記事No |
: 3581 |
タイトル |
: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: ジョルノクレアのトルクカム |
投稿日 |
: 2024/05/15(Wed) 10:24:28 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
アミノ式さん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます〜。
うーむ…素Dio系の小径トルクカムの問題ですか… コレ、確かににゃんこさんのおっしゃる通り、上手くバランスを突き詰めれば 90°溝のトルクカムでも谷を誤魔化すことは可能かと思います。 (私もFNのレースでそういった事を試みた時期もありましたし)
しかしやはりこれは、直線溝の物を使用されるのが無難かと思います。 ただゆうさんもおっしゃる様に、DioとZXではドリブンの設計自体が全く別物ですので、 クレアカムはボルトオンでは入りませんね。
確かに「大径」のドリブンを使用すればクレアカムも導入は不可能ではありませんが、 個人的には私はおすすめ出来ません。
「入らない事は無い」ですし、実際に直線溝に近いクレアカムを使うと、変速の谷はかなり 解消されるのは事実です。
しかし駆動系のパーツというモノは「付けば良い」のではありません。 小径のドリブンと大径のドリブンを比べても、ベルトのはまるライン、最大変速時の開き具合、 そして直径等、どれをとっても全くの別物です。
しかも大径のドリブン+トルクカムですと、最大変速時の「開き具合」は小径の物の組み合わせより 幅が狭いので、同じ太さ&長さのベルトをそのまま使用するとベルトが最大まで落ち込まない、 といった可能性もありますよ。
もしそうなった場合、ベルトの長さが適正値ギリギリだと、クランクシャフト破損に繋がる恐れまで 出てこないとは言えないです。
この辺りは色々な要素がからんでくる場所ですので、流用だと色々なところの寸法当を見極め、 「何がどうなるのか」を見極めてからで無いと、「装着できるから」といった安易な流用は ホンダ車の場合絶対におすすめ出来ません。 (大変失礼かとは思いますが、ホンダの駆動系というモノはそんなに甘く無いです)
AF16のおっさんさんは上手く装着出来ている様ですが、ベルトラインがずれていたり 最大変速時にクランクシャフトを引っ張る様な状況にはなっておられませんかね(汗
老婆心ながら、一度色々な所にマジックで線を引いて見るなりして確認をされた方がよろしいかと 思います。
あ、以前のご質問の結果はまたご報告下さいませ。 ごゆっくりどうぞ(汗
最後に… これは私の様な立場の人間だから言える事かもしれませんが、昔はそういった「90°溝の対策」の様な 流用品、社外品等は全く皆無でしたから… ちゃんと加工された社外品を選べるのでしたら、素Dio系の場合こればかりは社外品に頼るべきかと思います。
もしくは自作加工でしょうか… しかしトルクカムの溝角度を変更するのはかなり難しいので、あまりおすすめは出来ませんが(汗
あ、センタースプリング流用は当HPのレースのコーナーの品番表をどうぞ。 …ズーマーのセンタースプリングは新型トルクカム用設計なので入らないと思いますよ。
ではでは…偉そうになってしまいましたが、不明瞭な所があればご指摘下さいね。 管理人でした〜
P・S mendohさんのおっしゃる方法は、「規制後ZX以外の新型クラッチ&ドリブンASSY」を「規制前」の 旧型ドリブンASSY仕様に変更する方法です。 スーパーDioSRではクラッチの軸部分は交換せずとも大径ドリブンユニットの移植は行えますが… タイプによってクラッチシャフト軸の形状がわずかに異なる物もありますので…
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