記事No |
: 8053 |
タイトル |
: Re: 回答ありがとうございます。DJ-1R後期簡単なインプレ報告 |
投稿日 |
: 2020/01/13(Mon) 02:38:37 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
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G太郎さん毎度でございます。 インプレ、楽しく拝見させて頂きましたよ。 こういうのは直感的な感想が物を言う事も多いので、私も参考になります。
> gダッシュにAF28ZXエンジンをのせかえしたときに > インマニは長さがちがいましたし エアクリーナーボックスもAF28のインマニではGダッシュのエアクリーナーボックスは使えませんでした。
このあたりはあくまで、クランクケースの基本構造がそこそこ同じ、というだけで、 Gダッシュ車体だと負圧で燃料コックを動作させている為、AF28エンジンの場合 Gダッシュのマニホールドを使ってエアクリ等の整合性を取った上で、クランクケース 下部の穴を塞いでマニから負圧を取らないと駄目なんですよね。
もっと突っ込むならば、AF18や25でもマニやエアクリ周りの構造は異なっており、 リヤサス角度や車体側の作りは異なる為、そのあたりの互換性ってのは意外と 無いものですからねえ。
> エンジンはどうせならAF28zxエンジンのせかえ予定です。
そうですね、結果的にはまだクランクシャフトが社外品で入手出来、「大径駆動系」の 仕様であるAF28Dio-ZXが何をやるにも一番便利で汎用性が高い、という事ですし。
そういえばDJ-1Rも後期型であれば細軸クランクの大径駆動系ですが、ファイナルギヤ のみはローギヤなのでここをなんとかすれば特に後の世代の車両とそこまでは数字の 違いは無かったりしますよ。
> 乗車駅ポジションはGダッシュに近く 立ぎみになります
そうなんですよね。あの独特の斜めステップが当時の「スポーティ」さであって、 当時のスクーターは車体が細くてシートも小さいですから、今の時代の様に ハングオンする場合でも太股をシートにべったり、なんて方向性では無かったので、 あの斜めステップを思いっきり足の裏で踏ん張り、尻をシートに極限まで押し付けて 気張りながらライディングするのが当時の定番でした。
…正直、そんなスタイルだと下半身が異常に強靭で無いとまともに乗れないので、 この世代のスクーターでスポーツライディングを経験している世代の方って、かなり 凄いというのが歴史の一つだったりします。 余談ですがDJ1-RRのオプションで存在した、出っ張りタイプのステップ滑り止めは 後世のレースにおいても有用でしたよ。 (私も街乗りGダッシュにくっつけてました)
> 出だしは軽量 プラス 重めのクラッチなのか 出だしはGダッシュ ディオと比べても 一番いいかと思いましたが、 ラフなアクセルワークなら体重移動無しでウィーリします。 3KJに、近い感覚です > そこからフルスロットルしますと40キロあたりまではぶっちぎりで速いですね > しかし40キロから60キロまでの伸びは > Gダッシュ>>3KJ>ディオ>DJ1Rでしたね > 最高速はGPS計測でDJ1Rは純正58キロ ハイスピードプーリー68キロ チャンバーで75キロでした
発進加速は車体が軽量かつ、ローギヤである古い世代の方が気持ちよい、と いうのはありますね。 ただ、おっしゃる通りある程度速度が出てくるとそのローギヤさゆえにどうにも 加速が鈍ってくる、というのは仕方がありませんが。 (とはいっても減速比はAF27と同等です)
しかし今時、この手のエンジンにくっつくチャンバーなんてよく手に入りましたね。 当時物だとすればかなり希少なので、大切に使って行かれると宜しいかとも。
…「打倒JOG・No1」の略称とも言われたDJ-1シリーズですが、実際には 同年代モデルだと2代目縦型エンジンのJOG系がライバルとなりますが、これだと 同程度のチューン同士ではとてもではありませんがまずかなわない、といった 悲しき現実もあった、という。
そして名機となる89年発売の3KJ、90年の3RY、6.8psJOG-Zの相手をするにも 同年代のDJ1-RR、Gダッシュ、AF25Dio-SRではいささか力不足であり、これが AF28や35の世代までずっと続く、どころかさらに差が広がっていくというのも 数奇な運命だなあ、と感じますよ。
> 一番良かったのは、リンク式サス > ロングホイールベースの直進性直進安定性でした
ドラムブレーキではありますが、ボトムリンク式はノーズダイブを抑えて安定性を 出す為の機構なので、コーナーリングにはかなり不向きですがツアラー的要素と しては良いんですよね。
前モデルのDJ-1は8インチだったこともあり、10インチでの安定性も含め、当時の 新車で買った方々はその安定性に驚いたのでは、と私も思いますよ。 なお余談ですが私はその少し後のDio世代なので、さすがにDJ-1Rの新車に乗った 経験は無かったりします。
とまあ、余談が長くなりましたが何かの参考までに。 管理人でした。
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