記事No |
: 6427 |
タイトル |
: Re^15: DIO50RRさんへのレス その8でしたね |
投稿日 |
: 2012/01/18(Wed) 05:01:36 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com |
DIO50RRさん毎度でございまっす〜
さってさて今日もいつもながらのパターンで行きますね。
> > > 100kmほどのツーリングで全開走行多めのプラグの焼けです↓ > > > http://www.fastpic.jp/images/592/4249653058.jpg > > > フィーリング的にはかなり良い感じでしたが、プラグを見ると若干白っぽい感じがするのですがどうでしょうか? > > > > > > そしてそのまま街乗りで100kmほど走った焼け具合ですが↓ > > > http://www.fastpic.jp/images/679/3957161933.jpg > > > カーボンもたまり以前よりグレーっぽくなった感じです
まずはプラグですが、今回はちゃんと見れましたよ。 上の写真は確かに白っぽいですが、やばくてどうしようもない、といったLVでは 無いでしょうね。
プラグを交換してからあまり距離を乗ってないっぽいので断言は出来ませんが 焼け色が付きかねている状態ではちょっと判断しかねます
下の写真はそのままでさらに走ったと言う事ですが、こっちはオイルの焼け色が 付き始めているのが見て取れますね。
上の状態と比べると、全体的にカーボンが堆積してきた事によってちゃんと 焼け色が出てきたとも見受けられますが、もうちょっとオイル分の焼けというか 茶色っぽい部分は濃い目の茶色に焼けてもおかしくはないと思います。
混合仕様ならばオイルの焼けというのはかなり付きやすく判断もしやすく なるのですが、その割にはちょっと分かりづらいといった感じもあります。
これ、さらに現状のままで混合比をちょっとだけ濃くしてやってみれば、 さらなる傾向が掴めるかと思いますよ。 もうちょっとタヌキ色ちっくに焼けが出ればオイル量はその位の方が 良いでしょうし、白い部分が無くなればオイルでの冷却がちょっとは +に働いている、といった判断も出来ますしね。
基本的に、プラグというのはある程度カーボンが堆積しないと焼けと いうのは正確には出ませんし、セッティング時に焼きを入れて調子を 見る為のある程度カーボンが溜まったプラグ、というのもひとつ 持っておくと良いでしょう。
これはピストントップやヘッドにも言えるんですが、オイル分があまりに 無さ過ぎる様な運用状態だと、真っ当な焼けというものがかなり 付きにくくなり、調子の判断も出来なくなってしまったりするんですよね。
ノンスモーク的なオイルや、カーボンは付かない方が良い的なイメージは 2stに対してはあるかと思いますが、最低限度はカーボンって付かないと 何かがおかしいとも言えるんですよね。
> 体感できなくとも少しでも性能にメリットあるのならば是非試したいスタンスなので(笑 > どんどん試していこうと思います〜!
プラグキャップの抵抗値を測るLVであるDIO50RRさんには釈迦に説法かも しれませんが、社外品の適当なプラグキャップというのも抵抗値的には ノーマルを平気で上回っている上にリークが多い、なんてのも平気であるので ご注意下さいな(笑
スクーターの場合はプラグキャップ自体がエンジンスイングと共にこねくり 回されるので、ゴム質のレーサー用途の物が無難だったりしますよ。 全部がプラスチックで出来てる様な物は耐震性の面でもスクーターには 不向きだったりしますね。
…ああいうのはエンジンがスイングせず、なおかつ強制空冷エア漏れ防止の ゴムキャップ等も一切無い普通のエンジンに使う事が前提なので。 ノーマルにしたって全部ゴムで作ってくれよ、と思うのですが何故か改良が されないのが不思議です。
> 純正IGコイルの点火が原因でどうにもならない極限の状態で交換してどうなるかも体感してみたいところですね
ええ、順当にチューンしていっていればいつか純正IGコイルの能力不足には ぶち当たりますよ。 ただし、それなりにしっかりとした作りでないとその症状は出ないと 思いますんで、ある意味それを体感出来たなら自分のやり口とかには それなりに自信を持って良いLVになっている、とも言えますね。
> なるほど〜これは変えて損は無い、寧ろホンダの古い車体なら尚更のようですね〜
そんなもんです。 定期交換部品としても良いですし、ブレーキホースとかではありませんが何年毎に 必ず交換、というスタンスでも上等ですしね。
> よくスクーターにイリジウムプラグは必要ないとか抜かしている方が居ますがこれも体感できないからと言って > 意味のない物ではないのですね
実は私は個人的にはイリジウムが2stに向かない、なんて理屈はかなり 嫌いだったりします(笑 別にフルノーマルで性能も気にせず乗るなら何でも良いでしょうけれども、 そんなに「自分に体感出来ない物」にお金を突っ込むのがイヤなのか?と 思ってしまいますよ… プラグ程度でそんな事言ってたら何も出来ませんからねえ。
常日頃から健康管理とか一切せず、病気にならないと医者に行かない上に つらい目にあってから後悔するのですか?ってのと同じだと私は考えています。
> アクシスの車体はJOG系に比べ強めなのですか〜これは良い事聞きました〜 > そうなってくると必然的にベース車はアクシス90になりますね > 3WF系のエンジンはSS 1/32mileでもベースにしてる方が多いのでパーツもいまだに豊富ですからね〜 > 全体的のバランスも良いですし、なんせリーダーさんも推してるとなればこれは間違いないですね(笑 > 個人的にはヘッドライトを除きデザインは好きなので(笑
私もライト周りは嫌いですがその他はかなり好みだったりしますね(笑 ポジションも悪くありませんし、時代を考えればよく出来た車体だと思います。 ホンダにもこういうのがあればな、と考えた事は一度や二度では無かったり(略
