偽プリンスさんお久しぶりでございます〜 と、私の方は相変わらずですがお元気でしょうかね? …歳を喰ってくると日常会話に体調や健康の話が混じるのもこれまた 人生という(以下略
> 最後の投稿から、エイプはパクられるし(見つけたらタダじゃおかない!)、チャンプはぶっ潰れるし、なかなか上手くいかないものですね〜 苦笑 > エイプはとにかく、ことチャンプに関しては、事故って無いとはいえ、錆び錆びマフラーが折れた(なんかほんの少し排気漏れしてない?と思ったら段差越えた瞬間に爆音に…)のを治したら、次はシリンダーが…という始末。
あらら、エイプは盗難されてしまったのでしょうか。 こういった場合、なかなか真っ当な形で出てくる事は少ないとは 思いますが、無事発見される事を願っておりますよ。
チャンプの方も色々あるみたいですが…こればかりは旧車の味として 受け入れていかないといけないのが基本かなとも(泣
> 厄年全然抜けてねえ!みたいなね 苦笑 > マフラーは溶接したらまだ使えましたから良いんですけどね…もう純正品が滅多に手に入らないんですよね〜 苦笑
溶接修理が効くレベルならまだ良かったのでは無いでしょうか。 純正の鉄板の肉厚といえども、あまりにもサビに侵食されていたら 修理のしようが無くなる事もありますし…ストック状態にこだわらないなら 同系統の中古純正マフラーを都合しておくのも良いでしょうね。
> まぁ起こってしまった事は仕方ない…これも勉強の良い機会になる!と気持ちを入れ替えて、初の作業に。 > 自分は原付の2ストエンジンバラしたの初めてだったんですが、意外と手軽に出来て楽しいですね。 > 勿論、初めての事なので戦々恐々でしたが、それでもなんだかやっぱり血が騒ぐというか、本当に楽しく作業してました 笑 > 整備士の頃に触ってたら、本当にのめり込んでしまってただろうな〜と思いました。 > 今回は少しばかり重症(マフラー折損を治したら次はシリンダー外側の一部が割れるという…)ですが、シリンダーだけで済みそうなのでシリンダーを発注して、交換する算段を立ててます 笑
と、マフラーはともかくシリンダー外側の破損、というのが気になりますが(汗 フィンの破損程度であればそこまで悪影響はありませんが、ヤマハ縦型系の シリンダーは構造的に色々なモノが内包されているので不具合の出る箇所だと ちょっと不味いですね…
なおエンジンの構造的にはシンプルで部品点数が少ないので作業的な面白さはあると 思いますが、これまた駆動系と同じく「構造がシンプルだからといって動作原理の メカニズムまで簡単な訳ではない」といった点もミソになります(笑
シリンダーに関しては、細かいことを言わないならば縦型JOG系のシリンダーは 互換性がありますからなんとかなるかと思いますよ。 が、純正新品はすでに廃番なので中古をあたるしか無いです(泣
> そこで一つ、せっかくシリンダー廻りをバラすのなら、何かしらプラスアルファ出来ないかと思ってしまいまして、一次圧縮を上げられないかと考えてます。 > リードブロックのパテ盛りに挑戦してみようか…と思っているんですが、これって剥離したら一撃でエンジン破壊されますよね? 笑
ふむふむ、これまた懐かしいと言いますか…ヤマハ縦型系エンジンだとある意味 定番のチューンですね。 これはやりすぎてはデメリットが大きく出るのですが、リードブロックがノーマルで あるならば埋められる堆積も知れてますから、良くも悪くもそこまで大きな特性の 変化はありませんね。 が、せっかくバラすのならやっておいて損にはならないですよ。
で、リスクに関してですがこれは混合気が循環する箇所である以上、いくら しっかりと足付けを行ってもその内はじっこの方から剥がれは出てきますね。 が、それはあくまで薄いところだけなので、本体となるべきメイン部分が しっかりとシリンダーにくっついていれば、全体が剥離するというのはまず ありませんね。
なお、これが剥離してもクランクケース内部に落ち込む程の大きさでは ありませんし、パテを盛る時にはちびちびいくのではなく大きな一かたまりで べたっと盛り、パテそのものが破断しない様な盛り方が必須です。
