皆さんのアドバイスのおかげで何とかクランクを組む事が出来ました！
感謝感謝です！


・・・さて、クランクはきちんと組めたと思いますが（組み込み後なかなか軽く回ってた）、ここでまた一つ分からない事が出て来ました。


組み付け後、オイルシールを入れたのですが、極端にクランクシャフトの回りが重くなってしまいました・・・。
指先で回すのがきつい位重いです・・・。

潤滑の問題かなと思い、２ストオイルを中に入れて試してみたのですがほとんど変化無しでした・・。

やっぱりこれって・・・やり直しですよね？？

皆さんはクランクのオイルシール入れた後はクランクがどれくらい重くなりましたか？
表現するのが難しいかもしれませんが・・・。
何でもいいのでアドバイスお願いします！

別子ライダーさん、おはようございますです。


お、クランクシャフトは無事組み込めたのですね？
おめでとうございます〜。


で、オイルシールなのですが…
コレ、少々回転が重いのが普通ですよ。

クランク単体で回転させると、全く抵抗無く回らなければいけないのが基本ですが、
そこに少々テンションのかかるシールが入ると、いくぶん回転は重くなるのが「正常」です。

ただ、あまりにもシール付きと無しの重さが違うのでしたら、シールが真っ直ぐ入っていない
可能性も考えられますね(汗

私は基本的に、シールが入っても、指先で回すのが「少々」重い程度です。
あまりにも重いと、クランクシャフトそのものが曲がっていると言う事も可能性として考えますね…


最後に、オイルシールのリップ部分にはシリコングリスを塗られましたか？
これをやらないと、シールが馴染むのにも時間がかかってしまいます。

少々クランクの回転が重いのは時間と共に馴染んでいく物なので、そこまで気にされずとも
良いと思いますが、しばらく乗ってみてからクランクの重さをもう一度確認してみるのも
ベターかと思いますね。
(組んだ直後に全ての性能が100％発揮出来ると言う事はなかなか無いので)


では参考にして下さいね。
管理人でした〜

リーダーさん、レスありがとうございます！

ああ・・・重くなるのが普通なんですね、安心しました。（＾＾；

おかげさまで何とかクランク組めました。とても感謝してます。
もちろんオイルシールのリップ部にはシリコングリスを多めに塗って組み付けましたよ。

慣らしをきちんとして良いエンジンになるように頑張ってみます。
ありがとうございました！

はじめまして、管理人様、皆様。
いつも非常に参考にさせていただいてます。
私は40歳にしてスクーター整備に燃えているおっさんです（笑）。
質問させてください。私はＡＦ25にＡＦ28ＺＸ？のエンジンを積んでいるのですが、ドライブベルトが落ち込まないようで、発進が悪く困っております。かなりハイギヤのような感じで、すぐ60キロまででます。もしかするとクランクだけがノーマルなのかと思っております。そこでバックプレートのあたるクランクの出っ張りからドライブギヤの入る溝の位置までの距離を教えていただけないでしょうか（ノーマルと3ミリ程度違いがあるんですよね？）。その他ＺＸクランクとノーマルクランクの判別方法があればお教え下さい。ドリブンは大駆動系、ギヤは、13Ｔ，41Ｔ。プーリー、バックプレートもＺＸのものがついていました。ボスはＺＸ用より少し短い35ミリのものがついてました。エンジン番号は初期型でＳＲと同じくくりで判別できません。

40のおっさんさん、初めまして。
当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます〜。
当HPを参考にして頂けています様で嬉しいですよ。


さてご質問のクランクの判別方法ですが…28ZXですと、基本的に35〜36mmのプーリーボスが
入っていれば間違い無く「大径・太軸」のエンジンかと思われます。

ランププレート裏の出っ張りが大きいスタンダードエンジンでは、36mmのボスを入れてしまうと
ドライブフェイスがきちんと入る程、クランクシャフトのスプラインが残りませんので。

