記事No |
: 640 |
タイトル |
: Re: Youtube更新ありがとうございます |
投稿日 |
: 2013/06/24(Mon) 04:02:09 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com |
金ちゃんさん毎度でございます〜 最近は何気にFS-JOGなんかを触ってしまったばっかりにちょろちょろと メンテとかしてみている管理人でっす(笑
> 大雨だったご様子ですが、大丈夫でしたか?
と、先日の雨はかなりの物でして…一度にこれだけ降ったのは過去にあまり 記憶が無い位でして、予想してなかったLVの雨漏りが何故か街乗りGダッシュを 置いている場所の真上から発生して車輌を急遽退避させた位でしたね(汗 他には湿気との戦いがあった程度で、特にダメージはありませんでしたよ。
しかし4月の地震とか、何が起こるか分からないといった感じをひしひしと受けて いたりもするのですが、この天災とはほぼ無縁なうどん王国では危機感が出て 丁度良いかなと思ったり…
そして今回もYoutube更新ご覧頂けた様で嬉しいですよ。 どうもありがとうございますです。 では早速いつものぐだぐだレスをば(笑
> なるほどヤマハの純正新品クランクシャフトも結構な精度が出ておりますね〜 > そこから更に叩いて精度を詰めるリーダーの技量も凄いです。
ええ、ホンダに比べれば多少は良いかな、というのがヤマハ純正クランクなのですが ホンダでもちょっとは叩く余地があるので、そのまま組むよりは心理的に良くなると いった感じのスタンスですね〜
…おっしゃる通り、クランクの芯出しという作業は結構頭を使う部分もありまして、 何十回叩いてもOKなのであれば時間さえ掛ければなんとかなる事も多いですが 実用性を鑑みるとそうでは無いので難しいところです。 このあたり、別にクランクシャフト芯出し競技会をやっているワケではありませんし(爆
> 私は以前検芯台を自作した時に、手持ちのジャンククランクを検芯して > その後叩いて見ましたが・・・更にブレブレとなり元に戻らなくなりました(笑
あらら…これってどの位芯がズレたのかにもよりますが、10/100程度であれば 頑張れば何とかなりますし、ホンダ系クランクだとシャフトの曲がりさえ無ければ 万力で摘んだりタガネを入れたりする荒療治も必要な事はあったりします(爆
> ライブですとコンプリート販売しかないのでアレですが、スーパーDIO系や > ヤマハ・スズキはパーツ単位での販売をしているので(ライブだけが特殊なのかな)
クランクピンやコンロッドの単体パーツですが、これって昔のAF18系とかだと コンロッドはもちろん、オーバーサイズのクランクピンまで単品で取れたんですよ。
…と言いますか、そんな部分を単品で出していても、「一般的」にコンロッド本体や 大端部のベアリング等の寿命が来る頃になると、シャフト部分もかなり逝って しまっているもの、という事にホンダが気付いただけでは、とも思ったり(笑
正直、大端部のガタがでかいとコンロッドと大端ベアリングを交換したくなる事は ありますが、そこまで逝くともはやクランクシャフトASSYで交換した方がベターだと いうのは私の持論ですしね。
クランク各部の単品交換、これはヤマハとかだと場合によりけりですが、ホンダだけは やらない方がベターでしょうからねえ… なのでこれ、ある意味ではおっしゃる通りライブ系のみが特殊だったりしますね。
> 1度体験しておこうと、プレスでクランクピンを抜いてバラした事がありますが・・・ > 一応組み直しは出来ましたが、やはりブレブレになってしまったので叩きました。 > ・・・がっ案の定、元の中古精度以上に悪化してしまいましたが(爆
なるほど、クランクピン脱着も経験済みでしたか(汗 が、これまたおっしゃる通り、一度クランクピンを抜いてまた入れた場合、通常の 劣化品等の芯出し調整とは比にならない労力が必要なので難しいですね。
検芯台に載せると目視でもぐわんぐわんと振っているのが分かると思いますし、 こればかりは頭で考えつつシバきの経験値を溜めるしかありません(泣
