記事No |
: 6040 |
タイトル |
: Re^5: スーパーDioクランクシャフトベアリングの耐久について |
投稿日 |
: 2011/05/24(Tue) 04:05:56 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com |
7セブンさんお久しぶりでございます〜 と、何か非常に悲しい事態になってしまわれたみたいで…(泣
> 台湾クランクシャフト購入しました。が、インストールがうまくできなく(ベアリングに挿入の際、真直ぐに入っていなかった為。)プーリー側の軸を曲げてしまい 、無念に。(泣
あれから台湾クランシャフトを購入されたのですね。 が、組み込みに失敗されたという事で非常に残念ですよ…
確かに、ケースに入れたベアリングへのクランクシャフトの挿入は 一発目はガイドがある訳でも無いので多少のコツが要るんですよね。
が、シャフトが物理的に曲がってしまうまで「引ける」モノですかね(汗 そこまでいくとインストラポットのナットをかなり強烈に締め込まないと 不可能だと思うのですが、どの位の力でナットを締め上げればクランクが ベアリングに挿入されるか、となれば、これって意外とすんなりと 入る場合が多いんですよ。
腰下作業の場合、基本的に力任せにやらなければ入らない、という工程は 一つも無いです。
台湾系クランクシャフトの場合、ベアリングの入る部分がわずかに 太いものも見た事はありますが、だからといって最初のとっかかりが 入ってしまえば、そこまでギチギチにナットを締めて「引かず」とも 多少きつい位でクランクを挿入する事は出来ましたので…
後、これは基本だと私は考えているのですが、インストラポットの メインのボルト、これにはベアリングを噛ませておけばかなりスムーズに なりますし、ねじ山部分にはグリスを塗っておくのもコツです。
「硬い」と感じた場合、その辺をきちんとしないと本当にクランクが 入っていっていないのか、工具の締め具合が硬いのかの判断が付かなく なってしまいますんで、次回チャレンジにはお気をつけ下さいな。
> あからさまに、目視で見ても、分かるぐらいに見事にいってしまいました。仕方なく、代品でもとのクランクシャフトを再利用しようと思い、破損ベアリングを抜きにかかりましたが、かなりの焼きつきみたいで、どうしても駄目でした。工具のねじまで、曲がってしまいました。(泣
私は曲げるまで失敗した事が無い、と言いますか腰下作業を完全に しくじった経験自体が自分では無いのでなんとも具合が掴めませんが、 過去にベアリングに斜めにクランクを入れて破損させ、なんとか 修理出来ないかというご依頼を頂いた事があるんですよ。
が、さすがに斜めに入ってしまったクランクはベアリングから抜いても もはや元には戻らない位痛む物なので、基本的に再利用は無理だと 考えた方が良いでしょう。
そして、元々のクランクシャフトからベアリングが抜けない、と いう事ですが、そこまで酷く「噛んで」いるのであれば、クランクシャフト 自体の程度もかなり悪いであろうという事が予測出来るので、それは 再利用されない方が宜しいかと思います。
そもそも、クランクベアリングが破損するLVなのであればクランクシャフトも かなり劣化していますからね。
最終的に「作業自体」は出来たとしても、目的はパーツを交換してリフレッシュを する事ですので、ばらして組めればそれでOKではありませんから…
> でも、もう一度チャレンジしようと思います。
ええ、そのチャレンジ精神は応援させて頂きますね。 経験も必要ではありますが、コツ等は私でもアドバイス出来ますので 何かあればまたご質問下さいな。
ではでは。 次回は上手く行く事を祈っておりますです。 管理人でした〜
|