りんだろうさんお久しぶりでございます〜 最近ネタのない管理人です(汗
さてさて、マロッシのボアアップキットを組まれたとの事ですが、調子は 良さそうで何よりですよ。 アルミシリンダーだとメッキ層がある為、ピストンクリアランスがきつい場合には 調整しづらいので私はスチール系の方が好きだったりしますね(汗
そして本題ですが、オイルラインに関してはおっしゃる通りでして、マニへの 直接供給の方が噴霧化を促進しやすい、というのはあると思いますよ。 キャブ自体へのオイルライン導入は、激しく上下運動を行うスロットルバルブの 潤滑といった意味合いもあるので、スロットルバルブがオイルでベタベタに なっているのが本来は正常だったりしますね。
ビッグキャブ装着時には完全分離給油にてマニ側へオイルを通した場合、 スロットルバルブ&キャブ側円筒部の磨耗が激しくなるという事も無い事は 無いですが…これを一発で解決するには分離+混合給油が一番だったり。
なおマニへオイルラインを新設する場合、キャブ側へのメクラ蓋は適当に ホースへ蓋をするよりはニップル内に液体ガスケットを流してやったりして 埋めてしまう方が良いですね。 そこまでシビアになる必要は無いかもしれませんが、心理的になんとなく、 といった感じではあるかなとも(笑
後、前回のトラブルでの多少の補足になりますが… エキパイ装着部のスタッドボルトからの割れ、という事ですがここの部位は 純正でもクランクケースをかわす為に肉厚はかなり薄いですし、重たい ノーマルマフラーを装着している場合、マフラー側の固定部に無理が掛かって いたりすると破断するトラブルは極稀にあったりします。
アルミシリンダーだともっと繊細な注意が必要なところなんですが、マフラー側 取り付けボルトの位置をそれなりに決めた後、エキパイ側はガスケットの厚みを ある程度残す程度で締め付けて終わり、といった具合にマフラー&シリンダーの 位置を調整しておかないと、その取り回しが故に結構無理が掛かる点なので お気をつけ下さいな。
AF18系縦型エンジンは車体側へのマウントやハンガー動作方向の問題もあり、 振動が抑制されないエンジンなので他車種よりはそのあたりはシビアに 扱わないといけなかったりしますね。
特に、ベースガスケットを増やしてかさ上げしたり、社外品シリンダーを用いて シリンダー、と言いますか排気出口のマフラーフランジ部が純正位置とわずかでも 異なっていたりする場合はマフラーがしっくりと装着出来るような修正も必要に なりますので…
ではでは、いつもながら参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
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