っと、ここで余談なのですが… 先日、クランクピンを抜き換えてコンロッドを交換しているAF18系のクランクシャフトと いう物を芯出し作業したのですが、ネタになりそうなので宜しければどうぞ↓
http://www.youtube.com/watch?v=3Q63bG0ojWg
これはご依頼品ですが、なんとか実用域まで持っていけた、といったブツになりますね。 …私、こういった依頼を受けた場合にはびふぉあ&あふたーを動画にしてご提示するので Youtube内にはこの手の非公開動画が結構収まっていたりしま(以下略
> と言う事で・・・私は無理せず、検芯して3/100程度の精度であればそのまま使うか > 必要に応じては出来る方にお願いする方向性としております。 > 必要性が生じた場合は・・・リーダーお願いします(笑
そうですね、純正新品を扱う場合でも、少なくとも金ちゃんさんの場合は芯の具合を ご自身にて確認されるので大変宜しい事かと思いますよ。
そこからどう攻めるか、は人それぞれなのですが…エンジンをいじくれないクラスの レーサーでもない限り、そこまで異常にシビアになってもクランクケースの当りはずれで 相殺されてしまうなんてよくある事ですからねえ_| ̄|○
あ、クランクシャフト検芯&芯出し修正はいつでも承っておりますのでまた機会が あればよろしくでっす。 一応、シャフト部分が曲がっていない限りは大抵実用域まで戻せますので。
> それから「ファイナルギヤ比の簡易計測法」ですが、これも目から鱗が剥がれ落ちる内容でした。 > 動画になっていると、ビニールテープマーキング等の具体的な手順もあって解り易いですね。 > 「クラッチアウターを回して見る」・・・これに気が付けなかったんですよね〜 > > これまた以前社外の各種ハイギヤを色々と試しましたが、その時はこの簡易計測を知らなかった > と言うか気付けていなかったんですよね。
そしてファイナルギヤの簡易計測&判断法ですが、これはちょっと意外でしたね〜 駆動系変速比の計測にて実回転計測を行われている金ちゃんさんであればすでに お気付きかと思っていたのですが(汗
理屈はほとんど同じ、と言いますか駆動系変速比の実回転計測自体、こっちのギヤ等の 実回転計測からの応用だったりするんですよ。
言葉を返せば、こういったギヤ等の「減速比」の計測法と言いますか理屈に気付かないと、 ベルト&プーリー構成の変速比と言いますか減速比の計測、といったモノにもおそらく 気付けないかな、と私は分析していたりします。
もちろん、こんなのいつものクチで言えばコロンブスの卵なので、知ってしまえばどうという 事はありませんけれどね(笑
> 歯数を数えて理論上のギヤ比を求めておりましたが、この回して見る簡易計測も含めれば > 丁数不整合や噛み合いによる誤差も確認出来て、各種計算に使うギヤ比の精度が上がりますね〜
そうですね、本来はやはり実回転ではなくきちんと歯数を数えるべきであり、それに加えて 実回転でも数値を取ってみる、といった二段構えが最良なんですよ。
変速比計測でも、実回転値とベルトかかり径の割り算の解は単純にベルトの外周径を 測っていたのでは減速比としては絶対に一致しませんし、どちらの方向から見て行っても 結果が同じになる、といった点こそが私の旨とする点である、というのはもはや言うまでも 無いかなとも(笑
なお動画内でも注釈を入れていますが、歯数の確認のみではギヤ形状が同じだとしても かみ合わせの不具合等が出る事もあるので、結局は組んでみての実動確認も必須と 言う点はとっても大切ですしね〜
> もちろん中古エンジンの見極め(ZX・非ZX等の判定)にも役立ちますが。
えっと、私がギヤの実回転計測を一番実用してきたのはココだったりします(爆 ホンダは特に、ですがヤマハ系でもぱっと見で腰下の判別が付かない事もあるので アウターくるくる法は本当に実用的ではある、と今更ながら実感していたりしますね。
> 私もこう言った実りある動画をアップ出来れば良いのですが、それにはまだまだ修行が必要な様です(笑
いえいえ、何かあればまた金ちゃんさんの動画もUPして頂きたいですよ。 便利な世の中ですから、こういうのは私も上手く利用していきたい物ですしね〜
ではでは。 いつもながらになりましたが本日はこの辺りで失礼をば致しますね。 管理人でした〜
|