今バラの28ZXエンジンが見当たらないので憶測ですが…ライブZXであれば「出っ張り」から「スプライン」までの
長さは約34mmといった所です。
スプライン部が約13mmあるので、ベルトを付けず36mmボスを入れれば、ドライブフェイスから
出るスプライン部分は約11mmといった所になりますね。
(変速範囲としてのクランクシャフトの長さは、ライブZXもスーパーZXも大差ないので参考にして下さい)

そして、もしクランクがスタンダードの物であった場合、太いベルトと大径駆動系を組み込んだ状態では
プーリー側は全くベルトが落ち込まず、しゃれにならない変速状態にしないとドライブフェイスが
締めこめないので、「普通」に駆動系パーツが組めているのであればエンジンに関しては
問題無いはずですね。

(33mm前後のボスが入る仕様のクランクシャフトだと、太いベルトなんか入れられた物ではありません)



後、28ZXでボスが35mm強の駆動系構成のタイプですと、最小変速状態のベルト位置では、あまり
ローギヤードにはなっていないのが「正常」ですよ。
28ZXは、最大変速時には、ドリブン側のベルトが落ち込み、プーリー側は結構上まで上がる
構成なのですが、逆に最小変速状態だと、変速幅ギリギリまで短いベルト設計の為、どうしても
プーリー側の落ち込みとドリブン側の「ベルトの上がり具合」は稼げないんです。

スーパーDioZXのボスは誤差で35mm強の物も存在するので、それだと余計に症状は酷くなるかと
思われます。
92年式でそれがあり発進不良が指摘されたのか…93年式ではクラッチが軽い物に変更され、
なおかつドリブンにはG´と同等の物が採用され、短めのボスでも、最大変速状態のドリブン側で
ベルトが引っ張られない様に仕様変更されています。


ですので…36mm程度のボスを使えば変速比での「下」は稼げますね。
しかし今度はベルト長とプーリーの変速幅がギリギリの為、ボスを1mm長くすると最高速が
落ち込むはずです。
これはプーリー比をもう少し大きく取り、ほんの少し長いベルトを入れれば解決し、下から上まで
ワイドな変速比を取る事が出来ますね。

下でも書いていますが、少しのプーリー加工(最大変速幅加工)かTodayプーリー、そして
ライブZXの「GAG」ベルトの組み合わせもかなり良くなりますね。


最後に…
AF28ZXは初期型だと、パワーバンドに対してクラッチミートが低すぎるので、後期のクラッチを
流用するのも手ですね。
(560g→480gになります)


長くなってしまいましたが…不明瞭な所があればご指摘下さいね。
管理人でした〜

はじめまして。

新品のＺＸプーリーボスを組んでキック始動できるか試してみては？

入手したエンジンで駆動ケースカバーを開けられた形跡があれば前オーナーが
何処を弄っているのか怪しいエンジンとなりますので駆動系は全て新品に交換して
下さい。良くあるのがキタコの短いプーリーボスが入っていたりします（付属する
ワッシャの組み方が１００％の確立で間違っています）

初期型のＺＸはエンジン号機を見てもわかりませんのでシュラウドを見て下さいね。
幅広ゴムバンドで左右のシュラウドが分かれないようになっているのが
ＺＸエンジンです。

「ねぎのリーダー」様とても詳しくご説明いただきありがとうございました。
ＺＸエンジンだったようで安心しております。
やはり加速の悪さが気になりますので、

>なおかつドリブンにはG´と同等の物が採用され、短めのボスでも、最大変速状態のドリブン側でベルトが引っ張られない様に仕様変更されています。
　何度か過去にも記載されている通りG´のドリブンはかなり良いのですね。G´のエンジンをＤＪ−１に移植してますので、明日そこからもぎ取ってＤＩＯにつけます（笑）。
　
>少しのプーリー加工(最大変速幅加工)かTodayプーリー、
　ヤフオクでTodayプーリーを購入できれば装着予定。

