も必要ですし、これってばぴったりはまる >専用工具を使っている訳ではありませんから、わずかのズレが大事故に繋がると >いったリスクはどうしても回避出来ないので、しつこいくらいの目視と確認が一番の コツになりますね。
>なお、古いブッシュが押し出され、新しいブッシュが少し入った、となればその時点で >工具を全部緩めてみて、どんな入り具合になっているのかを再確認するのも大切です。 (と言いますかこれは2、3度やればコツが分かってきます)
>最初から最後まで一気に行こうとすると、途中でしくじるまで気付かなかったりする事も >あるので、面倒くさいですがとにかく少しづつ、という事で…
コツは常に確認を行いゆっくり圧入ですね・・・じっくりやるのは嫌いではないので頑張ってきれいに圧入したいと思います。難しそうですが頑張ってみようかとおもいますよ!とりあえず新品ブッシュを一つ犠牲にして修理練習用エンジンでじっくり予習しながら本番に挑もうかと思います。
ちゃんとできるか今から緊張していますが・・・(笑
>私個人としては、2stスクーターをいじくるにあたって油圧のプレスが必要な作業と >なれば、クランクシャフトのビッグエンド、大端ピンを抜く&入れる>とか、後はギヤの >シャフトと歯車部分を分解&組み立てるとか、そういった系の用途しか無かったりします。
>ホイールベアリングとかでも叩いたり打ったりプレスしたりはせず、相手が鉄の >ホイールでもボルト&コマ方式でゆっくりとベアリングを入れて行ったりしますね。
>ちなみにブッシュの場合だとはまっている部分の直径より刺さっている部分の長さの >方が長い、といった、勘合に関してはかなり強烈になっている、といった機械的な >メカニズムをぱっとみて分かれば、作業にて気をつける点も自然と見えてきたりも >するのですが、これはなかなか難しい物なので(泣
>…WEB上での破壊例で存在するかと思いますが、そんな構造になっているブッシュを >叩いてどうこう、なんて無茶苦茶を通り越して最初から破壊するつもりのレベルに >なってます、とも言えますので、ね_| ̄|○
人力を超えたツールを使うのもいいですがそれを使う相手もちゃんと見極めないといけませんね〜これは私もまだまだ理解できていなかったりするところがあるのでちゃんとぱっと見ればわかるような力をつけていきたいとおもいます。
しかしサービスマニュアルにも方法を書いておいてほしいですがスクーターは消耗品の塊ですのでしょうがないっちゃしょうがないですね。そもそも普通の人は交換しないようなところですし(笑
今回もアドバイスありがとうございます。いろいろ悩んでいたのですが突破口が見えてきましたのでまたよろしくお願いします。ブッシュ交換が完了しましたらまた報告させていただきますね〜
アクシス中毒でした。
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