AF30乗りさん毎度でございます〜 さてさて今回もちょっとだけ補足をば。
> 3つのプーリー、どれも極端にリブ部分が減っています。 > 同時、データ等を記載とかしていなかったので記憶を辿ってますが。 > キタコプーリーが約6000km使用 > 横綱とデイトナもだいたい6000kmちょいだったかと。
6000km程度の使用距離ですか。 なるほど、それであればリブがおかしくなっていてもやむを得ない、と いった距離だと私は考えます。
これ、別にリブ部分の磨耗ではなくとも、チューンしたエンジンの車両で それだけの距離を走ればもうプーリーそのものを交換しても良い位の 走行距離ですから、見方を変えればそれだけ使えば原因を追究するよりも 新品交換した方がベターであるとも言えるかなとも。
リブそのものが減らなくとも、ボスメタル部分の劣化が酷くなってくると 熱ダレ的な物もかなり大きくなりますし、他の部位にもストレスを与えて しまう事にもなりますので…
> ジョルノクレアカムに変える以前の時です。
ジョルノクレアトルクカムの場合、ノーマルのセンタースプリングと 併用した場合だと特に、ですがトルクカム後半溝でもそれなりに 「ベルトを挟む力」の作用がオーバーすぎるきらいがあるので、これも パーツへのストレスとしては増大しますが、社外品プーリーの場合なら そのあたりに「長期間」耐えられるか、といった点が問題になりますね。
> スライドピースもキタコプーリー使用の時は、割れてはいませんでしたが極端にすり減っていました。
スライドピースは通常、純正品であればそこまで極端には減ったり しないものですが、こればかりは品質や材質の組み合わせの差、と いった物が出ているので、こればかりはどうしようも無いです。
> 後、エンジンは > ノーマル50cc > 60.1cc > 81.2cc←今現在 > リブの極端の減り具合は50ccの時からでした。
81.2ccも排気量があれば元々が50cc用途の設計であればどうあっても 磨耗やストレスは過大になってきて当然と言えますが、50ccの時点でも リブに磨耗があった、となればこれはもはや元々の製品の品質を疑って みた方が良いでしょう。
私も昔は社外品プーリーを色々使ってみたりもしたのですが、基本的に 「持たない」のが一番嫌になってしまった、というオチもあったり。
20年前の話ですが、当時はプーリー一つでも1万円とかしていたのですが 生産コストや材質のコストダウンを行った安価な現行モデルであれば なおさら劣化が速い、というのは至極真っ当なところでしょうね。
…本音を言えば、一つのプーリーで1万km単位を使い続ける、なんて人は 居ないだろう、というのが昔の「子供騙し」のアフターパーツの売り方で あって、現在の安価めの品なのであれば劣化したらポンポン買い換える、 という方向性が一番良いのかなと個人的には感じます…
> ノーマルプーリー、手に入れて加工等を勉強しながら戻してみます。
ええ、これも可能であれば純正の新品を導入してみると色々勉強になると 思いますよ。
後、ホンダ小径駆動系車の場合だと、プーリーはハイ側よりもロー側の 変速比が足らないのが難点なので、排気量がそれなりにあるのであれば ボスワッシャーを追加して発進をカバーし、他はファイナルギヤで調整を するのが一番ベターになります。 別にハイスピードプーリー(化)にこだわる必要も無い場合も多いですよ。
80ccオーバーともなれば結構なハイギヤで真っ当なバランスになりえる 状況ですから、あまりプーリーに無理をさせすぎても良い事はない、と いう事で。
ではでは、いつもながら長くなりましたが参考にして頂けますと幸いです。 管理人でした〜
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