> パーツリストが手元になるので再確認しましたが > 間違えなくSK50M-MR('94)とSK50M-MT('95)のDioとDio XRは22535-GAH-307のクラッチウェイトが採用されていますね〜 > > 装着していたスーパーDio ZX('93)の22535-GAH-307と同じものかと思われますがご確認お願いします↓ > http://www.fastpic.jp/images/358/4885430997.jpg
クラッチシューですが、細かな差異が見られますがこれは同一タイプだと 分析して良いでしょうね。 プレートもGAK刻印だと思いますが、この手で480g程度の重量であれば GAH-307しか無いはずです。
> やはり掛け方が良くないのでしょうかね(汗 > それと測定もノギスでした穴が狭く奥まで入らなかったこともあり正確な数値を読み取れなかったものありますが > 左が削れてしまったクラッチの穴、右が購入した低走行のクラッチです > http://www.fastpic.jp/images/064/5456608945.jpg
えーっとこれは…さすがに現物の写真を拝見したらちょっと意見が 変わってしまいますね。 いくらなんでもこれはスプリング穴が広がりすぎですよ(汗 さすがにここまで変形してるとかなり危ないと思います。
私はここが破損した事はありませんが、ここまでやられていると 使うのはちょっと躊躇しますよ。 さすがにこれだとクラッチイン回転数が多少は変化してもおかしくないと 私は思いますです。
> 自分のやりかたとしては、片方を引っ掛け、フックを使いもう片方を掛けるのですが > あまりにも硬いと最後まで掛ける事ができないのでスプリングの先っちょだけをうまく引っ掛けあとはプラハンで叩く感じやっております > 穴が削られてくると先っちょを掛け憎いこともありますが(汗
これは、片側を引っ掛けた後、もう片方を細い鉄の棒とか先を細く加工した ラジペンとかでテコの原理を利用して入れるのが一番良いでしょう。
棒そのものに入ってない方のスプリングのフック部分を引っ掛け、棒の先端を 穴に入れてそのままスプリングをスライドさせて入れる…んですが文章では 分かりづらいですかね(汗
スプリングフックでクラッチスプリングを引っ張っていたらかなりつらいでしょうし、 ちょっとやり方を考えてみると良いと思います。
> そして外すときはスプリングが掛かっている部分を裏から細めのマイナスドライバーで少し押し上げフックで引っ張る感じですね〜 > 押し上げる時にも穴を削ってしまっているかと(汗
外す時にはさすがにシューをばらした方が良いと思いますよ。 スプリング自体の先端で簡単にシューや穴が削られてしまうので。
> そしてリーダーさんが仰っているシューをプレートを外し、スプリングを予め掛けてから支柱に入れる方法も > 試した事がありますがこれもなかなか難しいですね(汗 > しかし穴やシューを傷つけないとしたらこれが一番良い方法みたいですね(汗
これもケースバイケースでして、あまりにスプリングが短い場合はこれを 行ってもシュー自体が支柱に入らない事もありますし、そうなった場合は シュー自体を内側から広げる様な作業も平行して行わないといけなかったり。
> ちなみにこの方法は初めから3つのスプリングを穴に掛けて徐々に支柱に入れていく感じでしょうか? > それとも1つ掛け支柱に入れてまた1つスプリングを掛けて支柱にかけるといった方法なのでしょうか?
これは3つともスプリングは全部掛けておいてから同時に支柱にシューを 入れるのが基本となりますね。 どうしても入らない場合は2つだけ先に入れておき、後の一つはなんとか 頑張って引っ掛ける、という手法を取れば穴が傷つくのは1つだけで 済むという段取りもありっちゃありですが(笑
これってコツはあるんですが説明するの難しいですね…
> いずれもなかなか支柱に入れることができなかった私ですが(笑 > それとプレートについてるゴムみたいなものはこの方法だと上から押し込む感じですがこのゴムのせいで最後の一押しがなかなかできない時がありますが
ラバーダンパーですね。 これは支柱にシューを入れる方式だと、ゴムのダンパーがうにょってしまって なかなか入らない事もあったりしますが(汗
が、最後の一押しまで行けば相手はゴムなのでシューごと万力で 掴むとかでムリクソ行ってもOKでしょう。 無茶苦茶にズレてはまっていない限りは、収まるべきところにまで 自動的ににゅるっと入るものですよ。ゴムですから(笑
> このゴム一体どんな役割をしているのかわかりませんが、これは外したら不味いものなのでしょうか?
コレはクラッチシューが戻る時のショックの低減を狙っている物だと 私は分析していますね。
が、これって別に無くても、クラッチシューがプレートへがつんと 当たる部分ってありませんし、特に問題は無かったりします。
ホンダ系クラッチシューの場合、シューの支柱が弱いのでそれが 曲がってきてもシューがプレートに直接当たりづらくなる、といった 狙いもあると思いますが、使ってるとどっちみち多少は支柱は曲がって しまうので、結局はあまり気にしても意味が無いでしょうね。
私はこれは取っ払う事もありますし、シュー自体の先端をカットして しまう場合なんかはあっさりと取っ払いますよ。
逆にこれが無い事により、短めのスプリングを使った場合だと クラッチシューがノーマルより「内側」で固定されるので、こっちの方が スプリングにも無理がかからないのでむしろ良いと考えていますね。
> おそらく腰下ツールでカムイでそらえると思いますのでそうしたら例のKNクランクを投入しようと思います〜!
えと、これは重ねてアドバイスしますが一度はいらないパーツで 練習して下さいね。 いきなり本チャンだと失敗したらかなりショックを喰らうので、これは 念には念を入れることをお奨めします。
ではでは。 なんかボリュームが足らない気もしますが本日はこれにて失礼しますね(笑 管理人でした〜
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