なべさん毎度でございます〜 っと、何やら致命的な事が露見したみたいですがとりあえずレスをば(汗
> ウエイトも、ローラーが社外で、1個あたり0.2gくらい軽くなってる以外は、ノーマルです。 > だいたい5000回転くらいで変速してると思います。
えーと、いくらノーマルでも5000rpm変速は低すぎますよ。 これが7000rpm程度であるのが大前提で、それで走らないとなればもはや ノーマルとは言えない状態か構成である、と言えますんで…
ちとデンジャラスではありますが、きちんとタコメーターを見ながら加速して チェックされることをお奨めしますよ。 …これってスクーター乗りには必須のテクニックでもあります。
> ポッシュ銀箱が評判いいのは、そのあたりの理由ですかね。 > なるべく出費は押さえたくて、正確な根拠が出るまでは買い控えしていたのですが、買う価値はあるでしょうか?
評価が良い、と言いますか無難だからなんですよね(笑 回転数リミッターだけをカットする、という前提ならば3KJ等の純正で 回転数リミッターの無いモノを加工装着するほうがはるかに性能的には 上なのですが、それを基準とする人なんて少ないだけ、というオチで(略
> ちなみにアプリオ用は弾が少ないのですが、ポッシュとプログレスは違いはありますか?
この2種類はどちらも点火時期は全く同じ、BTDC14°固定なので点火時期には 違いはありませんし、後は社外品らしい「火の弱さ」はどっこいどっこいです。 同一条件で「火が強い」のはキタコパワーレブなので、私ならそれ一択ですよ。
> カウル類を装着しないとセッティングが出ないとの情報があり、全てのカバーを付けて走ったところ・・・ > 凄く調子が良くなりました。 > 日頃からスクーターいじりをしている方なら常識なのかもしれませんが、各所爪や穴が割れてて面倒だったのもあり、裸でテストしていました。 > 下りでは8500rpmを超え、80km/hいきました。
で、これはなんとも面白いオチであった、という感じですが(笑 今まではカウルを付けずに走られていたのですね。
これ、空力ってのは馬鹿に出来ない点が大きくて、普通に最高速アタックを 行う場合でも直立して乗っているのとべた伏せで乗っているのとでは平気で 数km/hの差は出て当たり前なんですが… これは非力な50ccかつ、空力をカウルに頼っているスクーターであるからこそ 出てくる差でして、レースでもあれは無駄に伏せてる訳では無いんですよ。
後、エアクリーナーなんかも、吸気口の位置はある程度走行風が効率よく 投入される位置を考えられているので、回りのカウルが全部無くてかつ 乱流の真っ只中であれば、それは性能向上としてはマイナスにしか ならないんですよね。
余談ですが、JOG系のエアクリーナーってエアシュラウドの左側に開いている 穴を塞ぐ様な形で取り付けられていますが、あれって「エアシュラウド出口からの 冷却風の整流を行っている」といった効果があり、エアクリを取っ払ってしまうと エアシュラウド出口の冷却風が綺麗にシリンダーを「舐めて」いかなくなり、 シリンダー左側のみ焼けがきつくなる、といったウソの様な症状も出たり しますんで…
後は、クランクケースカバーなんかもいっぱいボルトがあって締めるのは 面倒ではありますが、あれはあれでその数があってこそ強度を出しているので 3本とか締めていなかった場合、クランクケース自体がおかしくなっても文句は 全く言えなくなりますんで。
一見、素人目には何もおかしくなくとも、それでもかなりのハイレベルな部分で 全てを設計し、全体のバランスを取っているのがフルノーマルなのであって、 かつそれこそバイクメーカーの技術力である、といった点は大いにあります、と いう事ですね。
ではでは…一応の致命点は改善された様ですが、今後も「やるべきところ」は きちんとして取り組まれる事を願っておりますです。 管理人でした〜
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