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記事No 6986
タイトル Re: 対SP12
投稿日 : 2016/02/18(Thu) 20:39:51
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com/
seo-rさん初めまして。
当HP管理人のねぎのリーダーでございます。
と、久々の峠関連の方のご質問でちょっと嬉しかったり(笑


さてさて、岡山のT山、となれば当時名スポットでしたんで私も強烈に
覚えておりますし何度も足を運びましたがそちらを走られていたのですね〜
T山、かなり下りがキツくて峠としてはかなりのタイトターンもあったと
いたと記憶してますが…正直私は怖くてまともに走れなかった、というのが
本音だったりします(笑

とはいえ、私は今でもサーキットは走ってますしあいも変わらずスクーターで
やってるので、是非どこかでお会い出来れば嬉しいですよ。
近年ウワサになっているジムカーナスポットもかなり気になるのですが、私も
いくつかお誘いを受けてたりしますんでいつかは出向いてみたいですね。


> そのジムカスポット、nsr50等のSP12のマシンで最高速が65キロ程度なのですが、現在私のFP仕様Dioではやはり直線で置いていかれてしまいます。

でもって本題ですが、ジムカーナコースにてSP12相手、かつ最高速が65km/h程度の
車両とタメを張りたい、という事ですね。
こちらの車両はライブDioのFP仕様、という事ですが…これだと正直申しまして
かなり厳しい、と言わざるを得ないです_| ̄|○

実質、相手が65km/h出ている時点だとこちらはマイナス10km/hとまでは言いませんが
それに近い位は速度差があると思いますし、ジムカーナターンだと小さいコーナーを
スピードを乗せて回る事も難しいですから、余計に立ち上がりからの加速や
レスポンスの差が大きく出てしまうと思われます。

10インチスクーターの場合、コーナーのR具合にもよりますが遠心力が全く
働かない位のタイトターンだと車体バランスでの「小回り」でなんとか
稼ぐしかないのですが、かといってコーナー立ち上がり時からのパワーは
あまりにありすぎても逆に立ち上がりづらくなる、という諸刃の剣かなと(泣


> そこで、少しでも直線で離されないためにも若干のポート加工と18パイ程度のキャブを導入しようと計画しているのですが 私、現役当時からFPのレギュレーションにこだわり、それ以上のチューニングをしたことがありません・・・。
> FP仕様のライブDioに若干の排気ポート拡大、18パイ程度のキャブ(エアクリは外さない)でSP12仕様の車両に食らい付く事は可能でしょうか?

予定としてはFP仕様車、すなわちチャンバー&駆動系のセット、混合仕様に
コイルカット、といった感じの車体にさらに排気ポート加工と18φキャブで
エアクリ仕様を求められるのですね。

…こちら、現在使われているチャンバーにもよりますが、ライブDioという
車両、いやマシンベースと考えた場合、FP仕様というのは元々エンジンが
持っている構成に対してかなり都合の悪い仕様でもあるんです。

ライブDio系のエンジンの場合、ノーマルマフラーの性能そのものがかなりの
高性能になっており、エンジン本体がハイチューンだから7.2psが出せている、
といったワケでは無いんですよ・・・
ノーマルマフラーの「チャンバーとしての7000rpm近辺のパワー具合」が
かなり良い、というのがミソになってます。

なので、チャンバーを選ぶのはかなり難しい車種になりますし、エンジン本体も
何がいけないのか、排気量を買えずにハイチューンしてもなかなか他車の様には
心地よいパワーが出せない、というデメリットが大きいんです。

その為、ライブDio系の50ccエンジンだと排気ポートも元々結構なチューン気味に
なっており、加工余地はあるにはありますが他車の様にはパワーアップ具合が
無いですし、キャブも18φ位では正直ライブ純正キャブとあまり変わらないので、
そのメニューでは文字通り「多少」のパワーアップしか望めないでしょう(泣


とまあ、あまり有意義な意見ではなく申し訳無いのですが、50ccのFP仕様から
+αでのパワーアップを求める場合だとかなり難しい、という事になります。
せめて排気ポートのみならず、掃気ポートもそれなりに手を入れ、ヘッドも
作り直して圧縮比や燃焼効率もそれなりに上げないと、50ccのままでの
ハイパワーUPは難しいかなとも。

かつ、キャブも18ではなくoko24とか可能であればPWK28を用い、エアクリも
無理矢理くっつければキャブの性能を全て使いきれずとも「余裕」は結構
出るかと思いますが、ジムカーナ前提であればそれなりの排気量UPと、
ノーマルマフラー+ビッグキャブの組み合わせの方が乗りやすくてパワーも
出る、と私は考えますね〜

「下」があまりに出すぎても極低速ターンはやりづらいのですがそれは
ウデでカバーすべき点でもありますし、一度加速に入ってからのパワーが
無いとMT車に追従するのはどうしても難しい、という事ですしね。


なお、フライホイールの軽量化や進角加工、アルミドライブフェイスの
採用等、パワーバンド外から変速回転数まで達する為のレスポンスを稼ぐ
手法も効果的ではありますよ。

FP仕様にこだわらないのであればやれる事はそこそこありますし、駆動系も
ある程度であればジムカーナ向きにも振れるので、SP12に勝てる保障は
ありませんがある程度ならば私からもまだアドバイス出来ます、という事で。

ただし、ハイチューンであればある程、マシンメンテナンスや各部の調子の
不具合の見極めも必要になってくる、といった点はご留意下さいませ(汗


ではでは、長くなりましたが今回はこんなところで失礼しますね。
管理人でした〜

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