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記事No 7658
タイトル Re: 極端さも必要です
投稿日 : 2018/07/26(Thu) 05:27:27
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先
G太郎坊@北海道さん毎度でございます。
さて今日も順番にアドバイスをば。

> オイル比率ガソリン 1リットルに対しオイル33cc入れてます

混合比はそれであれば30:1ですから、まず問題の無い混合比ですね。
薄くしてもオイルの節約程度にしかならないので、30:1で生のオイルを
マフラー出口からドバドバ撒き散らす、という事でなければ無難な
ところですよ。


> OKOキャブ全然セッティングが出なく
> NSRキャブに純正エアクリボックス内径20ミリの穴を7個空けパイプ入れて MJ95番で中速からはセッティング合いましたが純正スロージェット40番でアクセル空け始めから4000回転あたりで燃料濃くかぶるんですが
> SJ40番より下げることってありますか? エアスクリューは調整済です
> ライブキャブのときはSJ40番でキレイに回ってました

開け初めのカブり、という事ですが場合によってはSJは最低の35でも
大きい、と感じる事はありますよ。
こういうのは「下げる事がありますか」と問われてもエンジンの仕様や状態や
程度が全く同一であっても断言は出来ない物なので、濃いと思うのであれば
がくっと「一気に」落としてみるしか対策は存在しませんね。

後、キャブそのものが変更されればジェット穴の規格も違っていたりすることも
あるので、仮にケイヒン同士ならそんな事はありませんが「番手」が同じだからと
いって、「穴の大きさ」が同じとは限らない、といった点もご留意下さい。

そして穴の大きさが同じだとしても、他のキャブ部位の構成が違っていると番手の
数値なんて何の意味も成さなくなりますから、以前はこれだからこうだった、と
いった固定観念は捨てないとキャブセットというのは上手く行きづらいですよ。


後、エアクリーナーですがこれはあまり下手に加工しない方が良いです。
乱流が起こったりすると余計にシビアになりがちなので、やるならフタを全部取って
しまって簡易直キャブにした方がはるかにやりやすいですね。

以前にも記したかと思いますが、エンジン側がまともな構成ならば、エアクリーナーが
ノーマルのままでもまともに走らせられない、という事はありませんのでね。


> もうひとつ質問なんですが ビックキャブ24パイですがなかなかセッティング出ません
> 無負荷にアクセル全開すると9000まで回りますが 回転下がってしまいます MJ115番です
> 直キャブでMJ115より下がることあります?
> NSRキャブはファンネルで115番でした

これもジェット番手自体のどうこう、というのは一概には言えないです。
24φあたりで直キャブ、ケイヒン6角MJの番手なら正直もっと大きくとも良いとは
思えますが、これも150番や90番あたりを両方試してみれば初めて「傾向」というモノが
分かってくるものなんですよ。

無負荷で回って実走行で駄目、というのは基本的にエンジン構成がおかしいか、
あまりにもキャブセットが薄い、といったパターンが多いですが…
前述の様に、スロットルバルブやニードルが薄すぎてもラフなアクセルワークでは
失速気味になる、というのはありますからそのあたりも考慮に含めないと難しいのです。

何せ、まずはMJ番手を「思い切り極端に」上下に振ってみないと駄目で、これは
どんな仕様であろうがキャブセットの基本中の基本であり、以前の番手をどうこうと
考える事は下手に迷うだけ、という点は断言させて頂きますね。

ジェット番手のあれこれを比較し合えるのは、せめてフルノーマルかつエンジン劣化の
少ない車両同士だけ、とも言えますのでね。


では、参考までにどうぞ。
管理人でした。

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