ばたさん毎度でございます〜 前回より色々進められた様ですが一つ一つレスさせて頂きますね。 あ、私は投稿内容や文章量はいくら多くても全く問題としませんし、むしろ 言葉足らずで意思疎通がしづらい方がイヤなので長文大歓迎です(笑
> ・始動しない前期 > (フレーム123**** エンジン309**** 95’前期の中期?) > > 走行6800K(一周してません実メーター) > 放置前は実働 キャブ、燃料タンク満タンのまま屋屋根下そのまま放置
年式としては初期型と言われる、R、S、Tタイプの内の真ん中の年式、95年と なっているみたいですね。 しかしこの年式で実走行6800kmとは今の時代だとかなり状態が良いと思います。
ガソリンはとりあえずタンクのサビ防止には良い事であったと思われますが、 燃料ラインにあるフィルターも目視で汚れが見える様なら交換しておいた方が 良いでしょうね。
> 社外パーツ POSHアナログCDI、デイトナプーリーKIT他ノーマル > > 今回の始動系の交換パーツ > > ・腰上 > ピストン、リング、ピン、小端部ベアリング、ヘッドガスケット、シリンダガスケット、ヘッドボルト > > ・キャブ、インテーク周り、燃料系 > キャブOHパッキン、フロートバルブ、フロートセット、メインジェット、スロージェット > インシュレーターOリング、リードバルブ > 燃料ホース、負圧ホース、燃料ポンプ(中古)、ストレーナー > > ・電装系 > バッテリー(YUASA)、CDIの隣についているレジスター(断線していた)、レギュレーター、プラグコード、キャップ、イグニッションコイル、プラグ(BR6HS) > > 整備 > マフラー清掃、ガソリンタンク清掃
交換パーツに関しては特におかしな点は無いと思います。 しかしフロートやフロートバルブも交換されているとなると、油面が原因で エンジン始動出来ないといった可能性は低そうですね(汗
後、個人的な事なんですが負圧ホースの純正新品ってまだ出るのですかね? 私半年くらい前に発注したら廃盤になってたという(笑
そしてレジスターの断線があった、という事ですがこれはフレームアース前の 抵抗という位置付けでして、そこが断線していても他の箇所のアースがフレームに 取れていれば電気的には問題は無いです。
> ・最終型 > > (フレーム242**** エンジン367**** (規制後後期) > 走行3500K(一周してません実メーター) > 放置前は実働 キャブ、燃料タンク空、シートカバー屋祢下放置 > > 社外パーツ > POSHCDI、キタコプーリーキット > > こちらはネギのリーダーさんを参考にさせて頂き > クランク、前期シリンダ−、中期キャブ注文 > > また各部、WPC、モリブデンショット、ガンコート、ウェットブラスト、パウダー塗装など諭吉さんが飛んできました汗
こちらの車両はさらに状態が良さそうですが…腰下周りをO/Hするのであれば 現状をよく見極めてから行わないと、せっかく大枚叩いたパーツがあまり 効果的に作用しない、という事もありますので(汗
とはいっても純正新品なら安心は出来ますし、近年は安すぎて怪しさが倍増の 台湾系クランクシャフトよりは良いと思えますしね。
なお、よくある話なんですがキャブも年式、距離がかさんでいた場合は スロットルバルブ摺動部が磨耗している事もあるので、新品で購入されて いるのはとても良い事かなとも。
O/H、とはいってもキャブ本体が「磨耗」していてはあまり意味のない事も ありますし、このあたりは整備がレストアレベルである証拠とも言えます…
> ・放置前は実働です。始動しません涙
そして元は実働であった、といった事であれば、メカニカル的な破損等が 大きな要因を締めている可能性は低いと思われます。 何かが破損していて駄目なのであれば問題ですが、ゴム類を交換してしまって いるのであれば…イージーミスが原因である可能性も0では無いでしょうね。
> ・純正が手元にないため、ブロードCDIを某オクで落札しました。手元に来てから試します。
中古でも純正CDIならばそれなりの安心感が得られるので、点火の問題が あるのであれば改善に向かうでしょう。
なお、この手のCDIの火の強さって、プラグをキャップにくっつけてエンジン等に 20o程度まで近づけてキックを踏み、スパークの強さを見てみれば目視ですら 分かる位の差がある場合もあったりしますよ。
> バッテリーは端子に直接セルブーストの充電器でつないである為電圧低下はないと思います。