> 板金時代の経験から、やはり出来るだけ気泡を作りたくないので、穴等は打たずに荒いペーパー、プレソル等で足付けと脱脂をして、接触面積を稼ぎつつも、密着性を高めた方がいいのかも…等と考えています。 > 今も色々なサイトで情報収集をしながら、自分でもその方法、効果、予想されるエンジンのバランスの変化等を考えていますが、出来れば『剥離したら一撃のリスク』をなるべく減らしたい…そこで、宜しければリーダーさん、若しくは皆さんの知識をお貸し頂けはしないだろうかと考えている次第です。
気泡に関してはこれはきちんとした2液性金属用パテを用い、しっかり練りこんで おけばそうそう気泡の影響が接着面に出る事は無いです。 表側に出る事はありますが、オーバーに持ってから後で研ぐのが基本ですし 気泡が出た所でそれを埋めようとしてパテを追加するとそこだけが強度的に 弱くなるので、一発で決めないといけません。
なお板金パテの様な数%の硬化剤ではなく、主剤と硬化剤半々で練る様なモノが ベターでしょう。ちなみに私は「レクターシール」ってのを愛用してますね。
そして足付けに関しては穴をいくつか開けた方が良く、仮に2箇所の穴を開けると すれば双方が「ハの字」の穴になる様にしてそこにパテをねじ込めば、剥離が 起こるとしても物理的な形状が故に簡単には「落ちない」構造になります。
実際には10箇所とかの穴を開け、かつ鋳肌の凸凹を足付け面として利用します。 平滑化した上に荒いペーパー程度では逆に密着率が上がりづらいですよ。 板金パテの様にある程度柔らかくてなすりつけるとペーパー目に入ってくれる 様な物では無いので、そのあたりは注意です。 (とはいっても鋳肌面にはペーパー以上の荒い傷は必須です)
これは板金のパテ付けとは違い、「物理的接合」といった点も加味しないと いけないのでそのあたりは十分にご留意をば。 もちろん、一度テストで金属パテを練ってみてどこかにくっつけてみればすぐ コツは分かると思いますが、一発で本チャンに挑むのは無謀です、とだけは 記させて頂きますね。
> 万一の破損については、『大切に乗ってやりたい』という気持ちと『少しでも楽しく乗れるようにしたい』という誘惑との矛盾の狭間で、誘惑に屈する自分の責任として受け入れる覚悟はありますし、その場合は自分で治していくつもりですが、やはり壊してしまうのは心苦しいです。 > 今や台数も多くないチャンプCXが、自分の所に来たのは巡り合わせだと思っています。 > しかし、こういう手法があると知ってしまい、子供のように好奇心を抑えきれなくなりつつもあり…。
そうですね、こういうのは全てを自己責任でやらないといけませんし、その覚悟が おありならば私からもアドバイスは惜しみませんよ。
…たまーに、ですが手法等を他人様のサイト等で参考にし、実践したら残念ながら 失敗してしまった、となればその情報元を貶めるとかって馬鹿も世の中には多少は 居ますからねえ(笑 そんなスタンスでは何をやっても楽しくなかろうと思いますんで、偽プリンスさんの 様なスタンスは本当に良き方向性だと私は感じます。
> 色々なサイトを見ていますが、やはり今でも現役レーサーが多く在籍し、数々の経験を積まれた方々のご意見を伺えるかもしれないのはこのHPだけだと思います。 > これだけ書いておきながらも、虫の良い話かと思いますので、断られたとしても仕方ありませんが、よろしければお力添え頂けませんでしょうか…?
今となってはこういったQ&A方式のサイトってのも廃れてしまいましたね(泣 それでも私で宜しければ、困っている方の力になれればと考えておりますんで 何かあれば遠慮なくどうぞ。 ただ、昔の様に第三者の方々からもアドバイスを頂けるというのはほとんど 無くなってしまいましたが、私が生きている限りはそういう奴は一人は居る、 という事で(笑
…ちなみに自分で言うのも何ですが私はどっちかというとレーサーじゃなく チューナーなんですよね。 なので、別にそこまで秘密にしたい事とかもありませんし、全部ではありませんが 他人様への役に立てそうな事は基本的にオープンにはしていますので。
ただ、実際の作業や加工等を頼まれた場合にはさすがにタダというわけには いきませんが、情報提供オンリーなのであれば虫の良い話などとは思っては いませんのでよろしくです。
ではでは、いつもながら長くなりましたが今回はこれにて失礼をば。 管理人でした〜
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