Y.Mさん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます〜
おお…高1ですでにこれだけのチューンをされているとは正直びっくりですよ(汗 特にワンオフチャンバーという所に惹かれますね(笑
っと、ご質問の件ですが。 えっと…競技車両のアクセルレスポンス、と言う事ですよね? これ、一概には言えませんが、これはキャブのみではどうにもならない事だったりも する事を覚えておいて下さいませ。
競技車両の回転上昇&下降が速いのは、基本的に「回転慣性」が小さいからなんです。 つまり、クーリングファンの取り外しやインナーローター仕様、充電コイルのカットによる 電磁石抵抗のカット、エンジン内部や駆動系の軽量化による慣性力低下等… 色々な要因が集まって初めてなしえる物かと思います。
しかし、Y.Mさんの様に回転上量&下降の両立が出来ない、というのは少し違う気もしますよ。 これ、ポートタイミングやキャブ口径、排気量のマッチングがあっていないからでは無いかと 推測してみます。
排気量が分からないので何とも言えませんが、PWKの33Φだといくらなんでも大きすぎでは無いでしょうかね? もちろんこのキャブをラフなアクセルワークで使い切れる様なエンジンを作成すれば 問題は無いかと思いますが、普通はある程度のまでなら回転上昇や下降がちぐはぐになる、と 言う事はまず無いかと私は思いますので。
もう一つ、仕様を見る限りかなりのハイチューンの様ですが、クラッチミートはどの様に設定されていますかね? こういったエンジン使用ですと、ちょっとやそっとのミート回転では、キャブセットうんぬんの前に クラッチミート回転の低さによるレスポンスの悪さ、というモノも出てきます。
これは競技車両には絶対的条件と言っても良いのですが、アクセルをレーシングした状態でも 簡単にはタイヤが回らない位の状態で無いと、いくらエンジンパワーを上げてもハイレスポンスは望めません。
…良い機会なので言っておこうと思いますが、実際はノーマルエンジンでも、パワーバンドに対して ミートは低すぎる場合がとても多いんですね。 なので、ちょっとのチューン位ではミート回転をあまり上げない方が多いですが、それは間違いです。
ノーマルエンジンでも、理想的なミート回転というモノを追求していけば、結構な高回転になる物ですから…
っと、話が飛びましたが。 Y.Mさんのおっしゃりたい事は分かりますが、競技車両の様なレスポンスという物は、決して セッティングうんぬんでは無く色々な要素の複合体である、と言う事ですね。 ですので、他の所も色々と見直されると良いかと思います。
ではでは。 不明瞭なところがありましたらご指摘下さいね。 管理人でした〜
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