純正CDIであれば多少の電圧降下状態でもなんとかなるのですが、車載時の バッテリーが12Vを切っている様だとちと厳しい、といった感じですが… ライブDio系セミDC点火システムの場合、バッテリー自体が劣化していると大きな 電気抵抗になるのでバッテリーの状態はトラブルシュートにおいて絶対条件で ある、といった点はご留意下さいな。
別にバッテリーがカラに近くてもキックで発電しレクチで整流されれば CDIへDC12V程度は流れますが、それじゃあDC点火の意味が無いので(笑
> ・ホンダ指定ではないです。 > 手持ちの古ーい〇ナップオンのコンプレッションゲージです。 > 新車状態がわからずなので・・・ > 最終も全バラしてしまい、周りでもAF35持ってる方がいないので
圧縮圧力に関しては、あくまで「純正で正常な状態」の基準として、ご自身の 車両の完全な状態を基準として数値を持っておかれると良いでしょう。 もちろん、キックならキック、セルならセルで何回転で測ったのかも記録して おくのがベターですね。 後、言うまでもありませんが運用上ではタコメーターは必須と言って良いです。
> ・そうです。ドレンコックを開けるとガソリンは出てきます。 > ・そこが一番困っております。キャブかなと思い手持ちのキャブに付け替えてもだめです。 > キャブのドレンコックの所の透明チューブ?を上向きにしドレンコックを緩めてみるとフロート室上面当たりまできています。
うーん…ドレンを緩めるとガスは出る、キャブを換えても駄目、フロート類は 新品交換済み、かつフロートでの油面はホース目視計測にて上面あたりまで 来ている、となればキャブに対しての燃料供給に不備があるとは私としても 思えませんね。
その上でプラグが湿らない、となれば腰上までの経路に問題がありそうですが、 その場合だと、腰上の負圧が発生していない可能性を鑑みたいです。
燃料ポンプはクランクケースからの正/負圧を取って動作するダイヤフラム式 ポンプになっていますが、キャブからガスを吸い上げる場合だと腰上での 負圧もそれなりに必要ですから、腰上パーツの組み間違い等があればそうなっても おかしくは無いのですが。
これ、試しにマフラーを外した状態で、プラグキャップを抜いてキックを連打して やるとどうなりますかね? 万が一、マフラーが詰まっているもしくはおかしくなっているのであれば、 腰上そのものの負圧はかなり出づらくなるので、キャブから先の負圧が足らない、と いった点で辻褄も合うかもしれません。
エンジンはかからずとも、プラグが濡れてしまえばしめた物でおそらくそこに 要因があると思われますしね。 ただし、ライブDio系のマフラーって正常運用している限りは走行に不備をきたす 程には詰まらない物なので、走行距離を鑑みても可能性は低いと思いますが… エキパイから口で吹いたり、エアを通してやっての具合も確認すべきですね。
ただ、これは新品状態を知らないとちょっと確認はしづらいので、もう一台の 車両のマフラーと比較してみるのがベターでしょう。
> ・4ST4発(直、V)は一応で整備できるつもりですが汗 > 2STは初めてなので挑戦してみます。
ふむふむ、整備や工具道具の技術的には問題の無い方である、といった解釈で 宜しいのですね。 それであれば後は車種特有のコツや、やってはいけない事等をしっかりと 切り分け、かつ「安易な知識、手法の流用を行わない」事を心がければ難しい 事は特に出てこないと思いますよ〜
> ・すべて同意です。私も気になる性格なので(笑) > 実は最終型は息子に乗らせ、前期は2種登録して私の遊びで使おうかなと思ってます(笑)
エンジンに関しては、ご自身で使われるのでなければ怪しい中古なんて駄目です(笑 頑強であったヤマハの3YKエンジンでも、近年の中古となるともはや駄目になっている 事は珍しくありませんしね。
二種登録は…これに関しては明言は避けますがライブDio-ZXの車体周りであれば そこまで危ない物でもないとは「個人的に」思います、という(以下略 唯一不満があるとすればリヤサスとブレーキでしょうか(汗
> 私も大昔(20数年前)、SP50(NSR)、SS250(NSR250)で〇波サーキット(スポット参戦でしたが)を走ってました。 > 〇波山〇返し、内〇谷、学〇ゼロヨンも常連でした(笑) > その後は大型を乗り継いできましたが(今でも4台あります内3台自賠車検切れ(笑)) > 今回AF35をレストア?して当時を思い出し面白くなってしまいました。
