アツさん毎度でございます〜 台風にビビってる管理人です。 …今回は被害が無い事を祈りまくってますが(汗
> 先日、手でバイクを押して移動している時、少し高めの縁先を跨ごうとした際に思っていたよりも縁石が高く、チャンバーの膨張室を軽く凹ませてしまいました。 > 自分の不注意が招いたショッキングな出来事でした… > 某チャウチャウ製のチャンバーなので尚更…
と、チャンバーの「腹下」をブツけてしまったのですね_| ̄|○ これはどうにも不運だったみたいですが、誰にでも起こりえる事なので 気を付けるしか無いかなとも(泣
> そこで、この凹みをどうにか綺麗にかつみじかにあるモノで直せないものかと考えておりまして、水圧やエア圧を用いるのがメジャーな様ですが、当方、そのような機材は持ち合わせておらず、頭を悩ませております。 > 何か良い方法は御存知でしょうか?
そうですね、モナカタイプのチャンバーの様に、薄い鉄板を「膨らませる」のが 最も適切な手法だと思いますが、さすがにこれはおいそれと実行に移せる 手法では無いと思います。
身近な物、となればヘコんでいる場所にもよりますが、細長いタガネや棒の 様な物をエキパイ側から突っ込み、ハンマーでガツガツ叩いてなんとか 裏側から押し出す、という板金的な手法しかないのですが、おそらくですが 腹下の膨張室部であればこれはなかなか目的の箇所に届かないでしょう。
エアを入れておき炙ってやってヘコミを内部から押し出す、という手法も あるにはありますが、これだと社外品の鉄板の薄いチャンバーだと 一箇所を炙り続けると不味い場合もあるので、一長一短ですね(汗 私は実際にやった事が無いのでなんとも言えませんが、身近な物では ありませんが水圧式よりはまだトライしやすいかな、とも。
もう一つ、これまたメジャーな手法ではありますが、ヘコミの中央部に 点付け溶接を行い、その部分を「引いて」引っ張り出すのもアリかなと 思いますが、これは小さくて深いヘコミには効果が薄いので、ヘコミ自体が 大きめであれば駄目元で車のボディ用の吸盤等を使ってみるのも 手かもしれません。
と、あまりお手軽ではない手法で申し訳ありませんが、多少のヘコミで あれば私は気にしていない、と言いますか諦めている事もありますし、 場所にもよりますが、見た目を除けばそこまで性能等に著しい変化が 起こる物では無い、と考えているのであまり具体的な手法がご提示 出来ず申し訳無いです(泣
> また、このチャンバー、前オーナーがオイルポンプの吐出量を多めに設定していまして、カーボンがふんだんに蓄積されている様です。 > リーダー様はパイプユニッシュでカーボンを撮り除いた様ですが、やはり抜けは良くなりますでしょうか?
パイプユニッシュはですね、あくまで長期的な使用で蓄積した「ドライカーボン」を 除去出来るのが一番のメリットでして、オイルポンプの吐出過多にて溜まりやすい ウェットカーボン、と言いますか生のオイルに近い物は先に「焼いて」おかないと パイプユニッシュの効果はかなり薄れるので注意が必要ですね。
> チャンバー焼きという儀式もあるようですので、どちらの方法が良いか悩んでおります。
これはどちらが良い、という物ではなく、チャンバーの状態によって使い分ける事が 大切なので、大抵の場合は先に熱を与えて煙もくもくの「焼き」を行い、その後で 内壁にこびり付いているドライカーボンを剥がす、といった感じになりますよ。
なお、社外品チャンバーだと鉄板が薄い為、あまりにも炙りすぎては不味い事に なるので、入り口出口双方からバーナーの火を入れつつ、一箇所を炙り過ぎない 様にするのがベターでしょう。
後、このあたりの作業によるチャンバーの「抜け」なのですが、これに関しては ノーマルチャンバーの様に内部に隔壁があったりしない限りはあまり差は出て 来る事がありませんし、そもそもカーボンで通路が詰まり気味になる、という 程に不味い状態であれば明らかに走らなくなって来てしまっていますんで(汗
むしろ、サイレンサー内部のパンチング部分の詰まりの方が、最終的な 抜けの部分に関しては影響は大きい場合もあったりしますよ。 …元々のサイレンサーの構造にもよりますけれどね。
かつ、エンジン的な「効果」となれば、排気ポート通路の状態をマメに 気にした方が建設的だったりしますよ。
で、これを言っては何ですが、MT車のチャンバーの場合は元々かなりの容量を 持っており、そこまで詰まる事はあまり無いので、焼きやパイプユニッシュと いった対策はあくまで内部の洗浄、的に捉えておかれると宜しいかなとも。
そしてつまらない余談ですが、チャンバーの内部ってカーボンがうっすらと 積もってきた場合、内部反響音がこもった音になって結果的に排気音が 静かになっている、という面白い効果もあったりします(笑
あまりにも古いチャンバーだと、内部カーボンを除去すると金属音が響いて うるさく感じてしまう、という罠もあるのでご注意下さいな。
ではでは、参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
> p.s. > 写真は、御存知かと思いますが、某雑誌のステッカーです。 > 知人から運良く頂くことができ、とても嬉しく思っております。 > 前のバージョンは現在入手困難なブツですので、残念な限りです…
写真拝見しましたが、これまた懐かしい某バリマシステッカーですね〜 これって最終期のデザインだと思いますが、かなり珍しい物だと思います。 しかしこれを持っている、となれば数が普及していた旧デザインの物よりも はるかに希少価値があると私は思いますよ(汗
普及バージョンであれば私も持っている…ハズなのですがどこいったか 分からないレベルなのでまた探してみたいですね。 …もうちょっと価値ある物として扱えよ、というのは(以下略
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