G太郎さん毎度でございます。 いつぞやの私のGダッシュのメーター動画見て頂けたのですね。 あれはオクムラスポーツマフラーに加え、エンジン自体もそこそこチューンしていると いった状態なので、排気量は50ccですがまあまあの加速になっているかなとも。
発進時からパワーバンドに入れる、というのは下がスカスカなチャンバーに おける定番ともいうべきセットなんですが、こういうのは実際にそういった セットが施された車両に乗ってみたりしないとなかなか体感での感覚は 分かりづらいものなので難しいですね。
> 当方のアプリオは出だし5500で車体動きだしですが > 3kjセンタースプリングから アクシス90センタースプリングに変えると6000rpmで車体が動きだし出だしがよくなります > センタースプリングを固くするのは 抵抗になりあまりしたくないです
そしてこちらですが、センタースプリングを強化するとおっしゃる通りで、 元々が微妙な2速発進だったのであればそれをある程度打ち消すといった 方向性も「副産物として」無い事は無いです。
が、だからといって「発進具合が良いからセンタースプリングを強くする」と なれば、他のところが全て犠牲になる事の方が大きいんですね。
基本、駆動系のセットというものは「発進具合」は最後の最後に単独で 調整するものであり、G太郎さんの場合は弱い方のセンタースプリングを 用いた上で、納得行く加速とレスポンス等をセットした上で、そのままの 状態を維持しつつ、最後にクラッチイン&ミート回転をセットするんですよ。
実際には街乗りセットの場合、発進具合がイマイチだとどうしても セッティング中に納得行かない気持ちになりがちですが、そこは単独で 物を考えた上で「最後に」決め打ちしていくものです。
あくまで、センタースプリングは駆動系に対する「補助」の役割しか無い為、 他にデメリットが出てしまうのではあまり良いセットにはならないので…
言い方を換えれば、「センタースプリングを現状のまま、ボス長調整や クラッチ周りの調整で、発進をパワーバンド領域に近づける」といった セットを行ってみればある意味では色々と勉強になりますよ。
ただ、前述した様に、そこそこ高回転型のスクーターのエンジン特性で あれば、「クラッチイン&ミートがパワーバンド近辺にある」といったセットは 極低速では結構乗りづらいレベルになる、といった方向性にしか 出来ない為、MJの番手ではありませんが一度はオーバーな位にまで やってみてそれを体感するのが一番良いと思いますね。
ではでは参考までにどうぞ。 管理人でした。
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