>ライブZXの「GAG」ベルトの組み合わせもかなり良くなりますね。
　バイク屋に在庫あるようですので明日装着します。

>AF28ZXは初期型だと、パワーバンドに対してクラッチミートが低すぎるので、
後期のクラッチを流用するのも手ですね。(560g→480gになります)
　ホームページを参考にさせていただき現在ライブのスプリングを装着していますが、後期のクラッチにライブのスプリングだとかなりよさそうですね。
　
取りあえず二箇所の改良の結果をご報告いたします。
本当にありがとうございました。

　

はじめましてグッピさん。
ご回答ありがとうございます。
とても参考になります。

>新品のＺＸプーリーボスを組んでキック始動できるか試してみては？
問題なく始動できます。現在は少しでもベルトが食い込むように新品のＺＸプーリーボスを組んでます。ノーマルクランクだと始動ができないのですね。

>入手したエンジンで駆動ケースカバーを開けられた形跡があれば前オーナーが
何処を弄っているのか怪しいエンジンとなりますので駆動系は全て新品に交換して
下さい。
　怪しげなハイスピードプーリーが入ってますので、取りあえずノーマルに戻したいと思います。

>初期型のＺＸはエンジン号機を見てもわかりませんのでシュラウドを見て下さいね。
>幅広ゴムバンドで左右のシュラウドが分かれないようになっているのが
>ＺＸエンジンです。
ありがとうございます。そんな見分け方があるとは知りませんでした。ちゃんとゴムバンドで外れにくくなってます。

たぶんＺＸのエンジンっぽいので安心しています。
Ｇ´のドリブン、ライブのベルトでどの程度変わるかご報告いたします。
あまりの出足の悪さにがっかりですから・・
またご指導お願いいたします。

｢ねぎのリーダー｣様　グッピ様　ご指導ありがとうございました。

ＡＦ28ＺＸをプーリーをノーマルに戻し、
ライブのベルト、Ｇダッシュのドリブン一式に交換しました。
出足が悪い症状は改善されませんでしたので、調べたところ。

何かの加減で後ブレーキが走行中に引きずる様になっており、
それを直し（お恥ずかしいです）、
またジェットが少し薄かったようで
スロー35、メイン80（ライブ前期キャブ、ＡＦ18初期型クリーナー使用）を
それぞれ38、82に直したところかなり調子が良くなりました。
（もともとＺＸはスロー38なのを見落していました。）

まだ出足に少しもたつきますので、
後期型のクラッチを入手してつけたいと思っております。

整備不良が主な原因だったようでお恥ずかしいです。
今後ともご指導よろしくお願い致します。

40のおっさんさん、こんばんはです。


なるほど…ブレーキが引きずっていたとはまたなんとも(汗
それではかなりのロスになっていたと思われますね。

ジェットは言うに及ばず…エアクリやキャブを流用するとかなり色々とシビアになって
来る物ですからね。
このあたりは気の使い方も大事、といった所ですね〜。


出足がもたつくのは…やはりクラッチで解決すべき問題でしょうか。
この辺りの事は…ライトチューンでは、一般的にミートそれほど上げないというのが定説ですが
私はそれは間違いだと思っています。
出来るだけ変速回転に近い所でミートさせてやるのは、スクーターチューンの基本中の基本ですからね。

余談ですが…良く「○○チャンバー装着、WR半分の重量、クラッチは某社強化・パワーバンドは10km/hから」と
言うのが見受けられますが…
基本的にはどんなチューニングでも、0発進からパワーバンドに入っていないとセッティングが
出ているとは言えませんので。
「10km/hからパワーバンド」ではチューニングの意味がありません(笑


後、Dio系には社外かクレアトルクカム＋弱めのセンタースプリングも定番ですね。
これは今の時代、ホンダ車チューンの基本なのでおすすめですよ。
(個人的には社外トルクカムは溝が寝すぎだと思うのでクレアカムがおすすめですが)


おっと長文失礼しました。
ではでは、さらなる進化を目指して頑張って下さいね。
管理人でした〜