なるほど、色々な経歴をお持ちの方なのですね〜 それだけやっていればAF35に手を出したいお気持ちもよく分かりますよ。 実際の高性能を得るとか、走らせるのが主目的ではなく整備やレストア等の 技術的、知的探究心を求めた遊び、といったスタンスはすごく面白いと 私も実感しつつ生きているので(笑
> ネット社会で便利ですね > (昔は試行錯誤しながらいろいろやってましたね)
そうですね、今の時代では無償で情報等をネット上に出してくれる方が大勢 おられますし、一昔前に比べれば本当にそのあたりの敷居は下がりました。 が、その分無茶苦茶な理屈や手法も飛び交っているので注意は必要ですが、 それらを選別出来るのはやはり自分自身の知識と経験なのですよね〜
そして、ネット上にはあくまで「情報」は存在しますがそれがイコールで すぐに自身の「知識」とはなりえない、といった点は大切かなとも。
> 2台終わったら、実家で朽ち果ててるNSRを熾したいと思います(笑) > やっぱり自分でいろいろ考えながら、いじるのは面白いですね。 > 時間とお金もかかりますが(笑)
NSRって最近はホンダが純正部品の再生産を始めた、というニュースがあって 個人的にびっくりしてます(爆 そんな事あのホンダがやるのかよ、と信じられない気持ちですが。 …じゃあライブDio系のパーツも少しは再生産してくれよ、と思っているのは 秘密です(泣
> 見づらいかもですが、バイスターターの下の銅パイプです。
そして画像拝見しましたが、なるほどここの事ですか。 …これだと始動時のガスの吸い上げにしか使いませんから、差し込んで 接着しているだけでもそこまでトラブルの可能性が高くなる事はないと 思われますよ。
差し込んで明らかにすっぽすぽ状態であれば問題ですが、抵抗があって 差し込めるレベルなのであれば修復もやってみて損にはならないかなとも。
が、一番疑問なのは何故そこが外れているのか、です。 個体差や悪運で無い限り、何らかの要因があって破損したのでしょうから 原因があるなら突き止めておかないとまた将来的に同じ事が起こっても おかしくありませんので…
なお、今更だとは思いますがオートバイスタータ、オートチョークに関しては DC12Vをかけた状態での動作確認をきっちり行っておくべきです。 針が3oしか伸びないとかであれば全く意味がありませんし、個人的には やはりマニュアルチョーク化をお奨めしておきますね(笑
> クランクのフレ確認とベアリング交換の為クランク割っちゃいました。 > > 結果5/100なのでクランクは大丈夫だと判断しました。 > > 時間が空いた時組み上げたいと思います。 > > もちろんクランクとベアリングは冷凍庫の住人となりました。
最後にコチラですが、クランクケースを割られたのですね(汗 いきなりそこまでされるとはなかなかチャレンジャーだと思いますが、 組み立てに関しては、最低限一度は要らないジャンクを都合して練習した方が 良いですよ。
両側圧入引き、といった物であるが故に工具道具の良し悪しにも結構左右されて しまいますし、お金が出せるのであればホンダ純正工具を購入するのが一番だと 私は考えておりますね。
安物のインストーラーだと工具のねじピッチが大きくて真っ当な引き込みの 感覚が得られない事もありますので…
そしてクランクシャフトのブレなのですが、一応純正指示に則った場合、 ベアリング装着点を支持した上で、左側シャフトならウェブ中央から70oの 点を計測して0.15o以内が許容範囲、とあります。 ちなみにコレはゲージの針の数値そのままで0.15o分で、半分の値の表現では 無いのでご注意下さい。
が、その地点で0.15oも振れていたら正直ただのゴミレベルなのですが、 「クランクシャフト末端に近いスプラインの手前地点」での振れがいくつかを 確認しておかないと、万が一シャフトが途中から曲がっている場合だとウェブの ズレとの判別が付かなくなります。
現状0.05oという事ですが、せめてその左側シャフトの末端近くにてその位の 数値であればなんとか許容範囲、といった所になる点をご留意下さい。 はっきり言いますがホンダ純正指定の計測位置&限界数値だとかなり不味い状態に なってしまっているので、せっかくバラして組むならばサービスマニュアル値の 鵜呑みでは「現実的な意見」としては不味い、という事なので。
ではでは、今回も長くなりましたが。 本題としてはマフラーも疑ってみて、2台ある車両で相互テスト出来るという事で なんとかなるのでは、といった感じでよろしくです(汗 管理人でした〜
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